写真に惹かれた少女の国

少しずつ撮った写真&書いた詩などなどを載せていこうと思います。

詩の部屋

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『偽りの空』

雨上がり
見上げると 空
まるで創られた青
まるで偽りの雲

絵の具で塗られた様な
そんな青に僕は戸惑う

それでも見上げる空は
とてつもなく綺麗で
ずっと見ていたいと
願ってしまうほどだった

僕は知らなかった
この世界にも
こんな色が存在すること

あれから僕は
同じ空を見てはいないけど
きっともう一度見れると
何故かそう思った

2008.05.04.

『あの頃のあたし』

大好きだよって言葉
ずっと繰り返してた
あの頃のあたしは
まだ 子どもだったの

迷惑だったよね
あたしの言葉なんか
それすらもわからなかった
あの頃のあたし

君と離れてから気付いたの
ずっと迷惑かけてたって

ずっと好きでいてごめんね
たったそれだけの言葉
あたしには言えない
たとえもう一度どこかで
君と会ったとしても
あたしは臆病者だから

君のこと もう諦めたつもり
それでもどこか
君のこと気にしてる

ずっと好きでいてごめんね
あの頃のあたしは
本当に君が好きだったから

2008.04.29.

『歪んだ場所』

モノクロの路地裏
一筋の光が指し示す場所

曖昧な記憶の中
白と黒の世界だけが
鮮明に思い出せた

いつも同じ場所にいる女性
同じ時間に本を読み出す少年
気付けば其処で眠っている少女

繰り返す 繰り返す

毎日変わらない景色
何故か僕はそれが好きで
気付けば毎日足を運んでいた

繰り返し 繰り返し

僕の生きてきた世界は
曖昧が多くて
その鮮明な記憶は
唯一の“曖昧じゃないもの”

きっと初めて好きになった
たったひとつの場所

2008.04.24.

『Once again』

深い深い闇の中で
聞こえた声は
ずっとずっと遠ざけてた
優しい君の声だった

君はもう
僕を許してはくれないと
そう思ってた
君はいつか僕を忘れるんだと
そう思ってたんだ

怖くて遠ざけてた
僕は怖さから逃げてたんだ
君のこと 考えずに

君の謝る声が聞こえる
君は全然悪くなんかないのに

どうかもう一度だけなんて
今の僕に言えることじゃないけど
今までずっと逃げてたこと
君が許してくれるなら
僕はもう一度君の傍にいたい

「ごめん」の言葉が君に届くように

2008.04.17.

『可笑しな世界』

偽りを知り 偽りを信じ
それを真実とする
それが僕の生きる世界の
たった一つのルール

何もないはずの世界は
とてつもなく鮮やかで
目を閉じても
何一つ変わらなかった

誰もいないはずの世界は
とてつもなく賑やかで
耳をふさいでも
何一つ変わらなかった

それが僕の生きる世界

偽りを真実とする
そんな可笑しな世界から
僕は逃れることは出来ない

それはこの世界で唯一の
本当の真実だった

2008.04.14.

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