ブログ水族館/中村 元

『中村元の超水族館ナイト2017夏』6/18(日)開催。チケット発売は5/18の10:00〜です。

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天空の水族館その2

スカイアクアリウムは美術館の特別展。つまりアートな水族館なだけあってね、水槽のひとつ一つも、展示というよりもアートなのだ。
初めての方はこちらから→天空の水族館スカイアクアリウム2008

さて、アートな水槽と言えば、近ごろ流行の水草水槽。
イメージ 1

まるで草原です。
魚なんかなんでもいいやっていう感じ。
そう、牧場の雄大さや命の輝きを表現するために、牛や羊を入れて写真撮るとか絵を描くみたいなそんな脇役ね。

これ、ケンシロウ的に言えば、水族館好きな人たちの秘孔を突いてる。
アタタタタタッ…!オマエの目はもう水槽から離せない。
水中世界を見るのが好きな多くの水族館ファンは、実はこの大きさの水槽でもかなり満足できるということだ。

水中で盆栽風にもすることができる。
イメージ 2

コレは里山を現したみたいに見える盆栽風な水槽。
盆栽はそれ自体アートやからね。そのアートを水槽に取り入れているのが水草水槽。

これ、なんで水族館ではやらないのかというと、一つには植物のトリミングがとても大変だということもある。
でも、ボクがこのような展示をやらない最大の理由は、このように美しい盆栽風水槽をつくるには、生息地域関係なしに、世界中から適当な水草を仕入れなくてはならないから。
生息域や環境が統一できないと、それはやっぱりアートであって、水族館としては不適切やと思うのね。

究極の水槽アート。
イメージ 3

アートは額縁に入ってんのが当然でしょ……みたいなノリ。
これはね、なかなか面白い。
ダリの彫刻を見てるみたいなシュール感に、奥行き感(ホントに奥行きあるもんね)、さらにこの絵は動く。二度と同じ構図は現れない瞬間の美を映す立体絵なのである。

こんな風にで〜んと鎮座されてるのもあった。
イメージ 4

水槽そのものにはお金かかってはいないけれど、存在感はめちゃくちゃ感じる。
水槽を絵画や彫刻と考えてしまえば、ホントこういう展示もあり得るんやな〜。ただしやっぱりこれも、アートであって水族館ではないということは、ボクたちプロは知ってなくちゃならないのだと思うのだった。

次回は、もっと生き物にスポットを当てた水槽を紹介します。
かなり気合い入れて撮ったから、写真自体が芸術作品となってるはず。
乞うご期待!

●カンチョの最新インタビュー記事→[http://www.magsook.jp/mokuji/nagisa/
小学館SOOK『渚でくらす』]
●カンチョ今年の最新著→『恋人はイルカ〜ドルフィントレーナーにあこがれて〜』

□オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本
■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド
□携帯版もできた!→水族館ワールド

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閉じる コメント(11)

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毎度一番コメですみません〜。
額縁のアート、上手く考えられてますね〜。
うちはこんな水槽も無いですが、額縁をつけたら
真似ごとだけでも出来そうな、、無理かな〜^^?
芸術にならないっか。。な〜んて色々考えてしまいます〜。

2008/9/15(月) 午前 5:33 maru 返信する

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草原水槽作ってみたい!
しかし僕は水草の知識は0に近いので難しいです。。。

なかなか「石だけ」のレイアウトはないですよね
そこにアユカケやドンコを入れれば面白そうです

2008/9/15(月) 午前 7:58 [ キタさん ] 返信する

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こんにちは。六本木ヒルズにこんなアクアリウムがあったんですね。知りませんでした。とても美しいですね。見てみたかったです。
夏休みに横浜のランドマークタワーの空中すいぞくかんなら見に行きました。「さかなクンのお魚教室」でさかなクンが水族館を案内してくださるというのでがんばって朝早く起きて横浜まで行って参加してきたのでした(*^。^*)とても楽しかったです♪
水族館ナイトの交渉中のスペシャルゲストさんが○○○○ンだったらいいなあとひそかに思ったりしています‥

