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先日、新日本フィルハーモニー交響楽団の第444回定期演奏会に行ってきました。

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)
   組曲「町人貴族」 op.60

      〜休憩〜

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)
   家庭交響曲 op.53


指揮    :上岡 敏之 
ピアノ   :若林 顕(町人貴族のみ)
コンマス  :崔文洙


上岡敏之氏、初登場です♪♪

人見知りらしい(笑)ですが、新日本フィルなら大丈夫でしょう!と思っていました。
予想通り素晴らしい演奏会でした〜!

上岡さんは指揮はもちろんピアニストとしても第一級♪(藝大の指揮科なのに〜〜)
そして、前髪が非常に気になるのですが・・・・・・あの広〜いおでこで全てを吸収しているのでしょうか??
まあ、それは置いておいて・・・・・。
とても素敵な指揮姿&音楽♪♪でございました。幸せ〜〜(*^_^*)


まずは、「町人貴族」。36人の小管弦楽のために書かれた9曲からなる組曲です。

1.第一幕への序曲
2.メヌエット
3.フェンシングの先生
4.仕立て屋の入場と踊り
5.リュリのメヌエット
6.クーラント
7.クレオント登場
8.第二幕への前奏曲(間奏曲)
9.宴会

35人という少人数編成で、とてものびのびと奏でていました。
ピアノの入った管弦楽はあまり聴いたことがないので、とても興味津々でした(^^)
いやー、若林さんのピアノは素晴らしかったです〜。音量、音色共によくコントロールされていて
他の楽器と違和感なく融合していながら存在感もありました。
それぞれの楽器に見せ場があって、改めてみなさん巧いなぁ〜と感心してしまいました。(プロに対して失礼??)
半音階のところは「う〜ん、シュトラウス〜〜♪」と思ってなんだか安心(?)します(笑)
終曲は宴会とあるように、小編成ながら十分な音量で迫力あるフィナーレ!!



休憩をはさんで、「家庭交響曲」です。

巨大な単一楽章の曲ですが、全4部のような形に分けて演奏されました。
面白い曲を更に面白く聴かせてくれました〜。

すごい音作り。微かに聴こえる程度のピアニッシモ(シシモとかシシシモぐらい!)が凄く綺麗〜〜。
音量の調節に関しては、ハーディングさんとやってから更にうまくなったんじゃないでしょうか??
聴いている方も集中してしまいます。でもハーディングさんのような緊張感のある感じではありません。
上岡さん独特?シュトラウス独特?なんでしょうか。
人差し指を当ててにこやかに「しぃ〜〜〜っ」という感じ。
(アルミンク氏のPV・・・じゃなくてPVのアルミンク氏を思い浮かべて下さい、笑)
とてもソフトで心地良い〜〜。
9台のホルンは圧巻!!もちろん僅か〜なキズはありましたが、難しいでしょうに・・・金管素晴らしい〜〜♪
打楽器も完璧でした〜〜♪

この演目は上岡さんの方からの希望だったそうですが、さすが得意なシュトラウス!!
オケも去年「ばらの騎士」全曲をアルミンク指揮:コンサート形式でやっているので、シュトラウスのサウンドというものが何となく掴めてきているのかなぁ?という感じでした。
そこに上岡さんという本場ドイツの香りがプラスされて良い化学反応を起こし、華やかで重厚でありながら、軽快さもあるという素晴らしい演奏が生まれたのかもしれません〜。

最高です。ライブ録音があったら買いたいぐらい!!!

とても気持ち良く振っていらっしゃったように見えたので、オケも上岡さんの音楽性に答えられていたんじゃないかな?と思います。演奏後は多数のブラヴォーと延々と続く拍手に嬉しそうに答えていらっしゃいました!!


