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畑も休む。

7月も気がつけば後もう少し。大学は来週いっぱいで夏休みに突入。
真夏の沖縄。休まなきゃ体が持たないっす。

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休みが必要なのは、人間だけじゃなく、農地も同じ。

特にハウスの中の土地は屋根がある分、余分な肥料や病原菌などが蓄積しがち。

そこで先週いっぱいでトマト栽培を終了させて、ビニールハウスの天井を撤去。






こうすることで雨や太陽光が直接土に降り注ぎ、洗浄、消毒されるという仕組み。

今朝は低気圧の影響で朝から雨。早速、畑も水を吸ってリフレッシュしております。


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ミニトマトの栽培は別のハウスで継続中。
こちらも徐々に実が熟し、来週には出荷にまでこぎ着けそう。

直売所では出荷すれば即日完売の人気ぶり。
来年、自分で栽培するのが楽しみです。

さて、人生30年ぶりの夏休み。
沖縄でひとり、何をしましょうかね?






スコール

今朝、激しい雨音で目が覚める。
スコールだ。
スコールは5分ほどでやみ、すぐに陽が差してくる。
空では様々な色の雲が美しいグラデーションを作り、それが海面に映り込む。
熱帯沖縄を実感させてくれる朝でした。

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夏至南風

昨日から強い南風が吹いている。「夏至南風(かーちべい)」だ。
文字の通り、この風が吹き出すと、沖縄は夏の気配が強くなる。
それまでのじめじめ、むしむしとした暑さが、がーんと太陽の照りつける暑さに変わるのだ。
日差しの強さから、長い時間、畑にいられない。
体と相談しつつ、なんとか乗り切らねば。
ちなみにベランダのゴーヤーもかーちべいにそよいでおります。

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沖縄農大の日々

前回の日記よりはや二ヶ月。怒濤の農業&学生生活。そのペースに慣れるのに精一杯の毎日。二ヶ月たち、ようやく周囲の様子が見えて来た感じ。
 
農大生活、やっぱ面白い。生徒一人一人がそれぞれの畑(ハウス、路地、果樹園、牛舎)でそれぞれの課題に取り組む。教授陣は少し距離をおいて学生の作業を見守り、ここぞ、という時に的確なアドバイスをくれる。
 
学生は自分で作物を決め、畑を耕し、肥料を入れ、タネを蒔き、育てる。収穫を迎えた作物は近くの農産物直売所で販売。すでに「農大産野菜」はブランド化していて、人気上々。ホント、よく売れるんです。ま、ある部分、安全、丁寧に作られている野菜だけに、美味しいのは保証付きなんですけどね。
 
では、ここで、ここ二ヶ月の私の作業を振り返ってみるとしましょー!
 
4月8日 
入学式。私は野菜課程を選ぶ。農大には他に果樹、花き、畜産の計四学科がある。
 
4月初旬〜中旬 
二年生がすでに去年から収穫を行っているほ場で、収穫のお手伝い。主な作物はトマト、ピーマン、カラーピーマン、ナス、ゴーヤー、インゲン。それに共同で育てている葉野菜(キャベツ、サラダ菜、カラシナなど)の収穫がある。
 
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4月下旬
27日に路地で育てる予定の下仁田ネギとフダンソウをは種。ちなみに農業用語でタネをまくことをは種(播種)、苗を育てることを育苗、育てた苗を畑に植えることを定植、水やりを灌水、畑のことをほ場(圃場)と言います。専門用語使えると、少しかっこいいです(笑)。
 
28日は1月15日は種、同25日定植のスィートコーンを収穫。茹でずに生で食べられる甘い品種(品種名、ドデカコーン優作)で、ゴールデンウィークに農産物直売所、みちの駅なのに出荷。完売したそうです。
 
