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電車駅の「キオスク」で、「青春小説傑作選。14歳の本棚〜初恋友情編」というものを買って 読みました。 冒頭の、石田衣良の小説が面白かったのですが、 今日はその次の三島由紀夫の「仮面の告白」からの抜粋について書きます。 読んで・・・ちょっとビックリしてしまいました。 これは、三島由紀夫自身の、心情の告白というような小説なんですけど、 青春の最初の性的恍惚時のファンタジーが書いてあって、 だったらしいんですね。 もちろん、そのファンタジーは彼の生活に繰り返し出てきて、 彼が憧れる、たくましい男子生徒の話も出てきます。(たくましい同級生に憧れるところは トーマス・マンや、ヘルマン・ヘッセなどにも通じるところがあるでしょうが・・・。) 三島由紀夫さんにとって、そのファンタジーのみがリアルなもので、人生のそれ以外の部分は、 だんだん、魅力もリアリティもなくなっていったんでしょうね・・・。 人は、誰しも、自分が想い描くものに殉じているのだとは思います・・・。 最後は「一生の間に何を想い浮かべたか」・・・それだけが残るもののような気がします。 なるべく綺麗で、楽しく、愉快で、さわやかで、喜ばしいことを考えて過ごしたいと思います・・・。
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有名人の愛の手紙
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最近、ジョーン・バエズの伝記を読んでいたので、 バエズの母への愛の手紙から、ボブ・ディランと「あつあつ」だった時のものについて、書きます。 もうすぐビートルズに会うと喜んでいるジョーン・・・。23歳のジョーン。 ジョーンは、ディランより前にスターだったのですが、ディランがスターになってきた頃。 「わが世の春」っていう感じでしょうか。 ディランがビートルズにマリファナを教えた時、ジョーンもいっしょだったんでしょうね。 「1964年 夏 親愛なるママへーーー これは、パパには見せないほうがいいと思います。−−−ボビー・ディランが書いたの。 先月のうちに、私たちは、すごく親しくなりました。なんでこんなに楽しいのか、不思議なくらい!! 素晴らしくいい女ジョーニーとボビーは、お風呂に入るのも、何をするのもいっしょ。 それはともかく、私が「今日はママに手紙を書くわ」っていうと、彼は宙に飛び上がって 自分が書くって言い張るんです。私が書いたみたいに見せかけてね。それでサインをする約束まで させられてしまいました。内容はちょっときわどいけどーーーー彼は自分の書いた手紙を読んで、 一時間も笑い転げていました。彼はすごく親切にしてくれます。 素敵なコートとドレスとイヤリングを買ってくれました。いっしょにいてすごく楽しい人です。 私たちは互いの自由を尊重していて、束縛のようなものはいっさいありません。 あるのは心地よさと、笑いとあふれる愛だけ。それに、彼の才能も私にとっては楽しみです。 家にはひとりで帰るつもりです。今回のツアーは、ほとんどボビーといっしょで、楽しいことづくめ だったけど、でも、しばらくの間ひとりに戻って、アイラとの時間を持ちたいのです。 そういえば、デンヴァーでビートルズに会う予定です。私、彼らのことが好きでたまらないの。 ・・・・・・。」
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芥川龍之介、大正7(1918)年1月23日の、塚本文への手紙。 「文ちゃんは、御婚礼の荷物と一しょに忘れずに持って来なければならないものがあります。 それは僕の手紙です。僕も文ちゃんの手紙を一束にして持っています。 あれを二つ一しょにして、何か入れて、何時までも二人で大事にして置きましょう。 だから忘れずに持っていらっしゃい。 何だかこれを書いているのが間だるっこしいような気がしてきました。 早く文ちゃんの顔が見たい。早く文ちゃんの手をとりたい。そう思うと、二週間が眼に見えない 岩の壁のような気がします。 学校の教官室で大ぜい外の先生がいるのですが、小さな声だから、わかりません。それから 小さな声で又「文子」といってみました。文ちゃんを貰ったら、そういって呼ぼうと思っているのです。 今度も誰にも聞えません。隣のワイティングという米国人なぞは、本を読みながら居眠りをしています。 そうしたら、急にもって大きな声で文ちゃんの名を呼んでみたくなりました。 もっともみたくなっただけで実際は呼ばないから大丈夫です。安心していらっしゃい。
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マーティン・スコセッシが撮ったディランの記録映画のDVDを |

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大正5年12月 芥川龍之介は、16歳の文(ふみ)と、縁談契約書をかわします。 文が跡見女学園に就学しているため、その卒業を待って結婚することと書かれています。 芥川龍之介と、塚本文の署名があります。 「縁談契約書」って言ったんですね・・・。
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