ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は10/5(日)の開催。前売り発売は9/15です

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長らくの沈黙、申し訳ありませぬ。
東京ではすでに桜も散った今頃まで、年度末の作業が続いておったのです。
しかし、そろそろ春話題ですな。

…と言うわけで、竹島水族館に行ってきました〜!
もちろん、お目当ては深海タッチングプール!

入るなり、イガグリガニがゴロゴロとテンコ盛り。

イメージ 1

いや、カンチョ、思わず笑ろたw。
いかにもアピストくん的な竹水(タケスイ)らしさが伝わってきたんやもん。

そう、このブログ水族館に時折現れるアピストくんとTくんらが、竹島水族館の新展示を企画実現したのだ。

なんでアピストくんらしいと感じたかというと、彼はいつも言っている。
「ビンボーな水族館でも、金持ち水族館にはでけんことをやらなあかんて」
なるほど深海系の漁が多いこの地域ならではの、テンコ盛り展示なのである。


「お客さん、1杯4千円のとこ、2杯で6千円、安くしときますよ!」
「じゃあ、それとこれちょうだいな。」

イメージ 2

もとい! 魚市場ではありませんw。
新人の展示スタッフが解説をしているところ。

それに、これ毛ガニやないんやから、何千円もの値段は付かない。
イガグリガニは安いのである。
どうやらそれは、このイガイガがあまりにも痛くて危険なため、食べるのに苦労するからであって、茹でるとけっこう美味しいらしいのだ。(⇒ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑による

もちろん竹島水族館名物、深海グルメ(ていうかゲテ系やけど…)でも、そのレポートがある。⇒グルメハンターさんちゃんの珍生物試食記録


さて、イガグリガニの反対側のコーナーでは…。

あっ! お子さんをカニのエサにしちゃだめです!

イメージ 3

おなじみ、タカアシガニのコーナー。

タカアシガニこそ、竹島水族館の名物生物。
全国の水族館へのタカアシガニ供給水族館なのだから。⇒過去記事

そんなわけで、実はこの展示を制作中のアピストくんたちにカンチョがアドバイスしたことがある。
「竹島で深海生物に触らせるのなら、でっかいタカアシガニに触らせへんと、マスコミ受けせんから、大きいタカアシガニ用に深いところ作っといた方がええよ。」と。

それを聞いた彼らが、即刻次の日に水槽業者に無理を押し通し、実現したのがコレ。
いやあ、十分立派なタカアシガニです。
彼らの理解力と行動力の勝利です。


このタカアシガニさんを、水中窓から見てみると…。
イメージ 4

両手に包帯が!
これ、別に怪我してるというわけではなく、強力ハサミで観覧者の指を傷つけないための手袋。

まああれですな、選挙の時の握手用手袋というか、格闘技のグローブというか。
これで、観覧者もでっかいタカアシガニさんと安心して握手できるというわけなのである。


そして、もう一つのハイライトはコチラ!

イメージ 5

出たー! オオグソクムシ。

こんな深海珍生物まっしぐらモンを、こんな風に無造作に浮かべておいてええのん?
それが、ええらしいんですわ、タケスイでは。にょほほw。

また、こいつデッカイ…。
イメージ 6

手のひらに載せると柔らかくて美味そうに思うのか噛みつくので、エライ痛いらしい。

深海生物の力強き生きざまを体感してみたい方は、ぜひにも手のひらの上に載せてみて下さい。


尚、この深海生物タッチングは、気温が上がる夏には、浅い海の生物に変わるとのこと。
その理由は、「水の冷却代が、貧乏水族館では厳しいから」らしいw。
なので、深海生物にお触りしたい。深海生物のすごさを体感したいというみなさんは、夏まで待たずにすぐ行きましょう。

ところでね、ボクは、今回のこのタケスイ新展示で感心したことがあるの。
それは、アピストくんたちが、この展示をやって前年度を2万人だか超える成績を出せなかったら、全員頭を丸めると宣言していること。

