ブログ水族館/中村 元

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イヨボヤ会館

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加茂水族館を訪れたときに、お隣の新潟県村上市にあるイヨボヤ会館を訪れた。
初めて訪れる、決定版!!全国水族館ガイドにも入っていない水族館相当施設だ。

イヨボヤとは、村上市の方言でサケ(鮭)のこと。
イヨ=イオで魚、ボヤも魚で、魚の中の魚という意味なのだそうだ。
サケが魚の中の魚というのには理由がある。
村上市の三面川(みおもてがわ)は、世界で初めて人工ふ化らしき方法でサケを増やした川なのだ。
館内では、その指揮を執った村上藩士の青砥武平治の偉業が称えられ、サケをめぐる村上の発展の歴史が語られている。
そこが、この水族館をありきたりの水族館にしていない大切な部分だ。

サケの人工ふ化は科学的であり、水族館も科学系博物館ではあるけれど、その科学は人の暮らしや文化と密接にからんでいる。
いや、ヒトが勝手にさまざまな現象を科学しているのだから、ヒトがからんでいなければ科学足りえないと思うのだ。
日本の子どもたちの「科学離れ」が問題になっているが、このイヨボヤ会館の精神を見習えば、科学に興味を覚える子は必ず増えるはず。

さて、イヨボヤ会館は、水槽展示でも、ありきたりの水族館にはない方法をとっている。
館内に人口河川を引き込んで、それをそのまま水槽にしている「生態観察室」と、三面川の分流に窓をつけた「三面川鮭観察自然館」だ。
どちらも、サケの遡上時には、自然のまま遡上するサケたちを観察することができる。

実は今まで、いろんなところで、川に窓が付いているのは千歳サケのふるさと館だけ、と言い続けてきたのだ。こりゃまいったな。
すんません、撤回します。

今回は6月だったのでもちろん遡上は見られない。
その代わり、三面川の自然観察窓にはアユが群れをなし、【→半水面の写真】
「生態観察室」には、無数のサケの稚魚(すでに幼魚か)たちが放流され、見事な銀の巨魁をなしていた。【→群れの写真】
秋の、遡上シーズンになったら、ぜひまた訪れたい。

「裏版!!全国水族館ガイド」書庫の記事一覧

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福井県の大野市にイトヨの里(http://www.itoyo.net/)と言うところがありますが、ここも、川に窓が付いている…ような“感じ”です。 比較的家からは近いのですが、行ったことがありません。行ってこれたらレポートいたします。よかまさ

2005/7/13(水) 午前 2:30 [ yok*mas*10*610*4 ]

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おおっ!よかまささん、情報ありがとうございます。 イトヨの里ですか。。。 今年、北陸はもう一度回る予定なので、ぜひ寄ろうと思います。

2005/7/13(水) 午前 3:46 kapaguy


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