ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は10/5(日)の開催。前売り発売は9/15です

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新設!マリホ水族館その3『うねる渓流の森』

この記事は、新設!マリホ水族館その2『輝くサンゴの海』からの続きです。

さて、マリホ水族館の紹介もこちらで最終章でクライマックス、日テレ『真相報道バンキシャ!』の水族館プロデューサー密着でしっかり登場した『うねる渓流』。


マリホ水族館のコンセプト『生きている水塊』を最も強く表していて、テレビなどにも最もたくさん紹介されたのが、こちら『うねる渓流の森』の水槽だ。
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暴れる龍のごとくうねる渓流を再現する世界初の展示によって、「生きている水塊=躍動する水塊」を最も分かりやすく表していることもさることながら、ここに泳ぐイワナが、広島県の天然記念物であるゴギという特別な魚であることにも、広島のマスコミのみなさんから食いついてもらえたからだ。

しかし本来、水族館で最も不人気なのが日本の淡水魚の展示だ。各地の水族館で様々な展示がなされるが、観覧される時間は短い。そもそも立ち止まる人さえも少ないのが日本の淡水魚なのだ。
水族館に詳しい人なら、そんな日本の淡水魚をよくマリホ水族館の主砲的あるいは横綱的水槽にしたものだと思われるに違いない。

でもそこが狙いだった。規模も予算も小さなマリホ水族館では、他の水族館に勝てるような展示はなかなかできない。それならば、他館でうまくいかない分野で一番になればいい。つまり横綱をはれそうな土俵が日本の淡水魚だった。
今までのところ、日本の淡水魚という土俵での横綱は、自分で考案した北の大地の水族館の「滝壺水槽」だけ。それと同等か良い勝負をする水槽をつくって、滝壺を東の横綱に、マリホ水族館に西の横綱をつくればいいと考えた。

しかもそうすることで、日本の淡水魚水槽という土俵が以前よりも盛りあがるはず。一人横綱よりもやっぱり東と西の横綱がおらんとね。(実は相撲のことはよう知らんのやけど…w)
で、滝壺とオショロコマに対抗するのが、このうねる渓流とゴギだったというわけだ。

これがゴギ。(ショージキ言うて、ボクには普通のイワナとの違いがまだよく分からんのやけど…)
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日本の淡水魚の展示が人気がない理由は、多様で美しく巨大な海水魚や熱帯淡水魚に比べて地味だ…というのが大方の意見だ。
でもボクの分析はちょっと違う。おそらく日本に川と橋が多く、しかも水が透明なために、河原からでも橋の上からでもいくらでも水中が見渡せるからだと思う。いつでも無料で、川の中の魚影はもちろん川底まで見ることができるのに、入館料の必要な水族館なんだから、見たことのない海中や大河の魚や光景を見る方が大切だという意識が働いてしまうのではないか。

だからたとえ日本の川の展示でも、みんなが「見たことないけど、見てみたい」と思うような水景を展示することができれば、行けるに決まってると考え実践してきた。
北の大地の「滝壺を下から眺める光景+オショロコマの群が輝く」や「凍る川を横から見る+じっと春を待つ魚たち」、「幻想的な北海道の湖の中+巨大なイワナが生きた小魚を追う」など、いずれも確かな手応えがあった。

しかし、その手応えと同じ効果を作るには、とにかく激流を作らねばならない。
そのために、実験は飽きるほど繰り返した。実はその実験のために、個人的にハイドロウィザードを2基購入した(正直けっこう高い買い物やったよw)。マリーナホップには、実験用の水槽を発注してもらった。その水槽がマリホ水族館所有の初の水槽になった。

まず、自分所有の小型のハイドロウィザードで実験。
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そして、大型ハイドロウィザードの試用機を借りて実験。
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館長になる前の宇井くんの顔が見えとるねw。