ほとんどの飼育係は(たまには館長とかでも)、展示による入館者数にまでは、まるで責任を取らないことが多い。
「いい展示をすればいい」とか言って、その展示への思いは語るのだけど、ホントは『いい展示というのは、どれだけ多くの人に何かを伝えることができるか?』なんよね。

だから、展示を見てくれた人々の多さを気にかけないのは、展示係ではなくただの飼育屋さん。
タケスイのみんなの頭丸め宣言は、彼らがホンマモンの展示係であることを現しているなあと、とても感動したのでした。

…とは言え、アピストくんやTくんの坊主頭は、ちょっと見てみたい気もするw。
竹島水族館特集は、まだ続くよ。


●竹島水族館の、これまでの記事と写真のリストはコチラ ⇒東海の水族館記事リスト



恥ずかしながらTwitter始めてみました…。
□オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本
■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド
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大変ご無沙汰しています。ここの職員さんの展示に対する情熱。脱帽です!なんだか目から鱗です。
あとは、広報次第でもっと何とかなりそう!すごいすごい!応援したいです。がんばれ〜〜〜〜〜〜!!
あっ「かんちょう」まつえまで来ているのに冷たいですね。(笑)
行きつけのお店、場所が変わりました。ということを付け加えておきます。 削除

2011/4/17(日) 午後 5:50 [ しまねのメガネ ] 返信する

おー!しまねのメガネさん。これはこれは!
やっぱり、展示で入館者増やさんと未来がないという気持ちが、進化への力となるんだと思うのですよ。

松江に出かけるたびに、お邪魔しようとは思うのですけどね、島根の端と端なんやもんなあ。。。
しかし縄文、場所が変わりましたか。それはまた行かなくちゃあかんですなあ。

2011/4/17(日) 午後 9:11 kapaguy 返信する

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タカアシガニ!本当に子供さんより大きいですね((*´∀`))
こんなのを触れるなんてすごい!
そして、寒い時期限定って感じの柔軟性は見習いたいですね!
しかし!一番見習いたいのは全員ボーズの結束力です!!!
カンチョさん!素晴しい弟子がたくさんいらっしゃるんですね(^∀^)

2011/4/17(日) 午後 9:44 カミナリとうさん 返信する

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僕は生れてから今までNoBOUZUできましたので、今後もそんな予定はありません(w
絶対16万人超えますよ!
・・・たぶん。 削除

2011/4/17(日) 午後 9:59 [ ] 返信する

カミナリとうさん。自分よりでっかいタカアシガニに直接対面した子どもって、将来カニに対してどんな気持ちを抱くようになるのか知りたいものですw。タラバガニ見ても感動しなくなったりしてw。

寒い時期限定は、おたるでもすでにやってるやないですか!
あのジェンツーパレードは最高でした。でも、おたるならもっとすごいことができる土壌がありますね。頑張って下さい。
全員丸坊主も、やってみますか?w

2011/4/18(月) 午前 3:01 kapaguy 返信する

Tくん(すっかりTくんやなw)。完成おめでとう。
そして、とりあえずはけっこうな入館者増もおめでとう!
そうやね、丸坊主はなんとなく逃れることができそうにも思えたよ。

でも、東海地区は水族館激戦区やからね、自らの努力だけでは計れない。夏前にライバルN港水とかがなんか仕掛けてくるかもよ。
まだまだ気を抜くことなく精進してくれたまえ。
台座アップ作戦とかも…にやりw。

2011/4/18(月) 午前 3:05 kapaguy 返信する

色々な生きものと触れあえる水族館なんですね!
噛みつかれるのは少々ビビりそうですが、
一度でいい、オオグゾクムシを間近で見てみたいです。
あの顔立ち(?)がたまりません(笑)

2011/4/18(月) 午後 6:55 ばぶーしゅか 返信する

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ああ! 確かにお子様のほうがカニのエサなサイズ!
衝撃映像です