来年の定期に登場される予定はないんですよね・・・・・(T_T)
日本人っぽくないんですよ。芳醇な上岡ワールド!!
今後もシュトラウスのオペラ、交響詩をぜひ聴いてみたいものです☆






イメージ 1
4月のコンサートプログラムです。
 
いつも素敵な絵が表紙なのですが、今回はMassimo Listriさんという方の「Chateau Kitchen」という写真でした。
結構分厚く、池田香代子さん(ドイツ文学者)のエッセイなども連載されていて毎回楽しみにしています。
 
トリフォニーでの演奏会は本当にいいです。
たっぷり待ってからの拍手。
咳もほとんどないですし、とても集中して聴けます。
何よりオケへの暖かい愛情を感じますし。
 
それにしても・・・・・。
なんだか偉そうで申し訳ないのですが、新日本フィルは巧くなってますねぇ・・・。
毎回少しずつ上達していくのを感じます。幸せです。(T_T)



さて!来月は待ちに待ったアルミンク氏のワーグナーです。

黄金を湛える ラインの水
光輝く ワルハラの城
神々の終焉は 劫火とともに

2003年9月、アルミンクが音楽監督就任時に語った目標、それは、“日本のオーケストラで『ワーグナーの音』を出せること。
”そのためには『ブラームスの音』を出せることが必須条件、という言葉通り、常にこれを念頭に置いて音作りを丹念に進めてきた新日本フィル&アルミンクが、“音の綾を見事に表現した演奏”と絶賛された2007年の『ローエングリン』からさらに進化したワーグナー・サウンドをお楽しみいただきます。
                                           《 新日本フィルのHPからの抜粋》
 

はい、もちろん楽しみにしています!!(笑)





最後にお知らせです。
 
ネットで楽しむオーケストラ、ハウシルトさんが指揮したベト1が追加されましたので
興味のある方はぜひぜひ聴いて下さいませ♪
http://pc.nikkeibp.co.jp/njp/beethoven_s1.shtml

ちなみに、↑この演奏会の時の記事です。
http://blogs.yahoo.co.jp/kaokao_star_piano/2319248.html
もう半年も経ったんですねぇ。月日が過ぎるのは早いものです。

 

閉じる コメント(16)

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R・シュトラウスは好きな作曲家ですが、地方の演奏会でとりあげることはまずありません。
どこの家庭でも行われる日常の些細な出来事を描写した家庭交響曲の生演奏をいつか聴いてみたいですね。

2009/4/30(木) 午後 7:04 [ ゼント ]

素敵な演奏会だったのですね。上岡敏之さんの指揮は、数年前、N響の第九で拝見しました。とてもメリハリのある指揮をされていた記憶ががありますが、シュトラウスもお得意なのですね。いつか機会がありましたら、聴いてみたいです。(^^)

2009/4/30(木) 午後 9:45 ひろ@音楽的生活

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お邪魔します
前日のサントリーホールに行ってきました。
上岡さん、額が広くなってました^^;それと比例して前髪が立ち上がって、N響との第9の時とは印象が違ってました^^
何年ぶりかで聞く新日フィル、弦は素晴らしいですね!
第2コンサートマスターの西江さんは貴公子ですか!?
クールでかっこいいですね!
チェロの首席の川上さんは夢枕獏さんそっくりですが、ソロはとても素敵でした。
ソロコンサートマスターの崔さんは音色が綺麗で音量も大きいですね

家庭交響曲の第4部のフーガの細やかな弦のアンサンブルは感動致しました。

2009/4/30(木) 午後 10:29 [ - ]

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また珍しい曲で来ましたね。
定期演奏会は毎回色々な曲を幅広く取り上げているのでしょうね。

西江さん。ウチの娘は「どうして行っちゃったの?」と今でも悲しんでいます。
気さくにステージ上から話しかけてくれましたからね、印象に強く残っているのでしょう。
本当に残念です(^^)

2009/5/1(金) 午前 9:35 池ちゃん

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おや、ここにも会員さんがいらっしゃる。なんだか素晴らしいコンサートのようですね。東京のオケだとこんな珍しいプロがあって良いなぁ。羨ましいなぁ。(´・ω・`)

人見知りの指揮者って・・・どんなの???。血を見るのが怖い外科医みたいな感じかなぁ(^o^)

さて、格調高いかおさんの文章によけいなことを口出ししてすみませんが、家庭交響曲となると奥さんのことを思い出しちゃいます。

R・シュトラウスは恐妻家で有名ですが、その妻が目を光らしていたおかげで名作の数々が世に出たと言いますから。内助の功ですねぇ。でも、この素敵な家庭の風景を表現している交響曲を書いている後ろで奥さんが睨んでたと思うとなんか可笑しいなぁ。交恐曲なんちって(^w^)

