ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は10/5(日)の開催。前売り発売は9/15です

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門下生の活躍

日曜日、めっちゃ仕事がたて込んでるのを放り出して、お台場の東京カルチャーカルチャーに行ってきた。
もちろん水族館ナイトではない。
そう!ボクの門下生アピストくんが出演したからだ。
ウキウキ深海魚ウォッチング 〜深海魚を「見る」「知る」「食べる」!〜 …って、うわっネーミング、ベタッ!

アピストくんは竹島水族館の猛烈頑張る学芸員である。
で、展示担当者であり、アシカトレーナーでもある。

彼がボクの門下生なのは、彼が「門下生になります」と言ったからで、その点では第一門下生でもある。
つまりなんの師弟関係もないのだが、まあ実のところ、そんなこと言われるのは嬉しかったりするカンチョなのであるw。
だから、門下生が活躍してると聞いたりするとさらにめちゃくちゃ嬉しいわけで、もちろんアピスト君の東京カルカルデビューは相当に嬉しくて、ちょっと緊張したりして、ウキウキドキドキウオッチング(うわっベタッ!)な気分で出かけたのだった。

前半はヘンな被り物して出てくるし、盛り上がりきらない会場から無理に笑いを取ろうとして滑ったりで、ボクはもう「どうしましょウチの子!?」な気分だったのだけど、後半は……凄いぞアピスト!拍手!なのだった。
「深海生物を全て食う!」という話だったのだけどね、しかもすべてもののけ系の深海生物(T_T;
なんとメンダコやら、サギフエやら、イガグリガニやら、さらにオオグソクムシまで!
そんなメチャなことを始めたきっかけというのが、お客さんが「美味しそう」とか言いながら見てるのに対して、「ホントに美味しいかどうか、ちゃんと説明できるようになろう!そうすれば、もっとお客さんに解説を聞いてもらえる。」と考えたからなんやって。
う〜ん、素晴らしい!
それぞ、展示係としての最も大切な志。
まぁ、あまりにえぐそうなのは、彼は食わずに後輩に食わしてたのだけどね。それは笑えたw。

いやね、ボクが思い描いてる展示係を実践している水族館スタッフって、指折り数えるくらいしかいないから、マジで感心して、ホントに嬉しかった。
こういう努力、あの水族館のスタッフには聞いてもらいたいな〜とか思いながら、アピストくんの成長ぶりにカンチョはちょっと目頭が熱くなったものですよ。


ところで、竹島水族館と言ってもどこにあるのか知らない人もいるだろうが、蒲郡市では猛烈有名な水族館である。
(ちなみに蒲郡市は愛知県にある)
そして、全国の水族館関係者には、超猛烈有名な水族館でもある。
なぜなら、世界最大のカニ、タカシガニの供給水族館だからなのだ。
イメージ 1

なのだ!なのだ!なのだ!
う〜ん、いばっとりますな〜、タカアシガニ。

もちろん竹島水族館はいばっとることはなく、このカニを交換のネタに全国の他の水族館と動物交換をしているのである。
この世界最大のタカアシガニ、日本にしかいないぞ!なカニでもあるために、海外からの引き合いも多い。
それでね、自分ところで余ってる魚の交換で竹島水族館からタカアシガニをいただいて、そのタカアシガニと引き替えに海外の水族館から珍しい生物をせしめちゃうという、藁しべ長者みたいな水族館もあったりするのですなw。

ありゃま。
イメージ 2

う〜ん。。。どくのだ!どくのだ!どくのだ!
やられとりますな〜、タカアシガニw。


というわけで、アピストくんが猛烈頑張ってる竹島水族館、機会があればぜひ訪れてみて下さい。
彼や彼の後輩たちが、一生懸命に説明したりしてくれるはずです。

※今回の写真は、もちろん竹島水族館のタカアシガニさんたちの出演でした。

●アピストくんのブログ→半魚人の行動記録

□オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本
■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド
□携帯版もできた!→水族館ワールド

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maruさん。門下生っつってもね、言ったもん勝ちっていうか、言ったもん負けみたいな話w。
よくぞ、そんなことを宣言してもらえたと、感謝でございますよ。
オオグソクムシは大具足虫=大きい鎧の虫です。けっして大糞汲虫ではありませんw。

