ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2019年2月24日(日)の開催。前売り発売は1/24です

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あ”〜あ”〜、本日は晴天なり。
みなさん、すみません、このところカンチョとしては、人類最後の師走くらいな勢いで忙しく(つっても、毎晩飲んだくれることができるくらいなんやけどねw)、新記事を書くのがままなりませんです。

でも、今日は緊急発表!
近ごろ仙台の水族館計画の情報が、宮城県のマスメディアに続々登場です。
なんか噂では、宮城県では、カンチョが連日のようにTVのローカルニュースに出演してたとか。

そして、こんな物体もTVに登場しまくってます。
イメージ 1

水槽の擬岩模型です。展示係の手作り中。
もちろん、新しい水族館で計画してる水槽。(なんの水槽かは秘密w)

水槽の形状や擬岩は、動物と同じで『展示物』。
だから、水槽模型は、水族館側でつくるのが当然! 
……というのが、カンチョのプロデューサーとしての強い方針なのです。
これ、カンチョがプロデュースした水族館では、全てそうしてきました。

普通の水族館づくりではどうなのか?というと、水槽の簡単な絵とかまでは水族館側で描いて、模型は擬岩業者さんが作る。
それでええやん。と思うでしょうね、普通は。
でも、動物園と違って水族館は三次元空間が展示物になっているから、絵ではとても表現できない。
そしてなによりも、模型を作ることで、観覧者側からの見え方とか、動物たちの行動とか、いろんなことが初めて見えて来るのだ。

イメージ 2

だからねー、今回も最初は「え〜〜〜!自分で作るんですか〜〜〜〜!!!」と、驚いていた展示スタッフ、実際に作り始めると、この作業の大切さに気付いて驚いています。
模型づくりをすると、ホントにいろいろなコトが見えるし発想できるのね。
そして、その見えてくるコトが、自分の手で水槽を創り上げていく実感と相まって、展示係としての本当の面白さを発見することになる。

カンチョは、スタッフが1週間もかけてこね回した擬岩を、「ここさー、邪魔やから、ばっさり落としちゃおうや」なんて、子どもが一生懸命積み上げた砂の城を蹴散らすような勢いで壊していくのだけど、展示の面白さを知ったスタッフにとってはぜんぜん平気。
展示係として目覚めたスタッフは、この模型づくりが、完成品をつくることよりも、完成にたどり着くまでの「展示」を深く考える過程として意味があることを知っているからです。

今、こういう模型が、マリンピア松島のスタッフルームに10個以上も並び、日々形を変えています。
イメージ 3

まあ、まだ、どれがなんの水槽とか言えないのですけどね。なんだかわくわくするでしょ。
宮城県民のみなさんは、テレビでかなり詳しく知ってるかもしれませんが、全国ネットのこのブログでは、このあたりまでで失礼!

さてさて、実はこの忙しい時期に、明日から2泊3日の九州温泉旅行へ。
いや、温泉は1泊で、3日間久々の水族館訪問を予定してるのです。
特に、今週末からマリンワールド海の中道でオープンする新展示「かいじゅうアイランド」を見せてもらうのが大きな目的。

帰ってきたら、頑張ってみなさんに報告したいと思います。
あ、明日は5時半起きやのに、まだ用意もしてない……。


◆トークライブ中村元の水族館ナイト3のご案内→ 東京カルチャーカルチャー
 ブログ水族館でのご案内→ 水族館ナイト3!もう来た〜!

◆水族館ナイト2のレポートもたくさん↓コチラに。
東京カルチャーカルチャー(主催者)→満員御礼「水族館ナイト」レポート(by クロスケ。)
カンチョ→トークライブ水族館ナイト満員御礼!
まんじまる氏→まんじまる流Z&A
もんくしーるさん→もんくしーるの日記
なごやんくん→大学生の水族館日記
べる〜がくん→イルカと水族
ずぅさん→気ままなZOO
カナーさん→御前加那子のチムグクル(hが打てないそうなのがまたいい味w)
しろねこさん→ねこの食べあるき
タマちゃん→タマちゃん
TCA→ECOブログ
迷える羊さん→生存確認:迷える羊の漂流記
ホリウチさん→TYPFACE SQUARE
し猫さん→モテモテヒルズの買い物日記

□オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本
■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド
□携帯版もできた!→水族館ワールド

閉じる コメント(24)

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僕も自分で擬岩とか作ってみたいです!!
僕はサンゴ礁の―とかいうよりも地味な日本沿岸の大衆魚とかが泳ぐ水槽が好きなので、そういう地味な雰囲気を作り出したいです(笑)

海の中道行きたいです!恥ずかしながらまだ九州は行ったことないですので、長崎の九十九島水族館がオープンしたらまとめて巡りたいです!!

2009/4/13(月) 午前 9:03 [ けーいちいわし ]

ねんど好きのぼくにとっては
これはとてもうれしい作業ですね。
こういう作業は水族館でもめったにない機会
かもしれませんが、この作業からはじめないなんて
展示どころか飼育にもたどり着かないと思います。
飼育員として働く前に目覚めておいてほしいことですね。
こういうことは専門学校でも教えてないんでしょうか?
教えてないとすれば「飼育」と「展示」は別次元の
扱いになっていることになりますよね。
今回の記事は水族館の未来が楽しみになるものでもあり
今を考えさせられるものでした。

2009/4/13(月) 午前 9:24 [ - ]

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最後の写真の、いい感じな気がします。奥行があってアノ先は、アノ奥はどんな世界があるんだろう感を引き出しそうな!
また、えぇ〜!こんなん掃除しづらいですよぉ〜、とかゴネられませんでしたぁ???

2009/4/13(月) 午後 8:39 [ アピスト ]

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作ってはやり直し、の繰り返しで良いものが出来ていくのは
どんな物づくりにおいても共通してますね!

こんな風に、水族館の方が実際に手で触れて学びながら作っていけたら
水族館にとってもかなりプラスになりますね。

水族館の展示も「ものづくり」なんですね。
勉強になります!

2009/4/13(月) 午後 8:59 [ ぬいぬい ]

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このブログを読んだすぐあとにテレビを見ていたら
美ら海水族館とアクアマリンふくしまの「いかにして
お客さんを呼び込むか」というお話を見ました。
こういう作ってるところからみられるってなんだか
感動的ですね〜(*^^*)
仙台の水族館楽しみにしてます!

九州旅行、楽しそうですね〜お気をつけて!
またご報告を楽しみにしています。

2009/4/13(月) 午後 11:58 [ - ]

べる〜がくん、海遊館はアメリカ人がプロデュース&制作した擬岩やからね。かなりリアリティーもあるしよく出来ているんやけど、日本人の自然観とはちょっと違和感があったり、こだわりの場所が微妙にズレていたりするんやと思う。
その点、ボクはカンペキ日本人ていうか、縄文人やからな〜w。

2009/4/14(火) 午前 1:14 kapaguy

munyさん、おお、動画ニュースでボクが出てた!?なんか犯罪者みたいやんかw。
ラッコのことね、それはまたコッソリということで……。

2009/4/14(火) 午前 1:16 kapaguy

maruさん、楽しいです!この時期が一番楽しい!
だからボクも、自分の手で粘土こねたりしてます。
マリンピア松島の役員の一人なんかは、もう青葉城の模型を作るくらいの勢いで、すごい模型をめちゃくちゃ楽しそうに作ってますよw。

温泉、ゆったり浸ったところです。
久々のドライブいきなり400kmくらいしちゃったから、今日は早めに寝付けそうですわ。

2009/4/14(火) 午前 1:16 kapaguy

コリドラスくん、楽しいよ〜〜〜!でも、緑の服はボクやない。撮ってる人がボクやからねw。
この粘土は油粘土だよ。油粘土は重いけど、時間が経ってもいくらでも可塑性があるから、こういう作業には適当なんだよ。
自分で作りたいだけなら、紙粘土の方が扱いやすいし、乾いたら色も塗れるし、軽いから、おすすめやね。