わたしも昨日、たけすいに行ってきました

大盛況で、さわりんぷ〜るの周りもずっと人だかり状態
スタッフのみなさんの坊主姿を見ることはできなさそうです

昨日のオオグソクムシたちは、心優しすぎる子供たちの手によってカゴから放され、プール内を自由に泳ぎまわっていて
ナヌカザメがちょっと迷惑そうでした(笑)
空いたカゴにはウチワエビが……子供たちの自由さにはいつも感銘を受けます 削除

2011/4/18(月) 午後 8:07 [ pomu. ] 返信する

ぱぷーしゅかさん。ふれ合い展示って、ほとんどの水族館では子どもだまし的だけど、極めればこんな風になれるのです。
二見シーパラダイスのふれあいショーも、同じ感覚ですね。

オオグソクムシ、正直言ってボクは近くであんまし見たくないし、手に持ってみたいとも思わないw。
でも、好きならぜひ触るべきでしょうね。
そりゃもう、陸上のダンゴムシとはぜんぜん違う鎧甲な感触ですよ。

2011/4/20(水) 午前 0:08 kapaguy 返信する

pumuさん。衝撃映像も、ちょっとしたカメラアングルのマジックではあるのですけどねw。
でも、確かに子どもよりもはるかに大きく感じたので、それを伝える撮影に心がけました。


さわりんぷ〜るの初体験は、一昨日だったのですか!
なんか、こないだから、すごい奇遇が重なってますなあ。
それにしても、子どもたちの発想というか、メチャ行動力には確かに脱帽です。
水槽内にオオグソクムシがはい回っているとしたら、そりゃナヌカザメは迷惑なことでしょうねえw。

2011/4/20(水) 午前 0:12 kapaguy 返信する

イガグリガニは、ウニみたいで美味しそうですね。
身が美味しいから、棘で武装しているのかな?
タカアシガニもオオグソクムシも他所の水族館では深海展示と言うことなのか、凄く暗い照明でカメラで撮るのが難しいですね。動いてくれないし・・・。
どちらとも明るいところで見たら、美しい色をしていますね。
そういえば、この前静岡県沼津市に、タカアシガニを出すお店を紹介していて、とても美味しいのだそうですね。
オオグソクムシは甲羅に透明感があって、淡い色が綺麗ですね。
触覚がゴキブリに似ているのが少し難ですけれど。
ここの展示だけでも見る価値がありますね。ポチ☆

2011/4/20(水) 午前 2:04 眼とろん星人 返信する

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ようやく今日、グソクムシ触ってきました。
あと祝電の多さに驚かされました。
愛されている水族館ですね。
今日も盛況で、坊主頭は遠ざかっていくような・・・

2011/5/8(日) 午後 6:52 [ 鈴木ちゃん ] 返信する

あー眼とろんさん!気付いてなくてごめんなさい!
深海生物展示の暗さは、一つには生物が明るさに弱いからという理由がありますが、どの明るさならいいのか?そもそもホントに明るさは関係あるのか?というのは、展示係任せなので、水族館によって違うのですね。
でも、ボクの感覚では、見せるために捕らえてきたのだから、観覧者の興味を引かせる程度には見やすいことも、展示生物への申し訳を立てることとしては大切なことだと思っています。
彼らが美しく見えるということは、ある意味とても大切なのですね。

タカアシガニ、実はボクはまだいただいたことがないのです。

まあ、そもそも甲殻類がそれほど好物ではないということもあるのだけど、一度は食べておかんとあかんなあとは思っています。
美味しいという人と、水っぽいという人に別れるのだけど、きっと好みの問題ですね。かつては水っぽいと言われていたミズダコも、今では刺身ならマダコよりも人気あるみたいですから。
ポチ☆、今頃になるけど、ありがとうございました!

