Jumble-Mariの映画レビュー☆Blog

FM茶笛(77.7MHz)『GGJC(ゴーゴージャンブルチャンネル)』パーソナリティMariの映画レビュー専門Blog☆

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竹浪明*『隣室』上映+『のら暦*ねこ休みネコ遊ビ』DVD上映会@WINDS CAFE-TORIA Gallery



一昨日の24日(日)、久しぶりにWINDS CAFEに行きました。なんと1年半くらいご無沙汰していたんだけど、そのブランクを埋めてくれる絶好のチャンスだと思ったのが、竹浪明さんの映画上映会。とても楽しみにしていました。

竹浪明さんは、映画監督、俳人、演出家、写真家、学校の先生・・と様々な肩書きを持ち、日本国内のみならず世界中飛び回って活躍されている方で、ご多忙な日々を過ごされているにも関わらず、私のBlogにも時おり立ち寄ってくださる・・・・本当にマルチでジェントルなアーティストさん・・・です。
※すみません、また変なチャッチコピーつけちゃいました・・・

上映会終了後のパーティで、作品の感想をみんなでディスカッションしたのですが、なにぶん私は、久しぶりのWINDS CAFEということで、はじめからテンション上がっていた???
・・・言葉や表現不足に、自分自身かなり落ち込んで帰ったのですが、私なりの「映画レビューBlog」を仮にもやっている以上、改めてレビューをして、作品の紹介をしたいと思いました。


『隣室』



2005・6年制作   上映時間 27分
監督・脚本・撮影・人形の声・制作:竹浪明
音楽:佃良次郎
出演:小山達也、茅野小百合、西山玄一郎・匠一郎、他

実は、この作品は今回観たのが、2回目。
1回目に観た時・・・というか、まず初見で目を奪われるのは、主人公と思われる男性の横に佇む大きな木彫りの人形。このインパクトがかなりデカイ。(笑)


なんなんだろう???と思っていると、風の音やピアノの調べが頭上を舞い、それにあわせて花が舞ったり、少女が舞う・・・。

”どう物語が進んでいくのだろうか???”と意識しているうちに、主人公の男性と少女の距離がどんどん近づいてくる。男性は少女だけでなく子どもたちとも出会っていて、その子どもたちとも想い出を育んでいく・・・。「隣室」というタイトルであっても、そこには部屋の敷居はない。優しい想いが人を、人と結びつけていく・・・・私たちは全ての人たちの「隣人」なのである・・・・。

27分間の上映で、正直初見で解ったのは、みんなの距離が少しづつ近づいていったことが嬉しかったし、それが救いだったし、温かい気持ちになったこと。今回、久しぶりに2回目に観た時、この温かくなった気持ちが甦ってきたので、最初のシーンから、なぜか、全てが”優しさ”に包まれている・・・という印象になった。そう思うと、出演者がみんな優しさと寂しさを持っていることにも気づいたりした・・。

何よりも、この物語は、どう進んでいくのだろうか?、どういうテーマなのだろうか??・・という表現者の意図を掴むことばかり考えていて、自分がどう感じたか?を考えなくなっていた自分に気づかされた・・・・ことが一番大きかった。

優しさと寂しさの気持ちを持つ人たちは、持っているからこそ、他の人たちの心の痛みや温かい気持ちにも反応するのだろう。人はみんなつながって生きているんだってことを感じさせてくれる作品です。


『のら暦*ねこ休みネコ遊ビ』




2007・8年制作 上映時間82分
監督・脚本・撮影:竹浪 明
音楽:佃良次郎
ソプラノ:中村初惠
ナレーション:鎌田 梢 
出演:野良猫たち

猫好きには、たまらない! 100%ネコ映画。
猫たちの可愛い表情に酔いしれたい・・・・って思いで観たのに、私は涙が出てきちゃって、最初はちょっと辛かったです。
・・・というのも、この作品にはたくさんの野良ネコたちが出てくるのですが、メインとなる子猫兄弟が、キジトラの猫だったもんだから、12年間飼っていたウチのキジトラ猫「トロ」を思い出しちゃいました。全くおんなじ表情するんだよね〜・・・参りました・・(><)

撮影者の温か〜い執念(笑)、姿勢・・・が観ているだけでも伝わるんですけど、なんと言っても出演の猫たちの役者ぶりには驚く。これは偶然ではなくて、ネコと人間のコラボレーションによるDestiny映画です!