2009/5/1(金) 午後 4:09 [ Cecilia ]

ゼントさん、今年の東京はシュトラウスイヤーなんじゃないかと思うほど!?偶然にも立て続けに演奏されているようです。
今日もルイジ指揮:ドレスデンがシュトラウスを取り上げているようです。
自身の家庭生活を赤裸々に音楽にするなんて!ちょっぴり恥ずかしいような気もしますが、とてもにぎやかで最後はお父さんの面子を立てて終了!!というところがまた面白いですよね。

2009/5/1(金) 午後 9:01 かおさん

ひろさん、N響の第九をご覧になったんですね。読響にはよく登場されるようですが、新日本フィルは初登場でした。
ドイツのものはやはりお得意なんでしょうか。ブラームスなんかも聴いてみたいような気がします。どんな上岡流の歌い方をしてくれるのかちょっと興味が湧きました(^^)
ひろさんも機会があったら聴いてみて下さい〜。

2009/5/1(金) 午後 9:08 かおさん

岡田さん、サントリーホールはどうでしたか?全3日間の初日ですよね?こちら(2日目)は余裕の感じられる演奏でした。3日目はもっと良くなったんでしょうかね??気になります。
弦、いいですよね〜〜♪木管も普段からいいんですよ〜♪
西江さんは「貴公子(王子)」です(笑)おっかけがいます(^^)
夢枕獏さんって初めて知りました!ブログ見たら、ほんとよく似てますね〜〜(笑)
以前話題に上ったホルンは井出さんですね!
崔さんは動きも大きくて・・・葉加瀬太郎さんを連想してしまいます・・・(いや、似ているのは髪形だけでしょう・・・)。

弦は時々、音楽の神様が降臨しているんじゃないか?!と思うぐらい一糸乱れぬ演奏を聴かせてくれる時があるんです。ピアノ以外全くわからない私でも「ふぉ〜〜」と感心するばかりです。

2009/5/1(金) 午後 9:27 かおさん

池さん、町人貴族と家庭交響曲、なかなかないですよね。確か上岡さん自身?どこかで「渋い演目でしょ?」って言っていた(書いてあった)ような記憶が・・・・。
定期演奏会は私のようなオケ初心者にとっては本当にいいです。値段も安いですし、何より好みに偏らずいろんな作曲家に触れることができています。
これはアルミンク氏が、墨田に西洋文化を根付かせようと計画的にプログラムを練りに練ってくれているからだろうなぁと思います。ありがたいです。
西江さん、こちらでも小ホールで室内楽を頻繁にやっているので、きっと今でも気さくに話をされているかもしれません。子供がもう少し大きくなったら室内楽シリーズも行きたいですね。(西江さん、たま〜に仙台行かれてますよ)

2009/5/1(金) 午後 9:37 かおさん

Juncoさん、珍しいプログラムはアルミンク氏のおかげだと思います〜〜。
血を見るのが怖い外科医に大ウケしてしまいました(笑)

シュトラウスの奥様、どんな恐い奥さんだったんでしょう??(^^ゞ
でも愛していたんでしょうね(^^)
私、「影のない女」とか好きなんですが・・・・・。
家庭交恐曲・・・(^w^) うまいっ!!Juncoさんに座布団二枚!!

2009/5/1(金) 午後 9:53 かおさん

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ふたたびお邪魔します
以前に聞いた小澤さんの方が緊張感と一体感は上でしたが、それは初顔合わせの初日ですから当たり前ですね。
金管が優れたオーケストラの場合「風圧」を感じますがそれは無かったのは残念!
以前話題にさせていただいたホルン奏者は吉永雅人さんで、町人貴族ではトップ、家庭交響曲では5番(前列左)を吹いてましたが、トップの井出さんより音量が大きかったので笑ってしまいました。
吉永さんはクラシックの書庫でアップしていますので、よろしかったらご覧ください。
町人貴族は予習盤のラトル・ベルリンフィルに引けをとらない好演だったと思います。
家庭交響曲のPPPPは凄かったですね!笑

2009/5/1(金) 午後 11:16 [ - ]