このころ、様々な作業と同時並行的に、今後私が使わせてもらうことになるパイプハウス内の整備をこつこつと行う。前年学生が植えた作物がハウス内に生き延びていて、ジャングル状態。ナス、タマネギ、ししとうなどが、ほ場のあちこちで、勝手に花を咲かせ、実を付けている。そこで、三人いる同期生の応援のもと、引き続き栽培予定のミニトマト以外は一気に整理(下の写真は整理前)。
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草刈り後、畝の上を小型の耕耘機(ホンダのコマメ)で耕す。コマメって、家庭菜園用というイメージですけど、ハウス内なんかじゃ結構コマメに働いてくれます。
 
ミニトマトもハウス内で暴れ放題だったので、優勢な枝のみ残し、株元を整理。誘引(枝の成長点を目の高さに揃えて上から吊るす作業のこと)を行う。
 
この頃、原因不明の鼻炎に悩まされる。妙なことに、ハウスに入るとくしゃみ、ハナミズが止まらないのだ。しょうがないので近くのジャスコで鼻炎用のクスリを購入。ハウス内に、なんかアレルギーの元があるのかなー?
 
5月6日 
ハウス内に定植予定のアスパラナをセルトレイには種する。アスパラナとは、「中国菜心」と「紅菜苔」をもとに育成された新野菜で、薹(とう)を茹でるとアスパラガスに似た味わいがあることからこういう名前になったとか。
 
5月10日
今後私の主力作物となるミニトマトの苗を育て始める。予定では、20メートルの畝に40センチ間隔で定植。ということは、苗は50株必要。うまく育ってくれるくれることを願い、少し多めに作ったトマトの苗に水をまく。この日、アスパラナ、発芽。
 
5月13日
ハウス内の畝にホウレンソウとシマナ(カラシナ)をは種。こういった葉ものは根が繊細で移植が出来ないので、畑の上に直播きするのだ。一ヶ月で収穫予定。葉ものの場合、農家は年に7〜8回は、収穫するという。
 
5月17日
月曜の朝、大学に来ると、ほ場一面がまるで大きな池のよう。前日大雨が降ったのだ。
【琉球新報電子版】
沖縄本島地方は16日午前、近海に停滞している梅雨前線の影響で各地で非常に強い雨が降り、雨天が続いている。沖縄気象台は午前11時40分現在、本島中部に大雨警報を発令中。
 
パイプハウス内にも地面の下から水が上がってきていて「じゃがじゃが」な状態。同期のアドバイスで地面に数カ所穴を掘る。こうするとその穴に水が集まり、一時的に地面の水がひくのだ。教授の話しでは、農大のほ場は水はけの悪さが欠点とのこと。原因は粘度の高い国頭マージのせい。となると、これはヤンバル共通の問題なのかも。
 
ハウス内限定の鼻炎がなおる。原因は、前任者がハウス内でトマトの誘引に使っていたビニールのひも。私は前にお世話になったトマト園のやり方を踏襲しようと、ビニールひもをすべて撤去し、新しく麻ひもで枝の誘引し直した。その作業中に、一年間直射日光にさらされ、すっかり劣化していたビニールひもから微細なホコリが出て、それが鼻炎の原因になっていたのだ。ひもの交換が終わると、ハウス内限定の鼻炎はぴたりと収まる。よかったよかった。
 
5月20日
雨はやむが、しばらくは路地の畑には足を踏み入れることもできない。そこでハウスでの作業。10日前に芽を出していたアスパラナをセルポットから畑に定植。その後、虫避けと遮光のため、パイプ支柱の上にブルーネットをかぶせたトンネルで畝全体を覆う。5月とはいえ、沖縄の太陽は強烈なのだ。
 
5月21日
小ナスをセルトレイには種。ミニトマトをメインにやろう、と決めてから、なんとなく、「ちっちゃな野菜シリーズぅー」を作ってみようかなーと思ってます。ちっちゃな野菜と言うと、小ナス、二十日大根、芽キャベツ、なんかです。農産物直売所では、目新しい野菜に人気があるそうで、そういったニッチを狙おうかなーなんて、一応考えてます、学生のくせに。はい(汗)。
 
