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このごろ、義母が我が家のほうへよく来ます。
義父がほんとにどうでもいいことで、呼び出しベルを鳴らし続けるので
もう、スイッチを切りっぱなしにして、こちらが都合のいい時や用事があるときだけ、
義父のところにいくことにしたら、今度は、
義母に「(息子か嫁を)呼んで来い!」と命令するらしい。
で、
「いいよ、ほっておけば。
それより、おいしいういろうがあるけど食べる?」
とか誘うと、
「うん、食べる」と言って、一緒にお茶したりする。
こんなの、義母が認知症になる以前には考えられなかったこと。
以前は、義母が我が家のほうに来るのは、お小言を言いたい時だけだったので
私が接触を拒否していたのが大きな理由だけど。
お茶を飲みながら、テレビの番組のことや、猫のこと、エトセトラ
5分おきに同じ質問を繰り返されて、 初めて聞いたように答え続けるのは
苦痛は苦痛だけど、無邪気な感じの義母を見ていると
平和で、いい時間だな、と思う。
私も義母も、若いころは、お互いにヨロイを着てたんだなと思う。
「敵」のままで関係が終わらなくて、本当によかった、と思う。
ヨメシウトメ問題とか、介護とか、「痛いタネ」ではあるんだけど
真珠貝が真珠を生み出すように、それが長い時間をかけて
なにかに少しずつくるまれて、小さいけどきれいなものになるんだな。
なーんて、
鬼嫁の目に真珠の涙?(笑)
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じじばばJournal
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夫の両親とのこと、介護のことなど。
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今日は、義父のための訪問理容(出張カット)に
市内の理髪店の方に来ていただきました。
暑い中、車で2〜30分かかるのに、ありがたいことです。
腰痛がひどくなったり、入院したり、なかなか、
床屋さんに連れて行ける機会がなく、すっかり伸びてた義父の髪。
退院後、落ち着いては来たけれど、1時間も座ってられないので
市内の情報誌の広告で見つけた、訪問理容に予約しました。
今日は朝から義父に3回ぐらい呼ばれて、「床屋は何時だった?」と聞かれました。
よっぽど、楽しみだったんだなぁ。
座敷にビニールシートを広げ、義父を車いすに座らせ
理容師さんには、20分くらいで手早く済ませていただきました。
5分刈りのさっぱりした頭になった義父。
「おとーさん、男前になったね!」と声をかけたら
顔をくしゃくしゃにして、「あはは!」と笑ってた。
よっぽど、うれしかったんだろうなぁ。
待たせて申し訳なかったなー
楽しみも少ないんだから、もうちょっと優しくしなきゃな…
と、じーんとしたのもつかの間
また、どーでもいいことで、大声で騒ぎ出したので
そっこー、もとの鬼嫁に戻りましたとさ。
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夫が体調が悪くなり、偽装入院中?(笑)
下痢がひどく、十二指腸あたりが痛むのだとか。
これまでも、十二指腸潰瘍ができたり治ったりを繰り返していたので
いつものことではあるのですが、胃カメラで検査することに。
で、義父の昼夜を問わないひっきりなしの呼び出しで
私たちもへとへとなので、もう、呼び出しベルのスイッチを切って
ストレスを軽減するようにしました。
訪問診療の主治医の先生も、状態は安定しているし
言い方は悪いけど、ほっておいてもいいと思いますよ
それよりも、自分の体を大事にしないと…というアドバイスをいただいたので。
「○○(夫の名前)は入院中」と書いた紙を義父の部屋に張り、
お世話はこちらの都合のいいときに、様子を見に行くだけにしました。
「呼んでいるのに、なんでちっとも来ないんだ!!」と怒った時は
その貼り紙を見せて、
「お父さんの我がままで、私たちが病気になって死んでもいいの?」と
やり返しますと、ちょっと、しゅんとします(笑)
夫は入院中と言っている手前、ここ2,3日のおむつ変え、食事
着替え、寝返りなど、すべて私がやっていましたら、
はじめのうちは、「悪いね、すまんね、ありがと」などと殊勝な感じでしたが
今日はもう、怒鳴る、文句言うって態度に戻って、私もギブアップ。
夫の偽装入院は3日で終わりましたとさ。
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本日、見学した市内の特養ホームすべてに、
義父の入居申込書を送付。
義父に「施設に申し込んだよ。
これで、お義母さんに毎日叩かれたりしなくてすむよ」と話しましたが
次の日になって、
「施設なんか、死んでも行かん!申し込みを取り消せ!」と怒りだしました。
「おかーさんが嫌だ、家にいたくない、入院したいと言ってたのは誰?」と聞くと
「施設と病院は違う!施設なんかろくなとこじゃない!」
どうやら昔の「養老院」のイメージがあるようです。
そこで、
今はどこも、ホテルのような個室で、テレビや箪笥も持ちこめて
病院のように4人部屋のベッドで一日過ごすのではなく、
リクライニングの車いすで食堂に連れて行ってくれて
10人ぐらいのテーブルで、静かに3度の食事やお茶ができて
食事もその人が食べられるものを出してくれて
お風呂もデイのような大浴場で行列で順番待ちして、というのじゃなく
家のお風呂のような小さな浴室で、一人ずつ介助付きで入れてもらえ
時々はレクもあるみたいだし、喫茶室もあるし、外出もできるし
看護師さんがいつもいるし、週一で往診もあるから具合が悪くなっても安心だし…
と、私がパンフレットを見せながら、見学した内容を話してみると
だんだんと、にっこりした表情になってきました(笑)
それでも、振り上げたこぶしのやり場がなくなったのか
「そんなのは、本当かどうかわからん!」なんて言うので
「私が全部の施設を見学して、部屋もお風呂もこの目で見てきたよ。
介護士さんたちも、みんな若くて礼儀正しい人ばかりだったよ」
「私のほうが住みたいぐらいだよ。
それに、住みたい人が、どこも100人、200人と待ってるから
1年も2年も待たないと入れないんだよ」というと
今度は、
「そんな話、聞いてなかったから知らん!
施設っていう言葉が悪い!」
「いくらかかるんだ?」と聞くので
「15万円くらいだそうだよ」というと
「それだけ取るなら、変な扱いは受けないだろうな」なんて
それまでの怒声から一転、妙に理性的な反応に(笑)
で、突然、全然違う話を始めたので
きっと安心できて、怒りが収まったのでしょう。
いざ、入所となったら、また抵抗されるかもしれませんが
その時はその時。
それより、ほんとに義父が生きている間に入れるかどうか(苦笑)
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特養の料金は、一ヶ月15万円くらいだそうです。
実費もあるし、「加算」というものがよくわからないので
きちんとした計算はできないけれど
介護保険の自己負担分は1割だから、ざっくりと考えて、
一人の介護に、150万円/月ほどかかっているわけです。
その9割が、介護保険(税金)から賄われているわけで。。。
「国民の皆さん、申し訳ない」という気がします。。。
だがしかし。
別の見方をすれば、在宅介護者は、それだけ分の労働を
タダ働きするというわけです。
介護士、看護師、栄養士などのプロがやる介護と同じではないから
施設の3割のケアしかできないとしても、50万円ですよ!
などと考える、がめつい鬼嫁でした〜!
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