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旭川の街は、「旭山動物園がプロジェクトXになる」のポスターにあふれていた。 なんというか、現代の伝説となった感のある旭山動物園である。 多くの展示方法に「行動展示」と称する手法を取り入れているのが、人気の秘密だが、 実は、ブレイクした直接の展示は、アザラシ、ペンギン、ホッキョクグマの水族館手法だ。 こんなこと言うのはなんだけれど、これって、 今まで動物園が、水族館以上に展示に対する努力をしてこなかった、という証明でもある。 さらに、それぞれの展示は、すでに他の水族館で実現されていた展示。つまり、 マスコミも大衆も、今まで水族館や動物園の優れた展示を知らなかった、という証明でもある。 でも、そこで旭山動物園は、最も努力をしていない代表格といえる公立動物園でありながら、 (実際つぶれそうな地方動物園だったのに)大改革を成し遂げたこと。 そして、今までにあった展示方法に、旭山動物園ならではの工夫を取り入れたというところ。 さらになんと言っても、それをやり遂げたのが、園長をはじめとする職員のグループであること。 そんなドラマが、旭山動物園伝説を作り上げたのである。 実は、ボクも努力をしなかった一人であることを痛感している。 十数年も前、ペンギンが海中を飛ぶということに気づきながら(→空飛ぶペンギン)、 それを水槽で見せようと考えなかった。水族館人として、客を無視した怠慢。 こういう反省しなくちゃいけないこと、日本の水族館、動物園にはいっぱいあると思うのですよ。 旭山動物園の成功が刺激となって、日本の動物園、水族館にも新たな努力の波が起きるといいのだけど。
と思っていたら、まるっきり同じ展示方法を真似するという、努力も反省もない現象がすでに・・・。 あぁ、たまらんですな〜。。。 |
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