2009/12/19(土) 午前 0:41 kapaguy 返信する

藻貝禅師さん。ムラサキゼブラヤドカリね〜。よく知らんけど凄そうやねw。
イラコアナゴというのも初めて聞いたな。
ボクは深海生物は、食うよりも、見るよりも、想像して楽しむもんやと思ってる。

2009/12/19(土) 午前 0:41 kapaguy 返信する

にっし〜さん、門下生のトークライブに来てくれてありがとう!
オオグソクムシお触り、みなさんめっちゃ真剣に楽しんでましたね。ボクはもちろん触らなかったw。
竹島水族館には、ぜひ行ってみて下さい。水族館マニアなら知っておいていいネタになる水族館です。

2009/12/19(土) 午前 0:46 kapaguy 返信する

あしかくんって、登壇してもののけ系深海生物の味をコメントしてた子やよね。
オマケっぽくてぜんぜんオマケじゃない、いい登場やったよ。
これからも、アピストくんと一緒に頑張ってなw。

2009/12/19(土) 午前 0:47 kapaguy 返信する

フンボさん。なるほど、赤色はクリスマスカラーか。
これに、緑の海藻とかがあれば、完璧クリスマスですなw。

2009/12/19(土) 午前 0:53 kapaguy 返信する

あんぱんなさん。そうそうそういうこと。竹島水族館自体は内海にあるのだけど、その前が急深で深海に繋がっているらしい。
特にタカアシガニは漁として獲ってる珍しい地域なんだね。
藁しべ長者、水族館どうしで物々交換というのは普通に行われていることなので、まあそういうこともけっこうあったりするわけよw。

2009/12/19(土) 午前 0:53 kapaguy 返信する

けーいちいわしくん、タカアシガニの脚、全体的に見た雰囲気は折れそうやけど、脚だけ見れば実はかなり太い。
水中では、あの脚で体を支えることができるくらいやからね。なので、そうは簡単には折れないよ。

2009/12/19(土) 午前 0:58 kapaguy 返信する

潜水馬鹿くん、ちびっこ園館長会議メンバーとしては、アピストくんの活躍は励みになるね〜。
≫カンチョの門下生達が20年後どうなってるのか…想像するとワクワクしてきます。
君も門下生宣言した一人なんやからね!
20年後と言わず10年後いや5年後には凄いことになってなくちゃあかんのやぞー!

2009/12/19(土) 午前 0:58 kapaguy 返信する

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カンチョさん 先日は丁寧なカメラレンズのアドバイスを頂き有難うございました、レンズは未だ購入していませんのでご推薦のレンズを購入しようと想っております、シグマ17-70mmF2.8-4.5MACROが・・・価格.comに価格登録が無い!! 量販店で観るとほぼ定価どおり!?他社のマウント仕様は手頃価格で載っているのですが、暫く様子みます。

2009/12/19(土) 午前 10:49 [ - ] 返信する

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へっへっへ!誉められちゃった♪
ボクのほうこそ、読んでちょっと(というか、だいぶ)目頭が熱くなりました。ありがとうございます。
門下生の名に恥じないようにこれからも色々なことに挑戦します。そして他の門下生の活躍にも期待です! 削除

2009/12/19(土) 午後 7:33 [ アピスト ] 返信する

かの野村克也さんが、「名将は人を残す」と言ってました。
カンチョ様は、多くの人に影響を与え、その志を受け継ぐ人材も育てていらっしゃるんですね。
ご自分の夢や理想を語り、実践しながら、他人に影響を与えるお仕事、本当に素晴らしいと思います。 改めて感動いたしました!
しかし、オオグソクムシ、食えるんスか?うまいんスか?
う〜ん…食ったら、弟子にしてもらえます?(^^;
だったら、今度、海中MWで一匹ちょろまかしてきますが…
(盗っ人かっ!)
カンチョ様とアピストさんの素晴らしき師弟関係に☆を!!