2011/5/9(月) 午前 4:59 kapaguy 返信する

鈴木ちゃん、ついに行きましたか。
今年は、震災の影響も大きく働いて、全国的に水族館の集客がガタ落ちという厳しい状況なのだけど、こと竹島水族館に関しては、かなりいい成績を上げているようです。
これで、坊主頭回避ができれば、本当にスゴイ実力だといえますねえ。

2011/5/9(月) 午前 5:03 kapaguy 返信する

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かなり前にオーストラリアオオガニ(タスマニア・ジャイアントクラブ)の記事にコメントした者です。

竹島水族館には以前三回くらい行った覚えがありますが、今回改装したとの事で、その頃とはかなり変わっているのでしょう。

タッチング水槽は他の水族館でもよく見かけますが、イガグリガニにタカアシガニにオオグソクムシですか…濃い企画ですね。

イガグリガニは以前ここ蒲郡から近い一色町(現在は市町村合併で名前が変わりましたが)の魚広場で触った事がありますが、かなり棘が鋭いという印象でした。

オオグソクムシは可愛らしいという生き物ではないのであまり人気が出ない気がしますが、好きな人は好きらしく、以前知り合いが飼っていて、掌に乗せて愛撫していました。

個人的にはオーストラリアオオガニに触ってみたいです。本当に重いかどうか確かめてみたいです。

竹島水族館は入場料が安くて、お客の立場で言えば有難いですが、やはり財政的には厳しいのですね。すさみのエビとカニの水族館は入場料が決まっていないうえ、強制ではないですが、あそこも運営が厳しいと聞きました。施設維持のためには値上げも止む無し 削除

2011/6/6(月) 午前 0:13 [ &oh ] 返信する

&ohさん(もしかして安藤さんと読むのか?w)。
竹島水族館に3回!ボクとそんなに変わりません。アピストくんやTくんが聞いたら泣いて喜びます。で、ぜひもう一度!ちびって喜びますw。

オーストラリアオオガニ、こいつはマジで重いです。そして持ち上げなくても、触るだけでなんちゅうか岩みたいな硬質感がスゴイです。
タカアシガニもけっこう重いし大きいけど、タカアシガニがスイカで、オーストラリアオオガニがカボチャという感じですねえ。
あ、ますます触りたくなっちゃいましたねw。

ところで、すさみエビとカニの水族館は今年から入館料が必要になりました。町立じゃなくなったのです。で「海立」にしたとかw。⇒http://p.tl/A9JJ

2011/6/6(月) 午前 3:03 kapaguy 返信する

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>もしかして安藤さんと読むのか?w
はい、そのようにお読み下さい。

そうですか、遂にエビとカニの水族館が完全有料になりましたか。施設維持のためには止む無しですね。無くなるよりはずっといいですから。金額はかなりお得感高い設定ですね。2,000円取る水族館もざらだというのに。

エビとカニの水族館でオーストラリアオオガニを持ち上げられる企画をやれば大受け…はしないですねそうですね。

そう言えば前回のコメントに書いたオオグソクムシを飼っていた人はエビとカニの水族館の館長と顔見知りらしいです。 削除

2011/6/6(月) 午後 9:46 [ &oh ] 返信する

&ohさん。やっぱりw!
料金のお得感というのは、なかなか難しいですね。
例えば日本最大の名古屋港水族館は、エビカニの水量のおそらく1万倍以上、建築費は??万倍で、料金は7倍以下なのだから、数字的には名古屋港の方がめちゃくちゃお得。
やっぱり、水族館は個人の気に入り具合で、お得感が決まってくるのでしょうw。

オオグソクムシなんてマニアックなもんを飼っている人は、かなり特殊な方だから、水族館の誰と知り合いでもビックリしませんぜw。
ていうか、そんな特殊な一般人と知り合いの館長の方が威張れますw。

2011/6/7(火) 午前 3:00 kapaguy 返信する

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昨日、行ってきました!値段の割に良かったと思いました(^-^)/私は好きです(*^o^*)これからもいろんな企画して頑張って下さいv(^-^)vまた行きます! 削除

2011/6/19(日) 午後 11:18 [ シャンクス ] 返信する

シャンクスさん。竹島水族館のことをよく言っていただくと、なんだか自分の水族館のことのように、嬉しくなります。
これからも、ぜひ見守ってあげて下さい。

2011/6/20(月) 午後 6:03 kapaguy 返信する

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