自分で描いた絵と、それを元にして作った模型。
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擬岩工場には何度も足を運んで、納得いくまでやり直しを繰り返し、
擬岩を設置してからは、ハイドロウィザードの取付位置と角度をまた納得いくまで微調整。
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この微調整作業で、新卒社員くんはいきなり胴長の中が水浸し(笑)。さすが宇井館長は胴長ベテランなところを見せつけた。

最終的に、ボクがテープで貼ったこの位置に水流の中心がぶつかるところまでこぎ着けて完成!
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ここまで来るのに、相当な時間がかかったよ。

でもほら、超いい感じになった!
日本の川土俵での西の横綱の誕生や〜!(あくまでも当社評価です)

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さて、この迫力のある怒濤のうねる水流は、オープン当初はこうでもなかった。
実は天然記念物のゴギが簡単に採集できるわけもなく、ここで飼育展示しているゴギは食用として養殖されているゴギなのだ。
養殖は流れのほとんどないところで行われ、餌も簡単に食べられるため、宇井館長によればたいへんなモヤシッ子ゴギだったのだとか。モヤシッ子の魚の特徴は泳ぐための筋肉が付いていないので、この激流に耐えきれずハイドロウィザードに巻き込まれたりするおそれがあるため、彼らの筋肉が付くまで、弱い水流からだんだん強くして、野生のゴギになるように鍛えていたのだ。
そんなわけで秋になってやっと、うねる渓流も最大の激流になって流れ始めているところ。
オープン直後にしか来られてないという方は、ぜひ今のシーズンに再度お越しいただきたい。

ところで、このうねる渓流には、『生きている水塊』の主砲だけでなく、もう一つの役割がある。
それは、全体的にギャラリーを暗く押さえてある館内の中で唯一、空を借景にした明るい展示にして、狭い館内を広々と見せることだ。
そのため、実はこの写真を撮った当日は曇りだったのだけど、パンフレットの写真とかは青空に置き換えたことを正直に告白します……(^^;。


『うねる渓流』の後は、熱帯淡水魚のコーナーで締めくくられている。
ゾーンとしてはマリホ水族館の1/3近くが淡水ゾーンということになる。

水草の水槽。
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なぜだか水草がばんばん生長して、訪れるたびに緑が増えている。
水槽背面には、新たに開発した水塊シートを貼ってるから、いつもそろそろ水草を剪定してくれって言おうかな…とも思うのだけど、いやいや水草の勢いがすごい水槽っていうのも面白いかもだし…とも思う。まぁここはスタッフたちに任せるのが一番よね。


こちらは、現在グングン成長中のバラムンディの水槽。
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この水槽が半水面になってるのには理由がある!
宇井館長に「熱帯淡水魚は任せるから、とにかく魚をジャンプさせてくれ!」とのメチャ振りをしたら、しっかり実現してくれましたがな。
水面上に延びた枝や垂れ下がる蔓草にコオロギを放す。
そのコオロギを目がけてバラムンディが大ジャンプするのだ!

そのジャンプの勇姿は、まだ写真に撮れてないのだけど、水槽横のモニターにはジャンプの瞬間が繰り返し流れているからご覧になって欲しい。
そして、蔓草の上の方に肥掬いがニュッと出てきたときには超チャンス。スタッフが新しいコオロギを枝に乗せてるときなのだ。
コオロギも樹上生活に慣れてないし、よもやその下に天敵がいるとは思ってないから、狙われやすいところに平気で出るし、バラムンディも今がチャンスとばかりに興奮してるみたいで、この時には次々にジャンプをする。

そしてこの水槽には、あとヒトリ人気者がいる。
ジーベンロックナガクビカメ
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まだ小さいけれど、これがなかなかいい味出してるんよね。
なんと言っても、マリホ水族館唯一の一生肺呼吸な生物。なんせ海獣もペンギンもおらへん水族館やからね、この子の次にヒトに近いのが、うねる渓流の前に展示された両生類のサンショウウオという世界では、カメはもしかしてヒトと心が通じ合うんやないの?とか思ってしまうくらいに愛らしい。


