|
襲名披露の「封印切」
1月10日(土)、毎日放送(MBS)の、四代目中村鴈治郎襲名・特番に出演しました(年末に大阪茶屋町のスタジオで収録したものです)。スタッフの熱意もあって、なかなか良い番組になったと思います。見た人からも概ね好評をいただきました。
新鴈治郎の叔母にあたる中村玉緒が語り手のような形で進行し、笑福亭鶴瓶など多彩な各界の人々が登場して賑やかな番組になりましたが、ちょっと驚いたのは、綾戸智絵が出てきて、その昔、新鴈治郎の付き人のようなことをしていたと話していたことでした。
大阪役者の名門に生まれ育ちながら、東京育ちのため関西弁を巧く操れないのが新鴈治郎のネックとなっていて、それを本人も意識して大阪にも居を構えたわけですが、以来、少しずつ関西風のイントネーションやアクセントが身に付きつつはあるものの、語頭に力を入れ過ぎるせいなのか、不自然さが抜けきれません(もしかしたら綾戸智絵が大袈裟にデフォルメした関西弁を教えたから・・・?)。
それでも、昼の部の『廓文章』「吉田屋」の藤屋伊左衛門、夜の部の『恋飛脚大和往来』「封印切」の亀屋忠兵衛という、どちらも大阪の色男が新町の廓に遊びに来る役を、それらしく、柔らかく演じてくれました。
ただし、「封印切」で忠兵衛と対決する、丹波屋八右衛門という敵役を、片岡仁左衛門が流暢な大阪弁を駆使して演じるのですが、その台詞の巧さが印象的でした。
仁左衛門といえば、17年前の自身の襲名の折も「封印切」が出て、この時は主役の忠兵衛を演じました。当時、私が雑誌で仁左衛門と対談したものを、次号で公開します。
演じているのは誰でしょう?
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- ブログバトン


