ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2018年2月18日(日)の開催。前売り発売は1/18です

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今日は内閣府から、ボクが主宰してるNPOのことで「お国が表彰してやるから馳せ参ぜよ」とか言われたので、ノコノコ総理官邸へ出かけました。
麻生総理、実は今まで何度かお会いしてるのだけど、かなりお疲れのようで……。(さもありなん)
野田聖子特命大臣は、日本の政治家にはちょっとないなかなかいい感じの女性でした。
でも正直言って、久しぶりに忙しい今週の平日の一日つかわれて、すげー損したやんか!って感じ。「表彰するなら金をくれ!」つーの。

と、そんな一日を過ごして、そのまま今日はまた宮城県に出張。
足立区生物園を続けようと思ってたのだけど、ノートPCに写真が入ってなかったので、中断してた伊豆三津シーパラダイスを再開します。(すんません、水族館に関係ない前置きが長くて)

伊豆三津シーパラダイスと言えば海獣。
中でも、セイウチの飼育は日本で初めて、しかも当時はおそらく世界で初めての水中での姿を見せるプールを作った。
イメージ 1

一代目のセイウチたちは、このプールから出せないくらいに超巨体になっていたのだけどすでに天寿を全うして、二代目のセイウチたちが飼育されている。

前回訪問したときにはまだ子どもだった彼らも、立派な牙も延びてきて、いかにもセイウチらしい顔になってました〜。男前やんね!
でも、まだまだ子どもなので、すごく遊びに来てくれますw。カワイー!


三津と言えば、三津シーならではの鰭脚類のもう一つが、キタオットセイ。
イメージ 2

キタオットセイは数少ない日本のアシカ科動物→水族館動物写真図鑑:キタオットセイ
三津シーは、水産庁との共同研究のために、キタオットセイをグループで飼育している水族館なので、数も多いし繁殖もよくしてる。
この子も、おそらく昨年くらいに産まれた子なのだと思う。
ふさふさした毛が可愛いけれど、その毛皮を狙われて、アシカの仲間なのに、英名ではファーシール(毛皮アザラシ)と呼ばれた原因となったのですね。

三津シーのキタオットセイ展示プールは、入り江を仕切ったいわゆる天然プールなので、まるで自然界のキタオットセイのように見える。

なぜかキタオットセイの群の中にアシカの子どもが1頭だけでいた。
イメージ 3

キタオットセイのプールには、カリフォルニアアシカも同居している。
実はアシカたちはキタオットセイがゴロゴロしてる岸側とは逆の場所に陣取っているのだけれど、このアシカの子だけが、なぜだかキタオットセイの陣地に入り込んでいたのだ。

ここでまたまた勝手にカンチョ説なんやけどね…。
きっと、アシカの群にはこの子と同じ年に生まれた子はいなかったんやと思うの。
それで、同じ年に生まれた子がいるオットセイの群に遊びにきてるんやないかな〜。
アシカ科仲間のグローバル化というところですな。

ついでに、鳥やけどヒレ脚つながりでオウサマペンギンも。
イメージ 4

前回「三津シーのラッコ」で紹介したラッコ館には、オウサマペンギンのプールもある。
三津シーのラッコ館は、館内のかなり外れたところにあるので、行くのをうっかり忘れてしまう人が少なくないのだけど、ブログ水族館の読者のみなさんには、忘れないようにしていただきたい。
ラッコ館に行く途中に、キタオットセイのルッカリーもあります。




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まんじまるさん、このペンギンは室内のペンギンですけど、ケープペンギンなどは、オットセイプールの片隅で、いかにも自然界らしく生息していますね。
まさしく生息という意味が正しいような、国内では珍しい展示方法です。

2008/12/4(木) 午後 10:55 kapaguy 返信する

ずぅさん、オットセイくんちに遊びに来ているアシカ君のカンチョ説、気に入ってくれて嬉しいですw。

いや〜、オットセイは苦難の道を歩いてきてますよ。(泳いできてると言った方が正しいかw)
毛皮アザラシな話しだけでなく、日本ー中国では「膃肭臍」つまりオスのペニスの乾燥させた漢方薬のために、かなり捕獲されてきましたからね〜。

2008/12/4(木) 午後 11:00 kapaguy 返信する

ghanaさん、季節というよりは、今の国の方向性的には「旬な」時期なのですね。
天然プールには、飼育面での利点というのはないだろうと思います。
でも展示面での利点は、
.廖璽襪鬚弔る必要がないという経済的利点
⊃總紊鬚いに自然界だと錯覚させることのオペレーション上での利点があります。