この最後のゾーンでは、他にもナマズとか特集展示とかあり、それを観終わったら、そのままエントランスの生きている水塊「波の向こうへ」の水槽に繋がってるので、再度気に入った場所を重点的に観てもらうのが、マリホ水族館をお得に満足度高く楽しんでいただける隠し技だ。

そして、充分楽しんで出口に行っても、広島人ならまだまだ気を抜いてはならない!
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そう!カープ鯉がいるからね。(えっとつまり、コイコイなんやけど、鯉の丹頂模様を赤ヘルとして見立ててるw)
これってちょっとした広島県民度テストいやカープ命度テストみたいなもんになってる。
カープファンはだいたいカープ鯉(あるいはその文字)に気付いて、バリバリ写真撮ってるもんね。
実際、広島県民のカープへの愛情…ていうか食いつき度ていうかには、未だに驚くことばかりです(笑)。これはもう広島のトップ大衆文化ですな……。




●マリホ水族館のWEB水族館紹介記事はコチラ ⇒マリホ水族館|WEB水族館 全国水族館ガイド


●最新刊→『水族館哲学〜人生が変わる30館〜』『いただきますの水族館』
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中村元の超水族館ナイト2017秋 〜科学離れと水族館の理科教育〜(vol.28)

先日の中村元プレゼンツとなった『TOKYO妖怪ナイト』にお越しいただいたみなさんありがとうございました。昨年暮れにカルカルが渋谷に移転してから、ほぼ2ヵ月に一度はカルカルでイベントしてます。ヒマなんか?オレ?とちょっと悩んだりしてもおる今日この頃です。

さて、定例の超水族館ナイトは10月15日(日)に開催、『中村元の超水族館ナイト2017秋 〜科学離れと水族館の理科教育〜(vol.28)』
もう28回目になるんやなあ。なんか計算間違いしてるみたいな回数やねw。これにスピンオフやら出前やらテリーちゃんと一緒にやったトークライブを含めれば、この9年間のうちにもう35回くらいはやってるw。ボクもよう飽きやへんけど、参加いただくみなさんもよく飽きずにお越しいただき、ホントにありがたいことです。

さて、次回の第一部テーマは『〜科学離れと水族館の理科教育〜』

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日本だけではないにしろ、先進国各国では、国民の急速な科学離れが進んでいるのが通常だそうです。
そのため、水族館など科学系博物館なるものを表明している施設では「だからこそ水族館・科学館が必要なんじゃ!」とばかりに、理科教育、科学教育にたいへん熱を入れてらっしゃる。
そうです、だからこそ必要なのはその通り!
でもね、水族館や博物館の提供してきた理科教育・科学教育ってホントに効果があったんやろか?と常々疑問に思っていて。もしかしたら、科学離れの原因になってない?とか憂えてるワタクシです。

ちょっとね水族館、教科書に載っている学問を教える学校教育みたいに、生物学や自然科学の知識の押しつけが強すぎるところがあるのではないかしら?と思ったりする。
水族館とか動物園というのは、生きている生物をそのまま展示物にしてしまった非常に特殊な博物館同等施設であって、そういう施設には、生き物を閉じこめておくそれだけの意味がなくちゃあかんよね。
それは、教科書や図鑑に載っているような知識を解説することではないと思う。
ボクの個人的感想だけど、知識を教えようとすることが、最も大切な『科学する心』つまり科学的な探求心を奪ってしまうことになってると思うのです。

ボクの考えでは、生きている本物を観察することで最も有意義なことは、
●まず、その対象物への強い好奇心や興味がわくこと。
●そして、生き物を展示物とすることで、その生物の命や生をも展示してること。
そこから発見があり、想像があり、探求心が芽生え、解明したら次の探求へと広がる。それこそが『科学する心』。

