ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2018年2月18日(日)の開催。前売り発売は1/18です

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ウロコが鏡面のようになっていてキラキラ光る魚、色が派手なわけでもないけど、水槽ではひときわキレイですね。でもそれを写真で表現するのは、すっごく難しい。
それでカンチョは彼らに敬意を込めてヒカリモノと呼んでます。
今回は、マリンピア日本海にて、そんなヒカリモノの撮り方です。

ヒカリモノの魚をそのまま撮ると、絵の具で銀色を作ったみたいな雰囲気になる。
かといってストロボを当てれば、一箇所だけがビカー☆!と光り、魚の大部分と周りが真っ暗になってしまう。

それで、露出を水槽の明るさに合わせて、軽〜くシンクロ発光。
ターポン
※16mm F5.0 1/8秒 絞り優先 ISO400 強制発光 (レンズ:SIGMA16mm/2.8)
イメージ 1

目指したのは、絵画集まで持ってる空山基さんのロボットイラスト。
写真でイラストを目指すというのもヘンだけど、そんくらい空山基さんのイラストはリアルなメタリックです。

マリンピア日本海は、新潟市がテキサス州のガルベストン市と姉妹都市だとかで、メキシコ湾のけっこう巨大魚たちの水槽があり、その中で最も格好イイのがこのターポン。1m以上ある!
釣り吉さんたちには、世界的に有名な魚で、別名「シルバーキング」と呼ばれたりするのだとか。
銀色王だから、とにかくウロコの銀光はスゴイのだ。
まるで、白金で作られたみたいに美しい巨魚です。


同じ方法で、こちらはイトヒキアジ
※24mm F4.0 1/30秒 シャッタースピード優先 ISO400 強制発光(レンズ:SIGMA18-50mm/2.8)
イメージ 2

イトヒキアジのいかにも鏡面みたいな肌が、キレイに浮かび上がった。
期待してなかったのだけど、一応、銀と金の縞模様もうっすら浮かび上がってる。
ターポンと違って、こっちはシャッタースピード優先にしたのは理由がある。
あんまり遅いシャッタースピードになると、イトヒキアジの一番の特徴の糸が、ブレてモヤモヤになるような気がしたからだ。それでスローシンクロにギリギリと思われるスピードに固定した。(例によって気がしただけで、写真理論的に当たってるのかどうかは不明w)

ところで、イトヒキアジはなぜ糸を引いているのか?
捕食者に対して、体を大きく見せるためだと思われがちなのだけど、最近では、毒のあるクラゲに擬態していると考えられている。
そういや、猛毒クラゲは触手が長いのが多いし、イトヒキアジの鏡面は周りの色を写して、透明なクラゲに近い雰囲気になるのかもしれない。

それで最後に、マリンピア日本海でのヒカリモノ狙いの中で、カンチョ的に改心の一枚。
『海色を映したイトヒキアジ』
※18mm F4.5 1/30秒 シャッタースピード優先 ISO400 強制発光(レンズ:SIGMA18-50mm/2.8)
イメージ 3

本当の海中では、あんまり銀色には見えずに海色になるのね。つまりそれがクラゲみたいってこと。
実を言えば、そういう効果まで狙って撮ったわけではないのだけれど、なんでか偶然に青色も写っていたw。水槽照明が青系だったせいだろう。

とりあえず、水面からの光のぐにゃり感と、光ってないバックのイトヒキアジたちとのバランスだけは、このアングルで狙ってみたのだけど、そいつはけっこう気に入ってる。

ところで、イトヒキアジの糸は、幼魚のうちは体の何倍もあって、このイトヒキアジよりも長い。ますます猛毒クラゲっぽいというわけ。
成長に伴って糸は短くなり、これよりさらに成長すると、糸はほとんどなくなり、鏡みたいな輝きも黒ずんでくる。
そうなったら、水族館ではあんまり目を引かないというか、けっこう邪魔になる魚だ。そのせいで、イトヒキアジってあんまり展示されてなかったりする。
う〜ん、ちょっと可哀想ですね。
そんなわけで、キレイなイトヒキアジを見つけたら、ぜひキレイに撮ってあげて下さい。


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コンパクトデジカメの撮影方法はコチラ↓ 
LUMIX中村元の「水族館上手に撮影講座」 http://contents.npshop.jp/omomuki/