またネコを飼いたいなぁ・・・と思っていた私には、心揺さぶられ・・っぱなしでした・・。
ネコを満喫したい時に・・・(笑)是非!!


写真集 『象と大樹と子供たち 〜Over the War,Over the Tsunami,Sri Lanka〜』



著者 竹浪 明
角川学芸出版
 
2006年スリランカで「津波被災復興状況視察団」の映像担当として撮影した写真と文章(英訳付き)

2000年に私はインドに行った事があるんですけど、南インドを海沿いにずっと旅していたので、その途中、スリランカにも寄ってみようかという案も出たんです。船で僅かな時間で行く事が出来たんですけど、結局行かなかったんですね。それは、その当時「スリランカ」という国の内政が不安定だったことがあります。インドだって大きい都市に行けば、警察?軍隊?・・とにかく制服着た人たちがみんな大きな銃を持っていたのが恐かったのに、スリランカは、弾が飛び交っているんだから、わざわざ当たりに行くもんだ、ってインドの人たちに言われたのを思い出しました。

私にしてみれば、その時がスリランカに一番近いところにいたんだな・・・って、今更ながら思い返しました。今、日本にいると、あの時のスリランカのイメージが、すごく遠い想い出になっている・・・。

そんな中、この写真集を観ていると、私には、自分の南インドの旅がフラッシュバックのように甦ってきます。私がインド滞在中、出会った子どもたち、象、大人たち・・・と同じように、あの時スリランカでも子どもたち、象、大人たち・・・が戦火の中、逞しく生きていたんだろうな・・。

その後、スリランカでは、あの大きな津波災害に遭う。象たちは、この異変を予知して、高台へと避難し、難を逃れるが、子どもたち、大人たちは、津波にたくさんの命を飲み込まれていった。。。

いろんなことがあった、今のスリランカが、写っている写真です。それでもこの写真集から感じるのは、子どもたちの逞しい笑顔。その笑顔を見守るように、枝が絡み合う大樹が青々しい。象たちの瞳も穏やかで優しい。私達は復興支援をしてあげる立場なのに、彼らから教わる事のほうが多いかもしれない。何時の日か、またこの地に近いところに、自分も立ってみたいと思います。

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日曜はいらしてくださり、パーティーで嬉しいご感想、また写真集もご購入
そしてこちらに温かく素敵なレビューをありがとうございます!

「コラボレーションによるDestiny映画」、、
『隣室』も『象と大樹と子供たち』も、生きもの、自然とのコラボ。
作品それぞれの温もりを感じとってくださり
人形・動物含め出演者たちも喜んでいることでしょう。
きっとトロも隣にいて、Mariさんの涙に温まっていたんじゃないかな。 削除

2009/5/28(木) 午後 8:52 [ 竹浪 ] 返信する

竹浪さん、ありがとうございます。
そうなんです、トロを呼んじゃったみたいで・・(笑)、2日前の夜、久しぶりに夢に出てきました。いつもと同じように、一声鳴いて挨拶し、私に寄りかかるように座って、身づくろいをはじめました。
元気そうだったんで、何よりでした・・。(笑)

私は今、スリランカの写真集の大樹「大ジャワ・ビンロー」に夢中です。名前教えてくださってありがとうございました!ほんと心が落ち着くというか、見とれています・・。

2009/5/29(金) 午後 2:59 Jumble-Mari 返信する

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はじめまして。

えらくこだわった映画を見つけてこられますね。

お気に入りにさせていただき、あ、是も見たーい。の、指標にさせていただきたく、ちょくちょくお邪魔させていただきます。

よろしくお願いいたします。

2009/5/30(土) 午後 8:22 omocyabako 返信する

omocyabakoさん、お立ち寄り&コメントありがとうございました。
Blog拝見させていただき、ネコ好きとお見受けいたしました。
「ネコ暦*〜」とても心が温かくなる作品です。機会ありましたらご覧になってください。

2009/6/1(月) 午後 4:44 Jumble-Mari 返信する

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