リヒャルトイヤーのおかげで珍しい曲が聴けて良かったですね。特に「町人貴族」は、なかなか組曲単位でやられることはないですね。上岡さんは相当リヒァルトを振っていますから、今回新日本フィルとしてもかなりこのサウンドをものにできたでしょうね。
「家庭交響曲」はかつて小澤さんがここで振ったのを聴きましたが今回はどうだったでしょうね。小澤さんの場合、リヒャルトの演奏に共通するのは「横の音」をポイントで合わせること(いわゆるミュンシュ的手法)に腐心しています。
通常のドイツ指揮者はリヒャルトを「縦の音」で合わせようとしているので、そのあたりの妙が面白かったです。
ドイツオケで薫陶を受けるとやはりそのようにされたのではないでしょうか。音の流れがはっきりしているのでうねりを出すという点では合理的かもしれませんけどね。
ずっとリヒャルトの音楽を追っかけていますけど、このサウンドはモーツァルト同様全然飽きません。

11月には「カプリッチョ」という最後のオペラを二期会が日生劇場で3日間やります。素敵なオペラなので時間があれば是非行ってみてください。

2009/5/3(日) 午後 11:38 NCC-1701-T

岡田さん、以前に小澤さんのを聴いていらっしゃるんですね!うらやましいです。
私は金管が凄いオケを生で聴いたことがないので、いつか波に乗っている海外の一流オケを聴きたい!と思っています。「風圧」ですか。たしかに金管の咆哮は経験がないのですよ!体験してみたいです!
吉永さん、確認しました。そうです!この人です!・・・名前と顔を間違えて覚えてはいけませんね(苦笑)。すみません。。。
ラトルは町人貴族を録音しているんですね。ラトルをいまいちという人が多いようですが、私はラトルの明晰さが好きなので、そのCDも聴いてみたいですね(^^)
家庭交響曲のシシシモ!?ホント凄かったですね!

2009/5/5(火) 午後 6:35 かおさん

たかしさん、さすが小澤さんのは全てと言っていいぐらい聴かれているんですね!縦と横ですか!当然のようにそこまで全く気付けなかったですよ・・・。フィナーレに向かって、もう一段盛り上がりが欲しかったところですが、うねりはよく感じられました。
ドイツは縦ですか・・・横の繋がり、ミンシュというとやはりフランス的なものを連想してしまいます。小澤さんのフランスものを集めたCDは大好きでよく聴きますが、次回からその辺りも気をつけて聴いてみたいです(^^)
R.シュトラウス、確かに飽きませんね!本当に多彩なキャラクターが入り乱れて・・・。誕生日が同じというのは運命を感じますよね。また、たかしさんの記事楽しみにしています。
「カプリッチョ」ですね!情報ありがとうございます。

2009/5/5(火) 午後 6:57 かおさん

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みたびおじゃまします
新日フィルの派生元、日フィルのトランペットは意外に鳴りますよ。
もっと意外なところで読響もトランペットの風圧、感じたことあります。
新日フィルでも指揮者によって引き出されることが有るのではないでしょうか?
でも「家庭交響曲」の場合高い音はハイCですからね。
ハイCを大きな音で吹くのは難しいと思いますが、僕のCDのシカゴ響やバイエルン放送響は見事ですので、新日フィルの奏者にも頑張ってほしいですね。
たしかリヒャルトと誕生日が同じたかしさん、お久しぶりです。
コメント、勉強になりました。

2009/5/6(水) 午後 11:05 [ - ]

岡田さん、トランペット確かに!アルミンク氏お得意?のヤナーチェクとかやるとカッコイイですよね。服部さんぐらいしかわからないんですが・・・(汗)
他だと、Tbの箱山さんが大好き(あの見た目も含めて)です(^^)
シカゴ、バイエルンは・・・ふぉ〜〜ですが(←おい)、読響ですか!ぬぬ、それは新日本フィルにも頑張ってもらわねば!!(笑)

たかしさんのコメント勉強になりますよね。
ピアノでも縦、横の音の繋がり、音域の幅、調など注意するところがたくさんあるのですが、オケも同じなんだと気付かせてもらえます。だんだん欲が出てくると、総譜を解析して、しょぼくても自分なりの解釈をしたいなぁという思いも出てきます・・・。「この曲は!」という自分の中のレパートリーを少しずつ増やしていければ聴く楽しみも倍増しそうですね!!

2009/5/7(木) 午前 8:53 かおさん


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