そういう意味では、「可愛い!」も「美味しそう!」も、科学を述べる以前に意味がある。「可愛い!」から始まって、カワウソやイルカのことを調べまくった人はとても多いことを知っている。
「美味しそう」から、食い食われる地球生物の定めを確認して、そこから水産学や生物学の道に進むj人もいる。

ボクの「水塊」展示もそう。水中世界に興味を持ってもらうことから始まって、そこで何かを発見してもらう。発見する何かは、展示されている生物の命や人生のことであることも、自分自身の人生のことに繋がってもいい。
社会教育における教養や知識そして自分を取り戻すリクリエーションまでの全てを、生涯学習的に学べるところ、それが水族館なんではないかと思っとるわけです。……しつこいけどあくまでも個人的感想ですw。

少なくとも、生きている命が展示されているというのは、さまざまなことに興味を持つための大きなきっかけを提供できるってことで、その学問への入口をできるだけ大きく広げることが、科学離れだけでなくさまざまなことへの好奇心離れを防ぐのではないかと思うのです。
だから、水族館よ、科学館よ、みんなの科学する心を奪うような科学教育だけはやめてくれ!というのが、たかだか水族館プロデューサーの願いなわけです。


さて、そういう意味で、第二部にゲストに迎える金尾滋史学芸員の所属する琵琶湖博物館は、とても優れた展示をしとるのですよ。
なんと!
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琵琶湖の生物を展示したゾーンに、どーんと魚屋さんをつくってしまった!
しかも魚屋の屋号に、ちゃっかり自分の名前入れちゃっとるよ!この人。
(きっと、魚滋の滋は滋賀の滋です!とか理屈こねて企画書通したんやろなあ……w)
さらに、ドーンと右端に立ってる魚屋店主姿の人型は本人w。

それらはまぁいいとして、活きの良さそうな琵琶湖の魚たちが並んでる(もちろんレプリカやけど)。
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こうなったら、水族館の魚を見て「美味しそう」とか言うのはけしからん!とか、ちゃんちゃらおかしいよね。
琵琶湖博物館の水族展示はそもそも、琵琶湖の生物を、古代から人の生活を支えてきた水産資源というとらえ方で展示をしてるんだから。
そして、そのとらえ方こそが、琵琶湖博物館全体の大テーマ「湖と人間」への強い導入になっている。
「美味しそう!」が、生物への興味さらには琵琶湖の自然史文化史への好奇心を起こすというわけ。


そして琵琶湖博物館の水族展示には、生物だけでなく、滋賀県の人たちがふだんから目にしている光景がある。
よし原の光景もその一つ。
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ヨシをわざわざ水槽内に生育し、魚を獲るモンドリみたいなんも沈めてある。
さらに人の生活がつくった人工物の桟橋も展示物となっている。

食と同じように、見慣れた光景や生活に関係することには、誰しも興味を持ち好奇心を起こすのです。


ボクが大切にしてる「水塊」もちゃんとあるよ。
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この水槽を見ただけで「琵琶湖ってもしかしてめちゃ深いの?」と誰しもが思うだろう。 そして実際に深い!なんと水深100メートル以上。
そんな驚きの事実が、解説に書いてあるんではなく、一目で理解させてこそ、あるいは解説を読ませる引き金になってこそ本当の展示。好奇心を起こす展示ではないだろうか。

水族館の社会教育とは、読まれもしない解説をせっせと書くことではない(やるのはいいけど読まれようよ)。
まず、水中世界や生物への好奇心を持たせること。そして、それを展示でやること。
それができているのが、琵琶湖博物館の水族館展示だと思うのだ。

…というわけで、第一部から第二部への連携も完璧な、次回『中村元の超水族館ナイト2017秋』なのでありますよ。
ところで、この金尾滋史学芸員、チビッコ園館長会議の門下生でもあり、いつもカルカル超水族館ナイトイベントでアンケートを配布してる研究者でもあるので、次回の超水族館ナイトでは彼の「超水族館ナイトにおける考察」みたいな研究発表も期待できるよ。いろいろ楽しみや〜♪

