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といっても、そろそろ深海展示の持ちネタが無くなってきたので、ちょっと変わったお魚たち編。 まずは、たぶんボウズカジカ。 はい、得意の「たぶん和名」やけど、きっとボウズカジカ。 なんとなくくにょくにょして泳ぐので、こんなお坊さんは嫌やなと思うのだけど、顔は確かに坊主顔。 これもやっぱり"たぶん"なのだが、深海系って粘液が強いので、釣り上げたりすると頭がテラテラヌルヌルしているので、そのツルツルな雰囲気もボウズなんではないかしら。 どっかの高僧が聞いたら怒ってきそうな説やけどね。 ツルツルはええとして、テラテラヌルヌルな坊主ってねえ。 別のもんを思い出します。バキッ\(_; 失礼しました〜。 続いては、 めちゃ可愛いお魚。なんなん?こいつ? もしかしたらですよ、もしかしたら、ベニテグリかも? 昨年、タケスイに行ったときのコイツ(4番目の写真)の模様に、なんとなく似てるのだ。 もし同じベニテグリだとしたら、見る角度でえらい違うもんですな。 いや、前回も『ベニテグリ。(たぶんw)』と書いたので、"もしかしたら…かも?"に加えて"たぶん"な、めちゃええかげん話なのだが…w。 一応水族館プロデューサーとしては、名前が分からない魚は、恥ずかしいので出さないことにしてるのだけど、顔があまりにラブリーやったので、えいっと出すことにした。 なので、名前はどうでもいいから、ラブリ〜!と一言言っておいてやって下され。 ちなみに、ベニテグリとしたら、漢字で書くと「紅手繰り」 う〜ん、意味は分からんけど、なんか意味ありそうで気になる。 深海展示系はこれでお終い。 次は、暖かい海の水槽から。 チョウチョウコショウダイの幼魚 本日やっと、"かも?"でも"たぶん"でもなく和名を出すことができたw。 でも、「町長故障大」ってねw。 カンチョがかつていた水族館の、当時の市長というのが、まあそのアレで(^^; この魚を見るたびに「シチョウコショウダイ=市長故障大」とつぶやいては、一人笑っていたのであるw。 あ、もちろん、正しい漢字は「蝶々胡椒鯛」ですからw。 さあそして!本日の主役〜登場〜!!! ウケグチノホソミオナガノオキナハギ。 え、えぇ〜〜〜! なんじゃその名前? 長すぎ! しかも、五七五とミョーに語呂がいい。 漢字で書くと、こうなのだ。 「受け口の 細身尾長の 翁剥ぎ」 「わが身世にふる ながめせしまに〜」 おっと!思わず下の句を詠んでしまったではないか。 とまあ、下の句はいいとして、問題は上の句の意図する意味である。(上の句やないけど) 二節目の「細身尾長の」の部分は、まあ見るからにそうだ。 しかし、「受け口の」と「翁剥ぎ」の意味は……? まず、「翁剥ぎ」 顔の前のひょろ長い部分を髭に見立てて、髭が生えてるから「翁」である。 そして、こいつは細いけれど、フグ目カワハギ科なのだ。 顔がハギっぽいね。 カワハギは「皮剥ぎ」(皮を一気に剥ぐことができるから…ひどいね)なので、「翁剥ぎ」 さて、「受け口の」の意味は! はい、全身入りました〜。 これ撮るのにけっこう苦労したんよ。 翁髭の根元付近の上に、スリットが入っているのが見えるだろうか。 これこそが口、そう、まっすぐ上に開いた口。 確かにこりゃ、すごい受け口やわ。 はい、そういうわけで、 ウケグチノホソミオナガノオキナハギ=「受け口の、細身尾長の、翁剥ぎ」の名前の意味、やっと分かりましたですな。 やっぱりさ、和名は漢字表記にすると面白い。 ウケグチノホソミオナガノオキナハギは、日本にはいないので、標準和名というわけではないのだそうだけど、そんなことはどうでもいいから、みんな和名を付けて、さらに漢字表記もすればいいと思うのだ。 エンペラーペンギンではなく、コウテイペンギン(皇帝人鳥)とかね。 それって誰にも分かりやすいユニバーサルデザインやと思うんやけどなあ……。 ところで、超水族館ナイトのチケット、発売3日目にしてすでに半分以上売れちゃったみたいです。 ご予定されてる方は、お早めに予約して下さい。 ●竹島水族館の、これまでの記事と写真のリストはコチラ ⇒東海の水族館記事リスト |
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カンチョこんちわ。
ベニテグリ(紅手繰り)は
たぶんテグリ網(底引き網の浜言葉)で採れる赤い魚という意味かと思いますよ♪
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ。。うーんいい顔してますね。
真人屋さんとこで紹介されてるの見たときから気になってましたが..