2009/4/14(火) 午前 1:17 kapaguy

けーいちいわしくん、地味な海の景観が好きというよりも、日本の通常の海の景観が好きなんやね。
それこそニッポン男児や!
九十九島の水族館、西海パールシーセンターやね、最近なんか愛称が付いたらしいぞ。「海きらら」やってさ。

2009/4/14(火) 午前 1:19 kapaguy

ghanaさん、粘土好きですか。……粘土が好きじゃない展示係の方が、さらに楽しいと思うけどw。
専門学校で、ボクはこのやりかたをちゃんと教えてますよ。でも、実技まではやってないですよ。
ボクが水族館で展示の仕事をしてた20数年前には、模型どころか水槽そのものを自分で作るのが当然のことでした。
その経験が今のボクをつくってるんやと思う。

2009/4/14(火) 午前 1:20 kapaguy

アピストくん、むひひひ、模型でも気になるやろ。それは正しい水族館スタッフの反応です。

≫えぇ〜!こんなん掃除しづらいですよぉ〜、とかゴネられませんでしたぁ???
うひょひょひょひょ、ゴネられんために、自分たちに作らせてるんさ。
与えられた水槽には、ゴネるどころか理解しようともしないのが人の心。
自分で苦労して考えた水槽には、さらなる苦労もいとわないのも人の心。
NPO活動で学んだカンチョの人生哲学じゃw。

2009/4/14(火) 午前 1:20 kapaguy

ぬいぬいさん、そうなんです!水族館の展示はまさしくものづくり。
しかもね、まちづくりと同じで、いったん作ってしまったら、簡単にはやりなおしのきかないものづくりなワケ。
だから、こうやってやりなおしのきく模型に入魂する必要があるのです。

2009/4/14(火) 午前 1:21 kapaguy

しろねこさん、そんな番組やってたんや。見たかったな。
九州の水族館も、みんないろいろ考えてるね〜。今日は、うみたまごの館長と話し込んで、楽しかった。
でも、仙台は、いかにしてお客さんを呼ぶかについては、おそらく日本で一番戦略的に考えられた水族館になるからね。

2009/4/14(火) 午前 1:21 kapaguy

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仙台と、宮島の新装オープン楽しみです☆。5月9日南方熊楠賞授賞式の後に姫路に行こうと思い調べたら休館を知りました。我が家の深海のマメこいたちも今日から海洋深層水で飼育始めました♪。瀬戸内の個性派セトウシノシタ・ネズッポ・ダイナンウミヘビ・アカアマダイ・ヒメ・ケブカエンコウガニ・マルバガニ・ミヤコボラ・キヌガサガイ・モミジガイ・カイウミヒドラ・ウチウラタコアシサンゴこれだけでも展示の仕方ではかなり面白くなると思います。
おススメ音楽です。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=dGnbSyMsq2Y

2009/4/14(火) 午前 2:39 [ タマちゃん ]

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「かいじゅうアイランド」の視察ですか?当分行けそうにもないんでカンチョレポート楽しみにしております!

2009/4/14(火) 午後 11:03 [ makoto ]

タマちゃん、またマニアックな個性派やね(^^;。
浅い瀬戸内海の生き物に、海洋深層水か。さすが万能の海洋深層水やな〜。

2009/4/16(木) 午前 1:43 kapaguy

makotoくん、かいじゅうアイランドの記事、もう出したよ〜。
これは行かなくちゃね。

2009/4/16(木) 午前 1:44 kapaguy

お魚さんは、動物と違って浮いて上下移動しますからね。隠れるところとか導線とか難しそうですね。
車のデザインも、最終的にはクレイモデルですからイメージというのが大切なのですね。でも、面白そうですね。

2009/4/16(木) 午後 10:42 眼とろん星人

眼とろんさん、魚や海獣の動きを想像しながら水槽をつくるのは、展示冥利に尽きます。
生き物を、見せたい場所で、見せたい姿で、見せる。
さらに、お客さんの期待以上に、広々と、リアルな海のように、見せる。
なかなか難しいけれど、その難しさが面白いのですね。

2009/4/17(金) 午前 1:50 kapaguy


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