前売りチケット販売は1ヵ月前の9月15日10:00〜。
予約と購入はコチラ公式告知からどうぞ⇒東京カルチャーカルチャー『中村元の超水族館ナイト2017秋 〜科学離れと水族館の理科教育〜(vol.28)』


■過去の『超水族館ナイト』のライブレポート
27回中村元の超水族館ナイト2017夏「最新水塊のレシピ」2017/6/18

□オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本

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新設!マリホ水族館その2『輝くサンゴの海』

この記事は、新設!マリホ水族館その1『生きている水塊』からの続きです。

小規模水族館であるマリホ水族館にも、いわゆる大水槽はある。
『輝くサンゴの海』ゾーンの「ラグーン水槽」

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千岼焚爾竜模の小規模水族館でこの大きさの水槽は例がない。
なんせ総水量の2/3がこの水槽に注ぎ込まれてるんやからね、とにかく頑張った。予定してた他の水槽いくつか捨ててでも頑張った。

限られた敷地面積と予算の都合上、マリホ水族館の面積はひたすら小さい。
でも広島のみなさんは、宮島水族館や島根のアクアスといった新しい中大規模水族館をすでにご存知なわけで。
水族館の大きさでは遙かに負けてるにしても、水槽の水中感だけは肩を並べたい…ていうかむしろ、思いっきり勝ったろやんか〜!……くらいの気持ちで臨んだ、意地だけはすごいぞ水槽なのである。

意地と苦労の甲斐あって、この水槽前にやってくると「うわ〜!」と声を発してくれるお客さんが多いのが嬉しい。
もちろん、サンシャイン水族館で磨きをかけた、錯視による奥行きのある水塊づくりのテクニックはいかんなく使った。

格好いい! グルクマの群れ
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そのため、写真だけ見ると、あれ?どっかで見たぞ? サンシャイン水族館のラグーン水槽の妹みたいなもん?とか思われるかもしれない。
いやまぁ、実際にあの水槽に近い効果を上げようとは考えたんやけどね。しかしそれは効果だけの話であって、形も大きさも照明もまったく別の方法による。
サンシャイン水族館のラグーン水槽よりも面積は小さく、深さは深い水槽となり、その形でどこまでも広がるような奥行きのある水塊を実現するため、形を楕円形に変更した上で、照明による色付けも大幅に違う新技を開発したのだ。

そうやってできた水塊だけど、さらにこのラグーン水槽の「水塊」を『生きている水塊』へと進化させているのが、サンゴ礁の小魚たちの群れだ。

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大型魚はほとんど入っていない。捕食圧ぽく装えるトラフザメやナポレオンフィッシュ、そしてグルクマの群れを同居させて、他は全て小さなサンゴ礁魚類の群、群、群。
その群の群れと少ない大型魚類を使って、サンシャイン水族館でも、海の中道でもうまくできなかった、「サンゴの周りに花のように集まって、危険が来るとザーッとサンゴの枝の間に逃げ込む躍動的な生態」を成功させようというのが、このラグーン水槽の『生きている水塊』ミッションなのである。

トラフザメ。マリホ水族館の最大生物w。
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今のところ、それなりにそんないい感じのシーンも見られる。
これは今後、館長はじめスタッフたちが、さらにもっとモノにしてくれそうな感触を掴んでいて、毎月1〜2度訪れるたびに、楽しみにしている。
みなさんも楽しみにしていて欲しい。マリホ水族館は誕生したばかり、まだまだ成長は始まったばかりなのだから。


輝くサンゴの海のゾーンには2つの個別水槽があって、それぞれ小さな水塊を見せている。
そのうちの一つがこちら。
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砂底にはチンアナゴ、中空にはヘコアユという、絶妙な生物選定は館長のセンスだ。

