ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2019年2月24日(日)の開催。前売り発売は1/24です

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黄色い魚

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今、ちょっとした新しい仕事にとりかかっていて、写真の整理をしているのだけれど、これがボクにはとても苦痛です。
なんせ、魚類や無脊椎動物の名前を、ちゃんと知らないのだもの。
・・・なんて言うと、ホントにダメな水族館人であることを暴露してしまっているようだけど、こればっかりはしょうがない。

それにボクはもう知っているのだ。なけなしの記憶力を使って「イイクニつくろう鎌倉幕府」とか必死に覚えたことが、その後のボクの人生になんの役にも立たなかったことを。
魚の名前を全部覚えたとしても、ボクの水族館仕事にはほとんど役には立たない。
そもそも、水族館の仕事をしている限りは、一目見れば種名が分かるという飼育係が必ずそばにいるのだしね。

しかしだ、ボクのような素人にとって、図鑑の調べにくさといったらどうだろう。
サメの仲間とかフグの仲間なんて、カテゴリがはっきりしている場合には、まだいいけれど、たいていの生き物の場合は、どこに分類されているかさえ分からない。

もし、種名の一部を覚えていたとしても、総索引などまったく意味がない。
覚えている一部分というのは、たいていの場合種名の後ろの方なのだ。たとえば、×××イシモチとか、××ベラとかね。
ところが、イシモチという魚も、ベラという魚もいないわけ。
つまり後方だけ覚えていても、目指す種名の近くにさえもたどり着けないということ。

しょうがないので、近そうな種類の種名をなんとか思い出して索引し、その近くで調べるか、分厚い図鑑をパラパラめくりながら、なんとなく似ている連中が集まっている場所を端から見ていくことになる。
しかし、これがまた、「進化の収斂」によって、まるで別の種類であっても、けっこう似たようなグループがいっぱいあるのね。
いやあ、たいへんたいへん。

さて、これが一般の人たちだったらどうだろう。
一般の人というのは、ボク以上にもっと生き物の分類も種名も知らないのである。
これはもう最悪の状況だ。
でも、そんな最悪の状況にあるところこそが、ボクの仕事になる場所でもある。
一般の人がストレス無く、目指す生き物にたどり着くシステムを作る!
面白い!やったろやんけー!と、ちょっと闘志を燃やしながら、今取り組んでいるところだ。

で、その答えの一つが、今回の写真。
例えば、水族館で見た魚がとても気にいり、後で名前を知りたくなったとする。その時に、分類学など学んでいない人が、ボクに種名を尋ねようとした時には、どう尋ねるだろう?
おそらくこうだ。
「ほら、サンゴ礁の大きな水槽にいた、黄色くって一番かわいい魚。あれなんて名前?」
可愛いの基準までは共有できないけれど、サンゴ礁と黄色という情報は共有できる。
それで、黄色いサンゴ礁の水槽にいそうな黄色いこの子たちを見せればいいというわけだ。

そんなワケで、今ボクは、自然科学の分類学を無視した、一般の人向けの新しい種名同定の分類方法を開発中なのである。
しかし、その前にまず、写真の全てを分類しなくてはならない。う〜ん、厳しいな〜。。。

●photo01:スミレナガハナダイ(メス)(サンシャイン国際水族館)
この魚、オスが宝石細工みたいにきれいだけど、メスの黄色もなんともいえず愛らしい。
●photo02:コガネキュウセン(浅虫水族館)
小さな黒点が、なかなかおしゃれだと思う。
●photo03:キイロサンゴハゼ(京急油壺マリンパーク)
もっと山吹色みたいなのをよくみかけるけれど、この子はマジでいい発色の黄色です。
●photo04:キイロハギ(和歌山県立自然博物館)
たくさんいると、黄色の屏風みたいですごい存在感があるのだけど・・・。

それにしても、みなさん、よくこんなにきれいな黄色を極めたものだと、感心しちゃいます。

※あっ、そう言えば、昨日メルマガ届きました?
 メルマガサイトでは発信されたこととになっているのに、ボクには届いていないのだよな〜。

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黄色い魚といえば、ミジンベニハゼがいます。私のお気に入りの魚です。稀に空き缶の中に入ってるのを見かけますが、緑色の目と黄色の魚体が凄くきれいです。

2007/2/1(木) 午前 8:13 shh*w63*

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きれいだなあ…黄色…特に濃い黄色ってばったの一番好きな色です。 ばったも魚介類の名前って…覚える努力はなから諦めてます〜。 昆虫も同じ理由で…はてしなく種類多すぎですもんね〜。

2007/2/1(木) 午前 11:35 [ ばった ]

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ミジンベニハゼ、ボクは図鑑でしかお目にかかったことないです。水族館には、それぞれいろんな魚類がいるようで、実は、わりあり限られた種類で構成されているのですね。特に、こういった小さい系の美しい魚類は、ペットショップのルートとかから入ってくるので、あまり独自性を出せません。

2007/2/2(金) 午前 3:08 kapaguy

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黄色の濃い色、橙色とか言うけれど、最近あまり使わなくなっちゃったですね〜。でも、ボクもけっこう好きな色です。橙色の他にも、藍色とか、貝紫とか、朱色とか・・・、日本らしい色の言葉が絶滅危惧種になっているのがちょっと悲しい。ところで、昆虫の名前は、ホント難しい上に、どこがどう違うのかも分かりにくい。まあこれも別に知っていなければならないというわけでもないしねーw。それよりも、色の呼び名を忘れないようにしたいものです。

2007/2/2(金) 午前 3:14 kapaguy


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