2008/12/4(木) 午後 11:05 kapaguy 返信する

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表彰おめでとうございます〜。

あのオットセイの海、大好きです♪
ラッコ館への行き来の途中で、必ず足止めされてしまいますから。(笑)

それにしても「カンチョ説」はさすがですね!
今年はキタオットセイの赤ちゃんは5頭、アシカの赤ちゃんは1頭だけだったようですよ。
三津シーのブログの記事に、それっぽいのがありますのでよろしければ^^
http://seapara.jp/see/creature/2008/0711-1811.php#content 削除

2008/12/5(金) 午前 2:51 [ muny ] 返信する

maruさんもやっぱりオウサマペンギンですかw。
オマケのペンギンが好きな方がわりと多いのが意外だったな〜。
アシカがつるんとして見えるのは、毛が少なくて短いからです。
この毛も乾くと、毛布くらいにはふかふかになるんですよ。
セイウチは、今二見シーパラにいるのがかなり大きな個体ですね。
でも、本来生息しているところは寒くて冷たいので、たくさん食べるから、もっと大きく太ります。

2008/12/5(金) 午前 3:21 kapaguy 返信する

眼とろんさん、表彰はね、それぞれの省庁のパフォーマンスなところがあるんでしょう。この分野は自分たちのテリトリーだと示すための。
で、NPOで表彰されてるのは少ないのです。もともと上位行政が下位行政を、あるいは監督行政が企業を褒めてやる、という主旨なのでしょうね。だから平日にやっちゃう。
ボクは、居合わせた国会議員にも、こんな平日にやられてとても迷惑してると、言いました。

セイウチの牙、まだまだ小さいですね。お子様なのにこの老け顔って…w。
アシカの赤ちゃんも、オットセイの赤ちゃんも、犬の子どものように可愛いです。
オウサマペンギンはきっと夫婦なのだと思いますよ。ポチありがとうございました。

2008/12/5(金) 午前 3:30 kapaguy 返信する

sensuibakaさん、あははは、ボクは人間が小さいから、文句出ちゃうんさ。
大きな人間やったら、なんでもニコニコして感謝してると思う。

セイウチの写真はご明察! 魚眼レンズでの撮影やね。
最近、魚眼レンズで近くに寄って撮ることが多くなった。
自然界では絶対に無理な撮り方というのが気に入ってるん。

2008/12/5(金) 午前 3:35 kapaguy 返信する

べる〜がくん、今回は総理官邸というので、さすがにジーンズにジャケットは止めて、黒のスーツにした。
いちおう、しわしわドレスシャツにノーネクタイで自己主張。
やっぱオデも大人やからTPO考えんとなw。受賞へのポチ、ありがとう。

アオヤガラの大群か、それは見てみたいね。
シノノメは、あの大きな水槽では、イマイチ存在感薄いやろけど……。

2008/12/5(金) 午前 3:42 kapaguy 返信する

munyさん、ありがとう。
それに、カンチョ説の後押しありがとう。やっぱり、そういう比率やったのね。
群で暮らす動物の子どもは、子ども同士で遊びながら大人になる準備をしていくから、ちょっと顔の違う子たちでも仲間になりたいんじゃないですかね。
彼らの会話はボディーランゲージなので、種類が違ってもたぶん大丈夫。
でも、アシカの子、勇気あるというか大胆というか、将来大物になりそうな子ですね〜。

2008/12/5(金) 午前 3:49 kapaguy 返信する

アシカの子めちゃ可愛い顔してこっち見てますね〜★キュンキュンしちゃいました!!
写真が大自然っぽかったので、ちょっと不思議に思っていたんですが記事を読んで納得!!
人類みな兄弟!っていう言葉もあるんですから(どっからかは知りませんが^^;)アシカ科みな兄弟!ってことなんでしょ〜^^★笑

キタオットセイってほんまにマイクロファイバーみたいな毛ですね。こりゃ、狙われちまいそうですわT_T

セイウッチャンは青い目のプレイボーイに見えるほどかっこいい!!これで子供って大人になったらすごい貫録出そうですね〜★
顔的に南の国のおじさんって感じで^^
(わ〜私、また変な発言してしてますよね〜??怒られないかな?)