2009/12/19(土) 午後 11:03 魚水 返信する

kumanoaburamiさん。おっ!アドバイス役に立ちそうですか。
でもまだお高い?実のところボクもまだ手に入れてないのですけどねw。
ユーザーの少ないメーカーのカメラは、こういうときに困りもんですな。
kumanoaburamiさんからの質問で、すっかり忘れていた「写真教室」を思いだして新たにアップしました。
17-70mmならば広角側で充分使える素人技です。

2009/12/20(日) 午前 0:33 kapaguy 返信する

アピストくん、よく頑張りました◎"
けっして恵まれているとは言えない環境で、とてもよく頑張ってると思ったよ。
いつも言ってるけど、環境が厳しければ厳しいほど進化は起こりやすい。
そして進化しなかった奴は絶滅してしまう。
これからも、恵まれていない環境を上手に進化に使って下さい。

2009/12/20(日) 午前 0:39 kapaguy 返信する

魚水さん。ボクは野村監督みたいになりたいとは思ってるけど、ぜんぜん足りません。
プロデューサーの仕事の中の大きな一つが「スタッフ育成」なのだけど、育ってくれる人もいる一方で、潰れちゃう人も必ず出ちゃう。
なので最近では、途中から展示係と飼育係を分けて、飼育だけしてるのが合ってる人もいると割り切ることにしてるのですよ。
そういう意味では、集まってきてくれる自称「門下生」たちが素晴らしく優秀ということなんやと思います。
オオグソクムシ、美味いとは言わないけどそこそこ食えるというのが、かつての同僚の話でした。
ボクも食えと言われたのだけど、なんせ焼いてる臭いがあまりに凄くて…(T_T;
だから、オオグソクムシをボクの目の前で焼くような人は弟子とかいう以前にダメな人だと思いま〜す!断固思いま〜す!
☆ありがとうございました。

2009/12/20(日) 午前 0:50 kapaguy 返信する

オオグソクムシって食べる実がついているのですか。
殻ははがしやすそうですが・・・。
タガメを食べる国があるというのは聞いていましたが。
タカアシガニは世界一なので海外でも人気があるのですね。
納得です。
水族館で長い足を伸ばしてじっとしているのは不気味で迫力がありますからね。
ホンドタヌキさんも海外で人気があると聞いたことがあります。
最後の写真は、なにか雨宿りしているようで楽しいですね。
ポチ☆

2009/12/20(日) 午後 8:48 眼とろん星人 返信する

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コメントがすっかり遅くなってしまったんですが
深海魚行きたかったんですよ〜

とある水族館おたくの方から「竹島水族館の怪食ブログがすごいらしい」
と聞いて、見てみたんですが、そのあまりのびっくりさと
言ったら・・・食べることにはうるさい私でもびっくりです(笑)
楽しみにしていたのに〜次回を期待します♪

2009/12/20(日) 午後 11:38 [ しろねこさん ] 返信する

物識りの眼とろんさんも、さすがにオオグソクムシを食べるって話は未知の世界だったですねw。身はあるんです。しかも全身エビの尻尾みたいに?
タカアシガニ、海外の水族館では、日本から来たVIP生物扱いw。
ニッポン人チビなのに、カニはおおきいね〜!とか言いながら見てるんかもw。
雨宿りかー!優しい心の発想やな〜。
ボクは、威張ってるタカアシガニの顔を影にしにきたいじわるヒラメと感じてたw。
ポチ☆ありがとうございま〜す。

2009/12/21(月) 午前 2:11 kapaguy 返信する

しろねこさん。「竹島水族館の怪食ブログがすごいらしい」という評判は面白いですな。
そのコメントを読んで、きっとアピストくんもアシカくんも、今頃小躍りしていることでしょう。
深海生物が獲れることを利用して、話題をつくる彼らにはマジもんで拍手です。

2009/12/21(月) 午前 2:14 kapaguy 返信する

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深海魚ウォッチング大満足です。アピストさんからしっかり中村イズムを感じました。「この魚おいしそう」「いや、こっちの魚の方が美味しいですよ」なんて会話ができたらほんと楽しいですね。「水族館で読書」も竹島水族館でならできそうです。冬休みにまた竹島水族館に行ってこようと思います(^^) 削除

2009/12/22(火) 午前 0:41 [ マツコ ] 返信する

マツコさん。アピストくんの中村イズムの実践方法は、直接的かつ独創的かつあるものでやっちゃうという、なんかピンポン玉で直球勝負!みたいな面白さ。
実践力ではボクを超えてるかも。いいですねー、若い力が発揮されてくるのは。
「水族館で読書」この発想も、水族館でお泊まりみたいなイベントよりもはるかにセンスがいいです。

2009/12/22(火) 午前 1:18 kapaguy 返信する

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