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●カンチョの最新インタビュー記事→[http://www.magsook.jp/mokuji/nagisa/
小学館SOOK『渚でくらす』]
●カンチョ今年の最新著→『恋人はイルカ〜ドルフィントレーナーにあこがれて〜』

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SALUSAさん、思いっきりお久しぶり!お元気なようでなによりです。
イトヒキアジ撮影に20分もかけるとは、いかにもSALUSAさんらしいですねw。
油壺のショーは愛がある……。なるほど今は「愛」がテーマなんですね。確かに油壺のショーにはしっかりとしたテーマがあって、それを表現する力もあると思います。
イルカショーというよりも、劇団にイルカやアシカもいるよ〜という感じですね。

2008/5/26(月) 午前 0:04 kapaguy 返信する

コリドラスくん、そうそう、ターポンはビッグファイトの獲物らしいよ。体つきや顔からしてすでに強そうだけど、それが2mとかになるんやもんね。

》ターポンもイトヒキアジもまさに魚って感じの魚ですね!w
この銀色を魚らしいと思うのが、いかにも日本人的でよろしい!
ボクはカツオの刺身は絶対に皮付き派!

2008/5/26(月) 午前 0:11 kapaguy 返信する

キヨウさん、近ごろキヨウさんが、流し撮りを修得し始めたのを知り、ボクはさらに流し撮りのスローシンクロで対抗してるワケですw。
名古屋港ではぜったいに出来ない技やからねw。

ただ、名古屋港のマイワシトルネードはストロボ禁止じゃなくても、この方法はかなり厳しいです。広すぎるし奥行きがありすぎるから、ストロボが届く限界を超えてる。
なかなか奥が深いスローシンクロです。

2008/5/26(月) 午前 0:17 kapaguy 返信する

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え〜〜、あじがこんな風に映るんだ〜、というか、海の中では
こうなって泳いでるのかなぁ、イトヒキ、、でもアジはアジだよねって、私の中のアジのイメージと闘ってます・0・。
カンチョさんの腕前もさすがやけど、アジもすごいなぁ。。ポチン

2008/5/26(月) 午前 5:23 maru 返信する

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キヨウです。
時々「ぽちっ」という言葉が何なんだろうと気になってましたが、そういう事でしたか(傑作ボタン)
私もオークション用にIDだけは持ってますので、初ポチします。

2008/5/26(月) 午前 9:16 [ - ] 返信する

イトヒキアジ・・・すでに開きになってるようなアジですね^^;
しかも銀ギラ銀!!う〜ん…まるで女性の生涯を描いているような御魚なんですね☆魚にも老人ホームがあれば…

写真もスンバらしい!!確かに、クラゲっぽいですが…
イトヒキアジはどこでその情報をゲットできたのか、謎です☆笑

ターポン、名前がかわいい!!なんとなく、あんこうのエスカーばりに気に入ってます^^
しかも大きいから、更にターポンという名前にギャップが生まれますね^^

2008/5/26(月) 午後 2:54 ミーサン 返信する

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あ、ポチすんの忘れてました^^v

2008/5/26(月) 午後 2:57 ミーサン 返信する

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しょっつる味のペペロンチーノ!?やってることが、相変わらず斬新です(゜o゜)

ギラリ・タチウオですか〜。次回トライしてみますね(*^^)v
ストロボ無しで、どこまで撮れるか・・・。絞りと露出と照明の角度の調整で頑張ります。
でも海遊館のタチウオはそろそろ限界みたいです(>_<)
刃こぼれが・・・。

2008/5/26(月) 午後 11:47 [ べる〜が ] 返信する

キヨウさん、初ポチありがとう!☆"
しかも、わざわざyahooにログインしてくれて…。

なんだか今日は、ポチがたまって嬉しいな〜〜〜w

2008/5/26(月) 午後 11:54 kapaguy 返信する

あ、maruさん!順番間違えた。
アジって、一般人的には干物のアジとかタタキのアジとかの大きさが当たり前なんやけど、アジ科の魚って、けっこうバリエーション豊かです。
シマアジなんか1mくらいになるし、南の方のロウニンアジとかは1.5mくらいになって、ウソみたいに巨大。
あ、そうそう、ブリ(ハマチ)もアジ科やったと思うよ。
ポチ、おおきんな。(このところ次々嬉野弁を思い出してる…w)

2008/5/27(火) 午前 0:06 kapaguy 返信する

みーさん
》イトヒキアジ・・・すでに開きになってるようなアジですね^^;
ええね、みーさんらしい感想。イトヒラキアジに名前変える?

