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親愛なる君へ。 このクールで一番面白いドラマは、TV東京の「鈴木先生」♪ 学校が舞台ですが、今までの学校モノとは一味違うの。 他のドラマならセンセーショナルに扱う事柄を、鈴木先生は淡々と生徒に向き合うのです。 いや、昨日の前半の課外授業はあまりに赤裸々すぎて、私はちょっとついていけなかったのですけど、 後半の過去のエピソードには、ドキッとしました。 「現在の教育現場は、手のかからない生徒の心の摩耗によって支えられている」って。 この台詞だけで、うわ、鈴木先生判ってる!!って・・・ 思わず涙、出ちゃいそうになりました。 そのきっかけとなったのは、ある女生徒の卒業後の突然死。 彼女の心情は死後、日々綴られていた日記によって知らされます。 堂々とサボる子、残ってるけどしゃべるだけで何もしない子がいる中、一人黙々と掃除をする彼女は、 いわゆる優等生タイプでした。 残ってた生徒をとりあえず褒めた鈴木先生のことを、『そういうしかないよね』と冷静に見ています。 『真面目でない生徒を先生が許す事情って何だろう? そんなことにショックを受けても、私を気遣って欲しいなんて言えない。 先生は、事情のある子に時間を割かなけりゃいけない。 私は、家ではお父さんもお母さんも気付いてくれるから恵まれている。 だから頑張らなくちゃ。』 『どうして、私は止めちゃわないの・・・? 自分さえ許しちゃえばいいのに、自分は決して許してくれない。』 こんな時は職員室に言いつけに来ていいんだぞ、と鈴木先生はまた間が悪いことを言ってしまいます。 『逃げようとする時に決まって現れると、優しくしてくれる。 私は自分を許せなくなる。』 その日から彼女は日記を書かなくなり、鈴木先生いわく、光り始めるのです。 誰からも許されず、自分で自分を甘やかすことも許せず、諦めの境地に達してしまったから。 彼女のあまりに静かなその叫びが、鈴木先生に当時の過ちを気付かせます。 「現代の学校教育は手のかからない生徒の”心の摩耗”の上に支えられているんだ。 目立った問題を抱える生徒に力を注がざるを得ない。時間も能力も問題児に独占されてる」 そして自分自身の対応が、一層彼女の心を磨耗させてしまった、と。 鈴木先生の生徒への対応が変わるのはこの時からだったのでしょうか。 「中学生時代は、親・教師より、同級生だ。 教師がクラス全員に平等に目をくばることによって、誰一人摩耗することないクラスを作り上げる。 その事によって生徒同士の横の繋がりが深まり活性化し、学校はより深い学びの場となることができる。」 「本当はこの事件後も、未然に気付くということができていないので、何も変わっていないと反省する 日々・・・。」 私は学校の先生に対して、子供の頃からほとんど尊敬も何の期待もしていませんでしたが、 鈴木先生が担任なら、中学生からやり直してもいい、と思ってしまいました。 これって学校だけじゃなくて、職場とか大人の社会も同じかもしれません。 真面目に黙々とこなしている人の、その心の磨耗の上に成り立ってる部分ってあるような気がします。 深いな〜鈴木先生。 最近忙しくて、イチゴ摘みがなかなかできてません〜 |

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よろしくお願いし...