海音(うみね)ちゃんは人魚の女の子ですか。きっと可愛かったのでしょうね。
同じ海音でもこちらの海音(かのん)は‥今までつけられたあだ名が
トトロ、どらえもん、スノーマン、くまのお母さんなどなど‥(ーー;)
先日TVでマナティを見た息子が「おかあさんいつの間にテレビにでたの?」
そういう息子も私に似ています。マナティの親子のような私達でございます‥(^^;) 削除

2008/9/15(月) 午後 2:56 [ 海音 ] 返信する

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サカナを見るというより、雰囲気を楽しむって感じかな〜^^;
どこで見たのか忘れたのですが、アクリル版?張りの床に水槽を作りサカナを泳がすとか・・・・・
水族館ではない、天井水槽とかありますよね〜(笑)
まだ水族館ビギナーとしては、サカナをマジマジとそばで見ていたいです(^^ゞ

2008/9/15(月) 午後 6:40 [ - ] 返信する

水草の緑が目にしみますね。葛西の海浜公園のレストランの前に、普通の金魚がいて、却って新鮮な感動をしました。アートはどちらかというと遊び心が楽しいですね。見る側にとっては、お魚のいろんな生態をみることができて、長生きして、明るくて、子供もお年よりも障害者も見やすくて、出口とか非常口の映り込みがなかったら、最高ですね。

2008/9/15(月) 午後 7:20 眼とろん星人 返信する

maruさん、水槽の前に額縁入れるだけでは滑稽になりますね〜w。壁をくり抜いて水槽を押し込むところがミソです。
そうすることで、壁という二次元に、三次元空間が出現する面白さになるのですね。額縁がなかったら、ただの水槽というところがこの額縁水槽の面白みやな〜。
あと、これのセンスのよさは、水槽はとてもシンプルで、色を渋い色にしていること。おかげでいかにも絵画的な雰囲気を醸し出しています。

2008/9/16(火) 午前 1:00 kapaguy 返信する

コリドラスくん。水草挑戦してみてよ。
石だけのレイアウトは、水族館にはけっこうあるね。石と砂利の川こそ最も普通の自然だけど、それだと人工で小さな水槽は、自然の魅力にはとてもかなわない。
それで、こういう水草の水槽が生まれてきたんやと思う。やっぱり盆栽的発想やね。

2008/9/16(火) 午前 1:03 kapaguy 返信する

海音さん、マナティーこそ人魚のモデルですから…w。
ランドマークタワーの空中すいぞくかんというのもあったのですね。それは知らなかったな〜。

ところであの、水族館ナイトのスペシャルゲスト、○○○○ンということは絶対にあり得ません。キッパリw!

2008/9/16(火) 午前 1:10 kapaguy 返信する

ふぉとせんさん。そもそも水槽というのは、地上の空間に水という異質の空間を置くすごい技なのですね。
だからきっとこれから、いろんな分野へと水槽の存在は広がっていくだろうと思います。

2008/9/16(火) 午前 1:18 kapaguy 返信する

眼とろんさん。こういう趣向と、水族館の展示というのはかなり違いがありますね。それは、自宅の水槽と水族館の水槽では、見る人も目的も違うのとまったく同質の違いです。
でも、手法には共通点もあるし、水族館の展示でも参考にしなくちゃな〜と思いました。そもそも水槽を使うという点では一緒なんですからね。

2008/9/16(火) 午前 1:20 kapaguy 返信する

緑に目が癒されそうですね^^
目がだんだん良くなっていくんですね〜きっと。。。拳四郎さん^^ノ草はすぐに枯れてしましますからね…いや、腐るのかな?
私は、植物に関しては死神であるので、やってみたいけどはじめだけでしょうね〜★見る分にはいいですが、世話はできないでしょう!!
生を見てみたいな〜^^

2008/9/17(水) 午前 10:14 ミーサン 返信する

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