ノが2個入ってるのがちょっとな〜とか..和名の最長狙いみたいでね〜^^;
上向きのおちょぼ口の写真を見たらば、あごの長い福禄寿でしたっけ?を連想できるので
種名に関係なく翁ってのはいい感じですよね。それだけにノで繋げるのはちょっとな〜
漢字からとか個体名から背景が想像できる名前は、日本の生活とか地域とか文化が伝わっていいですよね。。
2011/5/15(日) 午前 10:29 [ ちまちま ]
kitさん。そうなんや手繰り網というのがあるんか。
ボクはできれば、紅で男を手繰る(たぐる)妖艶な女…みたいな意味とかであって欲しかったなw。
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ、接続詞「ノ」の二つ入りは確かにズルイっぽいねw。しかしながら……
子どもの頃、一番長い名称を言うという授業中のゲームで、「東海道新幹線夢の超特急ひかり号」というのを出したら、先生から「ちょっとズルイ感じがする」とクレームが付き、なんやかんやと言い訳して優勝したのを思い出しました。
なので、ボクはこの命名者にズルイとは言わないことにしますw。
2011/5/15(日) 午後 7:09
ボウズカジカさん、深海艇の窓からぬっと出てきたら、思わず笑いそうな憎めない顔ですね。ベニテグリさんはステルスみたいな形だけれど、魚群探知機に写らなかったりして・・・。
チョウチョウコショウダイはクマノミかと思いましたよ。
ウケグチノホソミオナガノオキナハギさんは、底光りして、イカみたいですね。
鼻だと思ったら、受け口だったんですね。海老ぞったら、花王石鹸のマークですね。ヒゲが立派だから、おじいさんですね。ばっちりポーズを取って大サービスですね。ポチ☆
2011/5/15(日) 午後 7:32
おおっ!また、タケスイ!
ウケグチ…はホントは違う魚を頼んだのに、コレが来ちゃって、調べたらアンタこんな長い名前の魚だったんか!という裏話があります。
蝶々胡椒は、泳ぎがK−POPのKARAのお尻フリフリダンスににていたので、それを表示して展示したのに、イマイチのウケですわぁ^^;
2011/5/15(日) 午後 9:15 [ アピスト ]
575の名前面白いですね!w
漢字明記はすごく理解しやすく感じます。
日本人の思考に向いてるのでしょうか?
僕は意外と、こういった事に興をもちます。文系出身の性でしょうか(^_^;)
2011/5/15(日) 午後 11:54 [ 潜水馬鹿 ]
フルネームを覚えることはできませんでしたが、紹介文の内容で「竹島には五・七・五の名前の魚がいる」って言うのは頭にこびりついていました。
蝶々胡椒鯛もここで写真を見て「あ、KARAの魚」と(笑)
まんまと東京の大馬鹿がアピストさんの術中にはまってしまいました・・・。
2011/5/16(月) 午後 1:22 [ Elpaso ]
眼とろんさん。ボウズカジカ、魚というよりスリコギに顔を描いたみたいな姿です。あ、もしかしてそれで棒頭なのか!(いやそんなことはないですw)
チョウチョウコショウダイのクマノミ風ファッションは、ボクもそう思いました。まったく種類の違う魚どうしで、なぜ同じようなファッションセンスが生まれるのか?魚たちにもなんらかの美的センスがあるように思えてきますねえ。
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ(ああ、打つの疲れるw)は、長モノニョロニョロ系で、これはいいお顔を撮るのによっぽど時間かかるなあ…と思っていたのだけど、たいへんではありつつも割と短時間でモノにできました。
それは、彼が何度も何度もポーズ取ってくれたからです。名前だけでなく目立ちたがりなんかもw。ポチ☆ありがとうございます〜!
2011/5/16(月) 午後 2:09
アピストくん。タケスイ、今回は気合い入れて行ったかんねw。写真はカレンダー10年分は作れるくらいあるよ。
入館者増で大儲けして、いっちょカレンダーだけでも名古屋港水族館よりスゴイの作りゃ〜よ!とかなったときには、ぜひご用命をw。
もしかしてホントは、ハナヒゲウツボ頼んであったのがヒゲはヒゲでも翁ヒゲやったとか?。まあいずれにしても、名前だけでこんなに話題になってくれる魚ってそういないから得したねw。
KARAのお尻フリフリは、ボクも脳裏に未来まで残したいシーンの一つとしてインプットはしてるんやけどさ、チョウチョウコショウダイには脚がないからねえ。却下!
2011/5/16(月) 午後 2:27
潜水馬鹿くん。漢字には意味があるからね、分かりやすいのは当然よね。
そもそも、魚の名前をまったく覚えられないボクが、こんなに長ったらしい名前をもう空で書ける。ウケグチノホソミオナガノオキナハギ。これ漢字なしでいきなり出されたら、暗号か嫌がらせやでw。
つまり、水族館のカタカナだけで書かれた魚名板は、一般客にとって暗号か嫌がらせでしかなかったということでもあるわけ。
そのあたりのことを、水族館は認識しなくちゃあかんよなあ…とボクは強く思っとります。
ところで、君は文系出身やったん?(聞いたことあったっけ?)
