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いい水族館の最低条件として、「水槽がきれいな水族館」は外せない。
そんなこと、水族館として当たり前なのだが、それがなかなかそうではなくてがっかりする。
壁面に付いた藻はもちろんのこと、ガラス面に藻が付いているのがどうしても許せない。
一カ所見つけてしまったときには、いちおうボクも大人だから「見なかった、見なかった」と記憶から消し去ることにしているが、2つめの汚れに遭遇するともう帰りたくなる。
だいたい、一つ見つけると、またさらに汚れがあるのを見てしまうのじゃないかと心配で、水槽を真剣に見ることができなくなる。
確かに、水槽の掃除はタイヘンなのは知っている。
特に潜水しての水槽掃除は、疲れるし、単調だし、時間はかかるし、飼育係にとっても辛い。
運営者(経営者)にとっては、このコストダウンの時代に人件費がかかるのはイヤなことだろう。
その上最近は、サンゴや海藻など、明るい光が必要な展示が増えているから、けい藻も生えやすいし、それが巨大化しているのだから、かつてよりますますタイヘンなのも分かる。
でも、きれいにできないのなら、最初からきれいに保てる規模の水槽づくりをすればいいのだ。
水槽は、古くなればなるほど傷がついて、傷の中にけい藻が根を張り、取れにくくなるのだけれど、それでもとてもきれいにしている水族館もある。
それはひとえに、来館者に不快な思いをさせたくない、中にいる生物をすっきりと見せたい、という思いがあるかないか。
だから、古くても水槽がきれいな水族館に行き当たると、それだけでとても得をした気分になれる。
もちろん、新しくて巨大な水槽がきれいに掃除されていると、実に気持ちがいい。
しかし、問題は、水族館側では、来館者がそんなこと思っているなんて、気づいてもいないことが多いということなのです。
みなさん、水槽が汚れている水族館では、帰りがけのアンケートとかメールにて、「水槽の汚れが気になった」と教えてあげて下さい。
それが、何通もあれば、水族館側もきっと気づくはず。
そしたら、次に行くときには、いい水族館の一丁上がりです。
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さすがにT水族館出身ですね! 私も同感です!
2005/7/17(日) 午後 11:00 [ sat*sin*40 ]
うむ。T水族館のきれいな水槽維持は伝統的なものですね。 飼育係だったときに、なんでそんなに頻繁に、しかも徹底的に掃除しなくちゃいけないの〜(泣)・・・と思うくらいやらされました。 でも、飼育を出てから、掃除されていることがいかに大切か実感しました。 前に、南アフリカのツーオーシャンズ水族館を訪れたときに、世界中の水族館を視察してきた設立者である館長が目指した、いくつかの水族館の優れたところの一つに、「T水族館の水槽のきれいさ」というのがあると聞き、ちょっと感激しました。
2005/7/19(火) 午後 5:42