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久々の水族館レポートです。 リニューアルオープンした新潟市のマリンピア日本海に行ってきたんです。 ホントなら、オープンして直ぐに行くべきな仕事をしてるんやけどね、夏休みはさすがに混雑してるやろと、9月になるのを待ってたん。 ダメな水族館プロデューサーw。 でも今回は、水族館プロデューサーとしての視点から感想を述べてみようと思うんや。 33億円を投じたリニューアル、さてどう変わったのか? 玄関がずいぶん変わってた。 元の水族館エントランスを、ヘラヤガラの口のように伸ばしたらしい。 エントランスの印象を大きく変えるのは、リニューアル効果としてはとてもいい。 たいていのものは、第一印象というもので決まるからね。 ヒトは「一目惚れ」をする動物なのである。 右の柵の向こうも新しく増えた館内『にいがたフィールド』で、里山や田んぼのビオトープになってる。 伸びたヘラヤガラの口はエントランスだけではなく、新しい展示も増えていた。 『潮風の風景』というエリアらしい。 観覧者は、お金を払った直後の展示なので、どの水槽も逃さず一生懸命に見ている。 ただ、視線の延長線上には水槽はなく、人しか見えないのがちょっとつらい。 水面が胸よりも下の水槽ばかりなのだ。 この日は入館者の少ない日だったからいいけれど、入館者の多い日には、お金払ったばかりで水槽を全部見たい人がなかなか水中を見ることができず、ずいぶん混雑したのではないかなあ……と思う。 う〜ん、やっぱり夏休み中に来てみるべきだったか……。 空いてる時の方が水族館は楽しめるという、仕事よりも自分の好みを優先してしまったことをちょっと反省w。 この新コーナーには有明海の水槽もあった。 ムツゴロウやワラスボがいる。 マリンピア日本海にやってきて、いきなりサンゴ礁に有明海を水面上から見る。 日本海はどこや〜!水中はどこや〜! …とか思うのは、たぶんボクだけで、一般のお客さんたちはここでそういうことに文句を言ったりはしないw。 ただし、何度も言うようだが、お金を払った直ぐで一生懸命観察するから、この場所の印象は記憶に残ることは確かでもある。 リピーターを増やしたい場合には、そのあたりのことも考慮するべき……とか頭の中にメモするボクw。 そしていよいよ、日本海! あれっ? 目立った変更はないぞ? いや、以前はこの日本海大水槽の上に、夕陽やらなんやら日本海の一日の動画が流れていたのが、逆にホリゾントライトだけに簡略化されてる。 そして、水槽の下に行っても……。 マリンピア日本海のメインである日本海大水槽は昔と変化はない。 なんか水を抜いて大改修したとかニュースを見たことあるから、けっこう期待してたんやけどなあ。 色もちょっと緑っぽくて日本海の澄んだ雰囲気がなく、思わずじぇじぇじぇ?と叫んでしまった。朝ドラあまちゃん観てないのにw。 そして実は、この大水槽以降は、メインの展示はほとんど変わってはいなかったのだ。 再び、じぇじぇじぇ? 大きく変わっていたのは、その大水槽の前のホール。 美しく改装されてた。 全体的に館内も、かなり美しく改修されてはいた。 そして、新たに出来たのが、体験ラボやキッズコーナー。 これらは、言うまでもなく閑散としてる。 体験ラボ なるほど、教育を主目的とした水族館なのである。 リニューアルは、老朽化の修繕と、教育施設の充実が目的だったらしい。 もちろん、それはそれでアリだし、オーナーである新潟市の考えだからいいのだけど、東京から強硬日帰りでやってきた身としては、ちょっとガッカリなリニューアルだったのはいなめない。 視察出張だからとわりきってみても、 水族館を大人を集客できるハイカルチャーと位置づけているボクには、あまり参考にはならなかった。 もちろん、この水族館は新潟市民のものであって、我々のものではない。そこは理解しなくちゃあかんよね。 だから、観光客がぶつぶつ言っても始まらないというわけであるよ。 ただ、最近の水族館でよく見かけるキッズコーナーには、ボクはどうも違和感を覚える。 キッズコーナー(ただし小学生は利用できないから幼児コーナー) 本来は、ハンズオンの展示から流行りだしたのがキッズコーナーよね。 それが小学生も利用できないというのは、どういうことなのだろうか? ウツボの滑り台って、ゾウの鼻の滑り台と同じやんね。 ハンズオンとはだいぶ外れてると思うよなあ……w。 すみません、久々の水族館レポートにも関わらずけっこうネガティブな感想で。 あくまでもボク個人的な、マスカルチャー的視点であると思って下さい。 次は、それでもボクがとっても気に入った、可愛美しい生き物たちを紹介します。 □最新刊→『水族館に奇跡が起きる7つのヒミツ』 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■Twitterとfacebook始めてみました…。 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド |
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やはり遠方から行く身としては「リニューアルしてコレ?」っていう印象は出てしまいますよね。σ(^_^;)
お察しの通り、ヤガラの口のように伸びた入口は人が多い時は、
小さい水槽前に人集りが出来る→後ろの人がなかなか見れない→混み出す→あとで来ようよ先に進む
の流れで先に進む人がかなり居ました。
子連れのお客さんぐらいが無理にでもならんでなんとか見ようとしてたぐらいでしょうか・・・。
それも最初は良いんですけど、2つ3つと繰り返すと子供の方が嫌がるという結果に。(笑)
ラボは・・・アレ作るなら海遊館並みの大きなタッチプールがあった方が良かった気がします。(~_~;)
2013/9/19(木) 午前 6:07 [ Elpaso ]
Elpasoさん、さすがやなあ。超水族館常連チームの何人かはボクより先に行ってるw。
やっぱり、混雑してましたか。それはまあそうでしょうなあ。
まあ、混んでいるときよりも、混んでいない日の方を基準に考えるという考え方もあるけれど、せっかくリニューアルしたんやから、なんか水族館らしいインパクトのある水槽を置いたらよかったのになあとは思いました。
2013/9/19(木) 午前 11:06
わざわざ なんで? キッズコーナーで遊ばせるのかがとても疑問だねぇ まだ、授乳コーナーの方が!!
親水ガーデン?って感じで 実際に体験できる方がいいな!
2013/9/19(木) 午後 1:23
丸ちゃん、やろ〜?
親水はいいですね。川を作って安全に遊ばせる。みんな服がびしょびしょ。
ボクらが子どもの頃にできた遊びです。
2013/9/19(木) 午後 6:48
リニューアル前の加茂水族館は行けたのですが、此処も行きたいです。いいなあ!!
2013/9/20(金) 午後 5:56
kt9*jpさん、ここはもうリニューアル後やってw。来年、加茂水族館がリニューアルされたら、そのついでに行くといいと思うよ。
2013/9/22(日) 午前 1:58
ヤガラと言えば、葛西臨海水族園のアオヤガラさんを思い浮かべてすぐに情景が浮かびました。
新潟はかなり以前に佐渡島に行ったときに立ち寄ったのですが、めぼしい観光スポットがなかったので素通りした記憶があります。
マリンピア日本海という施設があるのですね。
リニューアルという題名から、これといった観光スポットの無かったところに旭山動物園が大ヒットした旭川市を連想したのですが・・・。
確かに、ムツゴロウと、海のエイリアンのワラスボはどこの地方の人も一度は実物を是非見てみたいお魚ですよね。
いまマリンピア日本海のHPを検索したら、シュモクザメさんの写真がが出てきてびっくりしました。
地方財政は厳しいから、仕方が無いのかも知れませんね。屋島水族館とか、桂浜水族館とか、こじんまりしているのに結構楽しめた水族館が印象に残っているのですが、地元新潟の子供が海の生物に接することができることを主目的にした施設なのかな?
佐渡も新潟ももう一度訪れてみたい場所なので、とても興味があります。
ひさしぶりのカンチョ先生節にポチ☆
2013/9/23(月) 午前 0:12
眼とろんさん、久しぶり。いや、ボクの方がえらい久しぶりに書いたんでしたねw。
水族館というのは、特に行政系の水族館は、目的を変えたりするのがなかなか難しいのです。教育委員会管轄だとどうしても「教育=子ども」という思いこみが強いしね。そうすると、子どもには世界の海を見せたい…となってしまう。
ボクは、せっかく「日本海」ていう立派な名称を付けたんやから、日本海観光の中核施設にするとか、地元の人たちにも日本海が世界で一番スゴイ海なんやー!くらいのことを示す水族館であればいいのになあと、まあ勝手に思ってるわけです。
ポチ☆ありがとうございます。
2013/9/23(月) 午前 3:12