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これは、ユタのカンブリア紀の三葉虫の典型的な形をしている種類、Bolaspidella sp.、自在頬から尾部先まで完璧です。面白いのは、向かって左の体節真ん中あたりが一節なくなっています。そこの切れ端はラウンドしており、周辺の節がそれをカバーするように回り込んでいることから、これはクリーニングの過程でなくなったわけではなく、生存時の怪我(最も考えられるのは「喰われかけた」ことですが)が治癒した跡だと考えられます。喰われたBolaspidellaというのはかなり珍しいですね。9mm、Cambrian, Marjum Formation, Millard County, Utah, USA |
食われた三葉虫
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尾板のすぐ上のセグメントが二枚食われています。断裂面は、丸く治癒しておりこれだけ食いちぎられても生きていたとは驚きです。その後防御体制をとったあと埋まってしまったと考えられます。治癒痕を包み込むように丸まっている面白い化石です。Phacops crassituberculata、Devonian, Silica Shale, Paulding, Ohio, USA |
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向かって右わき腹を食われて、膨れた形で治癒しているように見えます。Ptychoparia striata、Middle Cambria紀、Jince Foramtion, Jince, 42mm |
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お尻の両側を食われたModocia weeksensis、ちゃんと治癒しているように見えます(周辺が丸まっている)、この周辺ではアノマロカリスも見つかっていますし、Weeks Formationには三葉虫を捕食していたと考えられているBeckwithiaという奴もいます。なかなかこの時代も生きるのに大変だったみたいですね^^;、カンブリア紀、Weeks Formation, House Range, Millard County, Utah, USA |