5月22日
前日に続き、今日はセルトレイに食用ほおづきをは種。ほおづき。美味しいんです。甘酸っぱくて、どこか懐かしい感じ。「夏祭り、金魚すくい、蚊取り線香」なんていう味です(笑)。
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5月下旬
ここまで様々に展開してきた作業をこつこつと続ける。朝の灌水、液肥やり。畝にはびこる雑草とり。ミニトマトのわき芽摘み(枝の横から生えて来る芽を小さいうちに摘み取る作業)と誘引。魚のあらを使った有機肥料作り。他にも学生共同で行う様々な作業をこなしてゆく。このころ疲れがピーク。新環境でいろいろと気も使ってきたしね。
 
5月27日
前任者が残して行ったミニトマトを収穫し、初めて直売所に出荷。入れ物は小さなプラスティックの箱。6個入りで120円。相場より相当高いってことは、十分承知の助で出荷。何せこのトマト、糖度9〜12という脅威の甘さを持つフルーツトマト。食べてもらえればきっとファンになってもらえると思っての強気の戦略。でも、売れるかどうか、デージ心配。で、その日の夕方、学校を抜け出し直売所へ偵察に。売り場にならぶミニトマト。あぁ、まだ一個も売れてない。しょんぼり学校に戻る。翌日に「売れましたよ」との報告あり。ほっと一安心。
 
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5月31日
今日もミニトマトを出荷。6〜8個入りを6パック。「少量でもいいから、毎日出し続けること。そうすれば味を気に入ってくるお客さんが現われますよ」との実践的な教授のお言葉。この日は13日には種したカラシナも収穫。やはり沖縄の野菜は病気や虫に強い。短期間にめらめら大きく育ち早くも畝の上は押すな押すなの密集状態だったのだ。250グラムを3パック。まっ、初日は様子見ってことで。
 
6月1日
珍しく晴れ模様の今日、いよいよメインの作物、ミニトマトをガラスハウスの隔離ベッドに定植。隔離ベッドとは、パイプで地面から数十センチ持ち上げられたベッド(まぁベランダの家庭菜園で使うプランターを、横に長―――く伸ばしたヤツです)に栽培用の土を入れ、植物を栽培するシステムのことです。
 
設置された20メートルのベッドに40センチの株間で48株。これが卒業までの私のメインの作物となるだけに、植え付ける手にも力が入る。長く世話したポットの苗は根の張りもよく、元気そのもので頼もしい。早く育てよ、実を付けよ! って感じです(笑)。
 
6月2日
ようやく路地のほ場の整備を始める。畝建て機で土を払い、畝の上はまたまたコマメの出番。耕耘後、畝の上に枯れたワラを敷き詰め、その中にポットで育てていたハンダマを定植。敷いたワラは雑草を抑え、水分を保護し、保温もしてくれるのだ。久々の本格的な畑仕事で大汗をかき、とても気持ちがいい。一目散に家に帰りビール!
 
6月4日
入学して初めての事件。三日前に定植したばかりのミニトマトの苗に灰色カビ病が発生。しかもすごい勢いで広がってゆく模様。すぐに薬で対処するも、梅雨時にはなかなか収まらないとの話しも。大丈夫なのか?ミニトマト!
 
6月5日
休日ながらも、ミニトマトの苗が心配で農大へ。昨日の今日で、はっきりとした違いは分からないが、昨日よりひどくはなっていないような気がする。もう少し様子を見続けるしか無いですね、はい。
 
って感じで今日に至ります。手元のメモを元に書いてみましたが、まぁ、いろいろとやってますなぁってのが実感です。なお、ここで書いたのは畑での実務作業のみで、この他にも、一日平均90分×3コマの授業があり、農業概論、農業機械、作物育種、農薬概論、土壌肥料、パソコンなどなどを学んどります。中間テストもあります。盛りだくさんです。って、ことで、ここまでの備忘記録もかね、書いてみました。

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入学式

昨日が入学式で、今日はオリエンテーション。
いやぁ、覚悟してましたけど、やっぱ周囲のみんなは若い。
18、19の子供たちの中にぽつんと50のオヤジ。
一体この先どうなるのやら(苦笑)。
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