これも予算の都合上(こればっかw)、個水槽のほとんどを全アクリルの箱にしたので、奥行き感を出すのに、いつもとは違う工夫をした。
ボクはまあまあ満足している。
お客さんのほとんどは、人気のチンアナゴばかりに目を奪われているのだけど、それでもその姿を写真に収めてもらったとたん、水塊工夫は活きてくる。

記憶って、美しい方に塗り替えられるものやしね、さらに美しい写真はSNSに投稿されやすい。いわゆるインスタ映えっていうやつ?
これが、最近の水族館プロデューサー的裏技「だれが撮っても美しく撮れてしまう水槽」シリーズの一つなのだ。

ハナミノカサゴ。 背景の青色が水中感を増した。
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ハナヒゲウツボのニョロニョロは、躍動する水塊の一部になっている。
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マリホ水族館のハナヒゲウツボは、なんでかしらんけどよく泳いでいて、その美しさとニョロニョロ感を重いっきりアピールしとるよ。


ところでマリホ水族館の小ささは、水槽の数の少なさにも影響するのだけど、それを一応補ってるのがこれ。
輝くサンゴの海にある小窓水槽。
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本当に小さな、小顔の人でも二人がやっとだし、大顔のボクが覗き込めば水槽が完全に隠れてしまう大きさなのだけど、全部で10個あって、それぞれの水槽に目を近づければ、驚きの生物たちとその生活空間が発見できる。

この渋派手アバンギャルドな目玉くんは、モンハナジャコ
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小さい水槽で、近くで見ようとするからこそ発見する『活きているアート』もしくは『アートした命』。
この不思議な宇宙人的目に気付いたとたん、こんな小さな水槽が、突然なんでもありな宇宙へhと拡がっていくではないか。えっ?そうでもない? いや、そう思うよw。


さて、『輝くサンゴの海』ゾーンの手前には、『たゆたうクラゲのホール』がある。
静かにゆったりと漂うクラゲは、大人の心を癒し、日本人の儚さへの美意識を刺激する、水族館の中でも最も浮遊感にあふれた展示だ。

中でも最も人気があるのがこちら、ミズクラゲ。
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各地の水族館では、美しかったり、大きかったり、触手が長かったり、それはもう多種多様のクラゲの種類が展示されているのだけど、どの水族館でも一番人気のあるクラゲが、不思議なことにこの最も平凡で、ただふわりふわりと漂うミズクラゲだ。
おそらく、みなさんは、クラゲの種類や形や生態を見ようとしているのではなくクラゲを通した水中の浮遊感に惹かれ、さらにはクラゲの生き方そのもの、クラゲの存在そのものなどに見とれているんだろうと、水族館プロデューサー的には考察している。

一方で、もう一つの人気クラゲが、ブルージェリーフィッシュ
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青色(とか白とか紫とか)のタコクラゲの仲間だ。
こちらはクラゲが浮遊でしか移動のできないプランクトン生物であるにも関わらず、えっちらおっちらと自分で泳ぐことができる。その柔らかでありながらぎこちない姿が、クラゲの常識から外れてなんか可愛いのだろう。
クラゲたちは、顔もない生物でありながら、形といい色といい動きといい、なんだかそこはかとなく癒される姿をした非日常な生物なのである。

ところで、ジェリーフィッシュっていうのは、英語で「ゼラチン状の海の生きもの」的な言い方で、英語ではヒトデもスターフィッシュ(星形の海の生きもの)とか呼ばれている。欧米ではつまり、魚だろうが無脊椎生物だろうが全部フィッシュでまとめちゃう大らかさなんよね。