2008/12/5(金) 午後 4:46 ミーサン 返信する

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伊豆三津シーパラダイスは行ったことないです。また、行ってみたいと思いました。
二見シーパラダイスのセイウチくんに、鼻先で「ばっふぅ〜」と息をかけられ、頬にキスされた時には・・・ うれしいやら、生臭いやら・・でしたが・・・、忘れられません(*゚v゚*)

2008/12/5(金) 午後 5:43 お散歩かえる 返信する

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そういえば、今年のノーベル賞受賞の方々がよくテレビで映ってますが、自己主張の強い大先生もあんな感じなのでしょうか〜(^^;
さっきニュースで益川さんを見て、ふと思ったので(´ー`)

2008/12/6(土) 午前 1:07 [ べる〜が ] 返信する

パチパチパチパチパチ・・・・・。
おめでとうございます♪

セイウチ様って普通に巨体なのに1代目のセイウチ様ってどんだけの巨体だったんでしょうか?気になります。
それと2羽(ひき?)のペンギンさん、☆超可愛い☆です〜。
癒されます(*^^*)

2008/12/6(土) 午後 8:47 [ たねぽん ] 返信する

みーさん、アシカの視線で胸キュンになるってことは犬派?
アシカも群で暮らすことが多いからか、犬と同じように表情が豊かなんよ。
「アシカ科、みな兄弟」はなかなかいいぞw。実はアシカ科の中では異種間繁殖もあったりするくらいみな親戚なんや。
それにしても…、セイウチの顔がプレイボーイに見えるというのは、みーさんかなりの海獣フェチやったんやな……

2008/12/6(土) 午後 11:50 kapaguy 返信する

おさんぽカエルさん、伊豆三津シーパラダイス、かつては常に日本の有名水族館の上位にいたんやけど、近ごろではちょっぴりパブリシティー力が落ちているような気がしないでもないです。
二見シーパラのセイウチとは遊んできたことがあるのですね?
そりゃ確かに息は生臭かったでしょうw。

2008/12/6(土) 午後 11:57 kapaguy 返信する

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いやいや、カンチョさんの魚眼レンズでの撮影がせいうっちゃんをプレイボーイにみせたんですよ(≧▼≦)
だって、目が青いんですよ★(笑) 削除

2008/12/7(日) 午前 0:00 [ ミーサン ] 返信する

べる〜がくん、オレは思われてるほど自己主張が強いわけやないよw。
ノーベル賞どころか、水族館で表彰してもらったこともないしね。
でもきっとそろそろオデかって、水族館のことで表彰されないかな〜と、密かに思ってるところw。

2008/12/7(日) 午前 0:09 kapaguy 返信する

ぽんたねさん、。万雷の拍手、どうもありがとうございます。
もといたセイウチは、もしかしたら1トンくらいの巨体に育ってたのかも。
1トンもある生き物って水族館にはあまりいないので、どこでもかなりの人気者ですね。
最後のオウサマペンギンは、かなり仲良いと思いつつ見てたんやけど、仲がいいというよりもこれはもう完璧に夫婦ですな。

2008/12/7(日) 午前 0:15 kapaguy 返信する

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表彰おめでとうございます☆
ほんとにカンチョさんは幅広いご活躍をされているんですね〜!
主催されているNPOは、HPにある伊勢志摩ネットワークの「まちづくり」のことなのでしょうか!
ハズカシイのですが質問!「まちづくり」とはどんなことを主にされているのかって?、、、
東京も昔は「町」意識があったのですが、地上げだの再開発で元住民はほとんど残っていない町に住んでいました。。。
東京は「街」になり「町」は、少なくなりましたよね〜^^;

2008/12/7(日) 午前 6:24 [ - ] 返信する

ふぉとせんさん、どうもありがとうございます。
NPOは活躍でなく道楽ですけどねw。
今回賞をもらったのは、もうひとつのNPO「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター」のことです。もちろんこれも「まちづくり」。
ボクのまちづくりの感覚は、自分たちの未来は自分たちで作ろうという行動です。地球の未来のために宇宙人のウルトラセブンだけに頼らずに、住んでいる地球人でも頑張ろうというウルトラ警備隊のようなものですね。
そういうのを「補完性の原則」というのですけど、詳しくは、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターについて書いた拙著の立ち読み→ http://www.e-net.or.jp/user/rumin/book/koibari.htm から「補完性の原則(あとがきにかえて)」を読んでみて下さい。

住民がいなくなると、自動的に町はなくなりますね。まちは道路や建物でつくられるものではなく、人によってつくられるものだから。
東京が町ではなく街になったという感覚はよくわかります。

2008/12/8(月) 午前 3:02 kapaguy 返信する

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