なるほどそれで、あの写真なわけやね。そして●の子への手の早さw。なんとなく納得。
展示係に文系センスはとても大切です。
2011/5/16(月) 午後 2:36
Elpasoさん。アピストくんの術中にそんなに簡単に陥っちゃう人がいたとは!
いや、五七五はええにしても、KARAはなあちょっとw。
でも、ホントにタケスイの解説は、読ませて伝える解説として、今のところ日本一と言ってよいでしょう。桂浜も読ませることに関しては日本一だけど、総合的にはタケスイやね。
あ、そういうスゴイ褒め言葉は、こんなコメント返しではなく、本文で書かなくてはあかんね。
そのうち、「いい水族館」ネタでタケスイの褒めまくりをしようと思います。…だいぶ先やけどw。
2011/5/16(月) 午後 2:43
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ、ピカピカ加減から私もイカかと思いました^^。そういえばハギのお顔してますわ!
なるほど、五七五にして読むと読みやすいですね!ポチン。
私は、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ〜、と繋いでしまいました^^。
2011/5/16(月) 午後 2:51
うちの後輩は、「オマエソレデモカワハギカ」
と下の句を読んでおりました。
そうですか、桂浜の読ませるレベルは日本一ですか。
今度7月に偵察に行ってきます!!
また若手が入ってやる気満々ですから、もっと上を狙いますよ〜!!
2011/5/16(月) 午後 8:39 [ T ]
文系だってのは直接話はしてないですね〜!
大学こそ、水産系なのでどちらかというと理系ですが高校の時の得意&好きな科目は地理・歴史・生物で、授業中に世界の地図帳を見て楽しんでたタイプです。そんな頭に大学入試のために無理くり数学なんかを詰めこんだ感じですので、僕は文系やと思ってます。
次回のちびっこ園館長会議で「水族館には文系も必要だ!」というのを議題にあげさせてもらいます。あと「手の早さや戦略は文理で差があるのか!?」も。w
レクチャーお願いします!
2011/5/16(月) 午後 8:47 [ 潜水馬鹿 ]
maruさん。なんだかお久しぶりな気分ですw。
そうですかイカっぽいですか。眼とろんさんがイカみたいと言ってて、なんでかなあ?と思ってたのやけど、2人もイカに見えたらそれはかなりそうなんでしょうなあ。見え方って人によって違うんやなあというのが、なんか面白い!
下の句「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」奥深いですな。
ていうか、ボクらの世代は、「翁」と来たら、自分のこととして考えるってこと?w
ポチン、ありがとー!
2011/5/17(火) 午前 1:55
Tくん。その下の句、2文字足らずやんw。
まあ、確かにカワハギとは思えない。でも、最初の写真の顔は確かにカワハギ扁平ではあるよね。
桂浜の場合は、切り絵を全て見たくなるんよ。
だから、水族館としてスゴイというよりも、個人技として他には真似できないレベルなわけ。
いつも言ってる、「展示係は生物学以外のスキルを高めると強い」の典型的な例やね。
視察して、大いにライバル心を燃やしてきて下さい。
2011/5/17(火) 午前 2:02
潜水馬鹿くん。文系が理系を選んだというのはなかなかお得なケースやね。それは単純に稀なケースやからということもあるし、実際に余分な大切なことを学んでいるからということでもある。
余分なことと無駄なことというのはちょっと違うんよね。
「水族館には文系も必要だ!」
チビッコ園館長会議だけやなく、トークライブのときにもそのあたりはかなり触れようかと思っていたよ。
手の早さの件は、チビッコ園館長会議3時頃の話題やけどねw。
2011/5/17(火) 午前 2:11
私も理系を選んだ文系です。志のあった潜水馬鹿さんと違い、不純な動機からでしたが(笑)
チョウチョウコショウダイの解説、KARAっていうよりベリーダンスだよなぁ。。と思いながら読んでました。ヒラヒラ感とフリフリ具合がそんな雰囲気だと思ったのですがいかがでしょう。
ウケグチノホソミオナガノオキナハギは、見て0.1秒で名前を覚えるのを拒否しました。
確かに漢字で書いてあると分かりやすいし楽しそうですね。
2011/5/29(日) 午後 9:04 [ よしのぼり ]
よしのぼりさん。大抵の男は、不純な動機だけで生きているものですw。
そして、チョウチョウコショウダイのお尻に、KARAを思い浮かべるか、ベリーダンスを思い浮かべるかも、いずれにしても不純な動機のなせるわざ。まあ、どちらに不純な妄想を抱いているかという問題なのでしょうなあw。
2011/5/30(月) 午前 3:28