その点、海や川の生物をいただくことで生きてきた日本人は、特に水生生物については、古より見分けにこだわりがある。
クラゲなんか、すでに古事記の一番最初のところで、久羅下という表記で出てるばかりやなくて、なんと天地開闢の前には世界が「久羅下那州多陀用弊流=クラゲのように漂っていた」なんて書かれてるだ!
魚には、出世魚のように、成長具合で別の名前が付けられてる者も数多い。
そもそも、標準和名に対応する生物名のない生物が、世界中には数え切れない程多いのだから、日本人の水生生物好きはただもんではないと思うのよね。

えっと、この当たりのことは、ボクの最新刊『水族館哲学〜人生が変わる30館〜』に詳しく載ってるので、ぜひお買い求め下さいw。…とPRをしつつw、「マリホ水族館オープンその2」はこのあたりでw。
次回は「その3」淡水魚のコーナーに移ります。



●マリホ水族館のWEB水族館紹介記事はコチラ ⇒マリホ水族館|WEB水族館 全国水族館ガイド


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こんにちは。久しぶりの告知でないブログ更新です!
今年は、広島に新設のマリホ水族館が6月24日に、サンシャイン水族館の「天空のオアシス第2章」が7月12日にオープンと、水族館プロデューサー史初のダブルオープンとなりました。
今まで手掛けた水族館では、オープン前からブログでチラ見せすることでプロモーションに繋げてたんだけど、2つが同時期に重なったこと、それぞれプロモーションがうまくいったことで取材に追われて余裕もなくなって、今頃になっての発表です。すみません。

さて、まずは広島に新設となったマリホ水族館のことから。
マリホ水族館は、延べ床面積600峩/総水量155tonという小さな水族館。同じ都市型の海遊館と比べると延べ床面積で1/45、水量では1/70というプラモ型かい!という極小さ。まぁ、建設費も25倍の海遊館と比べることがあかんのやけどね。

さらに小さいだけでなく、イルカやアザラシと言った海獣もペンギンもいない。
それどころか、同規模の北の大地の水族館のイトウのようなそこそこ名の通った大物もおらず、北の大地という特殊な地理的特徴もないという、無い無い尽くしな水族館。
でも、正面には大きなクジラのオブジェだけがある(笑)。

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このザトウクジラ、マリーナホップが再生したときのシンボルだったとかなので、今回クジラにもドラえもん色に生まれ変わってもらって、水族館誕生のシンボルになってもらった。

そしてマリホ水族館の展示テーマは『生きている水塊』。
水族館プロデューサー中村元の信念「多くの利用者は水族館に『水塊』を求めてやってくる」……をさらに進化させて、躍動する水中世界を展示のテーマにしようと考えた。
水塊が美しければ、観覧者のみなさんの水中世界を見る時間は格段に長くなり、そこに住む魚や顔のない無脊椎動物のそれぞれの特徴を発見したり、好奇心を持ったりしてもらえる。水族館の果たす社会教育においても必須なのが『水塊』なのだ。

さてしかし、生きている水塊、躍動する水中世界……。そんなもん水族館の水槽で作れるんか?

その最初の答えが、こちら『波の向こうのエントランス』の波の向こうへ水槽。
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シーンは、サンゴ礁のリーフの端。こっから先はどこまでも青い大海原という場所設定にした。
空からは燦々と太陽の光。白いサンゴ砂が輝いている。
外海からリーフに打ち付ける波が複雑に干渉し合って、水中に白い気泡の渦が巻き起こっている。
渦と共にリーフ内入ってくるうねりに、ソフトコーラルたちがたなびきながら育ち、サンゴ礁魚類たちが波に翻弄されながらも活き活きと暮らす。

海も生物も常に動いている、そんな本当の海の世界の景観を水塊にして持ってきた、それが『生きている水塊』。
もちろん世界初の水槽ですぞ! 実験を繰り返し、実地検証を繰り返し、やっと生まれた世界初の展示方法。
左右の擬岩の高さと幅、そして、特殊ポンプ「ハイドロウィザード」の贅沢2本使いがミソ。
さらに、ボクの常用得意技の奥行きのある背景づくりでも、もう一歩進化させたホリゾント効果を開発した。
そして、波の音の効果音と、観覧通路に落とす青い揺らめきの光にもこだわった。