このイトヒキアジも実は1mくらいにまでなるんよ。だから、大きくなったら美味しくいただけばいいのやけど、そんな考えには絶対に行き着かないのが水族館の常識。邪魔だし、食えないし、育てた愛着もわいてるし…というのが、ジレンマなんやね。
イトヒキアジがクラゲ情報を得たのは、それはホントに不思議なことで、そういう進化っていっぱいあるけど、ヒトみたいに考えたりするわけやないし、手軽に仮装してるわけでもないので、理論的には理解できても、いつもどうにも納得いかへんのよね〜。

》ターポン、名前がかわいい!!なんとなく、あんこうのエスカーばりに気に入ってます^^
いや〜、みーさんのコメントにはいつもなごむわ。子どもの心を失ってないことがよくわかる。ユルくってええな〜〜〜。

2008/5/27(火) 午前 0:25 kapaguy 返信する

べる〜がくん、しょっつる味ペペロンチーノと比内地鶏で、完全に秋田なイタリアンになるわけよ。いちおー、食事の韻を踏んでるわけねw。

そうそうタチウオは、ギラリも持ち味やけど、背ビレの無限ウエーブもきれいよな。あれも狙いの一つやね。

2008/5/27(火) 午前 0:29 kapaguy 返信する

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あらら、イトヒキアジに、惹かれて来ちゃいました。クラゲっぽいからかな?ちょっと、深海魚くさい形のような気がします。神秘的な者には、何故か惹かれますね〜^^

2008/5/27(火) 午後 5:26 海月(クラゲ) 返信する

クラゲさん、イトヒキアジの幼魚は、これよりさらにクラゲに似てます。クラゲグッズを集めるなら、イトヒキアジもコレクションの一つにしなくちゃ…と思うくらい似てるw。
深海魚か……。ニョロニョロ風なのと色がないせいかな?なるほど人の印象というのはそれぞれですね。顧客起点の参考になりますよ。

2008/5/27(火) 午後 11:42 kapaguy 返信する

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写真整理中にたまたま見つけてしまった、中途半端なギラリ・タチウオをトラバしてみました〜。
でもカンチョ大先生のギラリには遠く及ばないかもです・・・。

まさかのダブルトラバですね〜(゜-゜)

2008/5/28(水) 午前 0:45 [ べる〜が ] 返信する

もしかして、わたしってカンチョ先生の癒し系???笑
いつも御馬鹿なこと言ってるのに、ちゃんとコメントしてくれているカンチョさんに脱帽です^^;
ありがとうございます☆

2008/5/28(水) 午後 5:01 ミーサン 返信する

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カンチョ先生、ご無沙汰しております。
輝くイトヒキアジの写真を拝見していたら、
そういえば、マーカスフィスターの絵本に「にじいろのさかな」というのがあったなあ…と、思い出しました。(笑)
水族館は、特殊な場所で、人間の目から見る美しさで展示をするのだと思いますが、
光の少ない実際の海の中で、捕食者の目で見る…海色のイトヒキアジを見てみたいです。

2008/5/29(木) 午後 9:31 夏茉莉 返信する

べる〜がくん、いやいや、前の写真でもストロボなしでは十分にギラリしてたよ。あれ以上は望めないんやないかな。

2008/5/30(金) 午前 8:04 kapaguy 返信する

みーさん、すごく癒されてるよw。それにツッコミどころ満載なんで、思わずつっこまずにいられなかったりする。

2008/5/30(金) 午前 8:07 kapaguy 返信する

夏まりさん、「にじいろのさかな」ありましたね、泳げたいやきくんみたいな顔の魚でしょ。
》光の少ない実際の海の中で、捕食者の目で見る…海色のイトヒキアジを見てみたいです。
そうですね、そんな気分になるイトヒキアジの姿ですね。
ボクもイトヒキアジは見たことないけど、ヒカリモノ系の魚たちでは、海の中でも表層を泳ぐときにはキラキラ光って、この最後の写真の雰囲気です。表層を泳がないときにはバックの海の色にとけ込んでます。
やっぱり周囲の色を写す効果を狙ってるんでしょうね。

2008/5/30(金) 午前 8:16 kapaguy 返信する

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