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WOWOWをつけたら、「ラスト・タンゴ・イン・パリ」をやっていた。
マーロン・ブランドとマリア・シュナイダーが裸で向かい合って、精神集中するだけで、
感じようとしているところ。
なかなかいいシーンじゃないの。有名なスチール写真のシーンだけど。
場面が変わって、わたしが好きなジャン=ピエール・レオーさんが、マリア・シュナイダーを熱心にかきくどいている。
ジャン=ピエール・レオーさんは、映画を監督しようとしている青年の役。
マリア・シュナイダーとの恋愛をドキュメンタリー映画にしようとしている。
ベルナルド・ベルトルッチ流にリアリティを追求したのでしょう。
マーロン・ブランドは、名前も素性も明かしたくない男。
マリア・シュナイダーは、フツーに相手の素性を知ろうとする女。
後期のベルトルッチには失敗作もあったと思うけど、
これは、なかなか面白い映画だ。
もっと早く見ておけばよかった。
センセーショナルな評判を聞いていたから・・かえって観なかった映画。
だけど、今見るから面白いのかも。
過去を見なければ、感じられる「いま」
【現実】とされるものを信じれば、消えてしまう魔法。
****
名前も素性も知らない間は男に夢中になっていたのに、
男が本気になった途端、ただのエロ中年男と気づくのですね・・。うーん・・。
マーロン・ブランドは、そのまんま、前半は謎めいて危険だが魅力的な男、
後半はあわれな中年男、に見えるわけで、キャスティングが絶妙です。
演技力、ともいいますね。
この映画は最初謎めいたドミニク・サンダでつくろうと思ってたらしいけど、
あまり謎めいていないマリア・シュナイダーの、あっけらかんとした感じがよかったのではないでしょうか。
「真実を知りたい」と無邪気に思う感じが出たし、主役女性の行動の裏を考えなくてすむし。
ベルトルッチ、・・暗殺の森では、女同士でタンゴを踊らせてましたよね・・。
女の一人はドミニク・サンダでしたね・・。
ベルトルッチが描きたかったものは、たいてい、「タンゴ」だったのかもしれませんね・・・。
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こんばんは、はじめまして
確かにこの映画はセンセーショナルな評判が独り歩きした感がありますね
そにせいで観ていないという人も多いようです
私はかなり好きな映画で、繰り返し観ていますが
最後に自分を一生懸命見せようとするマーロン・ブランドの姿に
ものすごく共感を覚えるところがあったりもします
ドミニクサンダでなくって本当に良かったと思いますね
マリアシュナイダーにとっては結果として災難だったのかもしれませんが…
2012/9/14(金) 午後 10:03
ちゃーりーさん、よろしくお願いします♪
今度最初のところを観てみようと思ってます♪
半分だけでも充分面白かったです・・。
ベルトルッチは濃密な人間関係や、リアルな情事を描きたいタイプでしょうから・・成功作でしょうね。
繰り返し見るというお気持ちはわかります・・。私もテレビでやるたびにつけてしまいそうな気がします。構成が絶妙だから、飽きないような気がします。
ちゃんと、意味のある演出になっていて、映画の構成として面白いような気がします。
マリアシュナイダーはこの映画のおかげで、実生活でもセンセーショナルな立場を生きてしまったのでしょうか。
この映画、今のヨーロッパ映画だったら、標準的なセンセーションかもしれませんね。
ヨーロッパ映画は、この映画の成功の痕をたどったのかもしれません。
マーロン・ブランドは、ゴッドファーザーとコレで、スターとしてハクがつきましたね。コレでヨーロッパ映画でもイケル俳優というイメージがついたのですよね??
最後に自分を一生懸命見せようとするマーロン・ブランド・・。
「男と女の話」として、よくできた
2012/9/22(土) 午前 3:22 [ カール(カヲル32) ]
現代の寓話なのではないでしょうか・・。
イタリア旅行したとき、ジャン=ピエール・レオに似た人ふたりに出会いました。
一人目はヴェネチアのカルニバーレに向かう若者グループの一人。
もう一人はボローニャの駅前リストランテの給仕人。
ふたりとも、とっても親切で!!それ以来、ジャン=ピエール・レオが好きになりました(笑)。
こういうことはよくあって・・。
スコットランドで、マイケル・ケインに似たなかなかステキな人に出会ってから、マイケル・ケインも好きになりました(笑)。
2012/9/22(土) 午前 3:28 [ カール(カヲル32) ]
初めまして
「ラストタンゴ・イン・パリ」は学生の頃、映画館で観ました。ラストのチューインガムが暗示的でよかったのを覚えています。ベルトルッチは大好きで、「1900年」はビデオで保存しています。
J・P・レオは今度「家庭」と「逃げ去る恋」で見る予定です。「出発」も見たいところですが。
私もブログをやっていて、時たま他の人のブログを見たりするのですが、あまりたいしたものがなくて諦めていましたが、「1900年」のコラムを見て、これだ、と思いました。 イタリア映画には、撮影監督にも優れた人がいますよね。それから、スーゾ・チェッキ・ダミーコ。
私もイタリアの映画監督には大勢好きな人がいます。
それでは、また続きを読ませていただきます。ついでですが、私もビートルズのファンでした。
2018/1/17(水) 午後 1:30 [ tou*hun* ]