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へんないきものシリーズで調子に乗って、ついにアレを出そうかな〜!と思っていた極めつけ生き物があったのだけど、やっぱり「アレ」は、みなさんにドン引きされてしまいそうだったので、今日は美しい系ヘンな生き物です。 モンハナシャコ。シャコの仲間では最も美しくかつゴージャスなシャコだとボクは思う。 いや、小型のエビやカニには、いろんな美しいのがいるけれど、サイケな美しさとか派手な美しさというのであれば、甲殻類全般に広げても、モンハナシャコがきっと一番ゴージャスだろう。 しかしまた、なんでこんなにまで美しさを強調する意味があるのでしょうね。 どこかしら、映画用に作られた戦国武将の、豪華絢爛武者姿ではありませぬか。 家来「殿!ここには矢が飛んでござります。大切な鎧に傷がついては一大事。ささこちらへ!」 殿「余の命より鎧の心配かよ!」 家来「さればその鎧、家宝にござりますれば・・・・」 殿「だから、余が死ねば家宝もなんもないっつーの!」」 と、戦場での会話が聞こえてきそうな。。。 さらに、お顔の方も、猫目石のように無機質ぽく光る目をギョロギョロさせて、羽根飾りのような触角をひらひらさせている。体も10センチくらいはあるから、とにかく目立つことこの上ない。 ところが、こんなに目立っているくせに、サンゴ礁の穴蔵に隠れてジッと外を警戒している。 水族館でも、堂々と白日の下に出てくることはほとんどない。 ホントにいったいこの派手な美しさには、なんの意味があるのか、ボクにはとっても不思議なのである。 ところでシャコは、エビやカニのようにハサミを武器にしているのではなく、強力な腕による肘鉄が武器だ。 近くにカニがやってきたりすると、パチンッ!という音をたてて肘鉄を繰り出し仕留めてしまう。 それはとても強烈な一撃で、飼育係の爪が割れたり、時には水槽が割れたりもする。 美しくもシャイでタフで、お殿様ゴッコまでしちゃう(これはしないけどw)、実にヘンな生き物なのである。
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モンハナシャコ綺麗ですよね!私は以前、ハナシャコを獲ったことありますが、ハナシャコも色のグラデーションが物凄く綺麗でした。
2006/11/21(火) 午前 11:22 [ ノリ ]
尾がピカピカの蛍光色を思わせるような色合いなのに、胴のグリーンが落ち着いていて、更に目玉のショッキングピンクと眼窩のブルーと髭のオレンジ。その色彩を穴の中に隠すなんて、本当に理解ができませんね。それにしても、この後ろ姿の美しさといったら・・・。水中の生物は我々哺乳類の想像の次元を超えていますね。
2006/11/21(火) 午後 10:38
すばらしい写真をありがとうございます。モンハナシャコ、数々この美さから、写真をみかける事あれど、後姿のしかもこんなゴージャズな姿の写真ははじめてです。動物モノ作りしてて、後姿の写真ほど、嬉しいものはない!ってくらいです。シャコパンチの威力、以前テレビで拝見しました。確かにガラスを割ってました。
2006/11/22(水) 午前 2:08 [ ばった ]
norikusaさん<ハナシャコもきれいですね。いや、シャコってみんな、よく見るとすごくきれいじゃないですか。特に眼がすごい!どれも金属系光沢があって、宇宙人っぽいですよね。
2006/11/22(水) 午前 9:55
眼とろんさん<これだけの色を使いながら、それでも美しくバランスをとったコーディネイトって、よほどのファッションデザイナーでないとなかなかできません。ヒトの美的感性は、自然の中から培われたものだと思うのだけど、やっぱりホモアクエリアスの時代があって、ボクらの祖先は水中で彼らを見ていた時期があるのではないかと思うのですよ。
2006/11/22(水) 午前 10:02
ばったさん<後ろ姿でインパクトを与える生き物というと、陸上ではスカンクとか、ばったさんの好きなサルとか?そういやクジャクの後ろ姿って見たことないなあ。noriamakusaさんのお話しにあったハナシャコの後ろ姿も、淡い色がとてもきれいですね。
2006/11/22(水) 午前 10:07
ぱっと見、中国の獅子舞を連想してしまいました。極彩色豊かですね〜。昔の中国の賢人は海の底の竜宮城へ行った事があるのでしょうか?人間の色彩感覚を超越しているような恐ろしい程の美しさですね。
2006/11/25(土) 午前 11:01
中国の獅子舞、確かにそうですね。中国の歌舞伎みたいなの京劇でしたっけ?もそうだし、龍だとか朱雀だとか、中国の色彩には確かに海の生き物たちの感覚が息づいています。土地も広大だけれど、海岸線も長くて南の方にまで延びているし、日本と同じく海の幸もよく食べる文化だからかもしれません。
2006/11/26(日) 午前 1:17