実は今はまだ、ポンプの出力をかなりセーブしてる。
ホントはね、こんなくらいの渦が数秒ごとに現れるようにできるの。↓
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すごいっす!開発した本人が驚くほどの躍動感と迫力ある美しさ。

設備完成から開業までの時間がほとんどない状況で開業したため、水質や生物の体調がなかなか落ち着かず、ソフトコーラルが岩から剥がれて転げていってしまったり、魚の体力を奪ったりするため現在のところはやむなくギリギリの出力で運転中。
でも、これからだんだん豪快な光景、生きている水塊と、活き活きと動き回る生物たちをご覧いただけるようになる。


さて、エントランスから最初のゾーンは、『あふれる瀬戸内の命』のゾーン。
広島なんじゃけえ、瀬戸内海をまず展示せなあかんわいのお。…みたいな。
展示生物にはできる限り、広島の人たちがふだん「美味しい!」といただいている海の命の、生きている姿に会っていただくことを意識した。
『水塊』と共に、水中世界の生物たちに興味を持ち、発見や好奇心を誘発する展示は、ふだんの生活の延長線上にある展示だからだ。とりわけ「食」との関連は、日本人にはとてもポイントの高い興味を起こすきっかけとなる。

もちろん、広島県民(というか山陽のみなさん)おなじみの美味しい海の幸、蛸(マダコ)と穴子(マアナゴ)は常駐。
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そして中でも、このゾーンの「生きている水塊」となる砂地と岩礁の水槽が大人気だ。
ここで水塊を躍動させているのは、小鰯(カタクチイワシ)の群れ。水中感たっぷりの立体的な造形がキラキラと美しい。
さらに、小鰯の群を複雑に躍動させているのが、捕食圧となってる鯛(マダイ)と高級魚あこう(キジハタ)。

カタクチイワシ(小鰯)の群とマダイ
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キジハタ(あこう)は、岩礁の岩穴から出たり入ったり。
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魚の群の変化と、大型魚の動きは、視覚に躍動感をもたらして、水槽を立体的な水塊にしてくれる。
マリホ水族館では、水そのものによる躍動感だけでなく、群れによる躍動感を重視することで「生きている水塊」を感じていただけるように計画した。
まあ、ボクは計画しただけで、それをきっちり実現してくれたのは館長やけど……。

ふだんは美味しくいただいている海の幸=海の命たちの、活き活きと泳いでいる美しい姿を目に焼き付けてもらえると、明日からの食事で命に「いただきます」と感謝する気持ちが必ずや生まれることと信じている。


……と、マリホ水族館の展示紹介の第1部はここまで。
ここで、全国初となるオープンモールでの小規模水族館の計画が、どのように形になったかをご紹介したい。

実はマリホ水族館、ボクの水族館プロデューサー史上で初めてとなる新設水族館だった。
そのため、規模を想定するところから、基本計画、館長探しなど、設計に至までのことまで全部考えて提案しなくちゃならんという超一大事ミッション。

でも、クライアントから与えられたミッションの目的がとてもはっきりしていたのが、迷い無い指針になった。
その目的とは、『再生した商業施設(モール)マリーナホップを、水族館でさらに発展させること』
現在のマリーナホップは、過去に破綻したアウトレットモールを、地元の経済人たちが買い取って再生にこぎ着けた商業施設だ。それをさらに発展させるアイテムとして水族館に白羽の矢が立ち、ボクに依頼が来たというわけ。
そこでまず、個人消費が中心の商業施設にコミュニティー集客の得意な水族館を設置することで、新たなマーケットを獲得するというストーリーをつくった。

そして、水族館は海のイメージに繋がりやすい施設の代表格なのだ。
マリーナホップの目の前には、その名の通りとても立派なマリーナ(広島観音マリーナ)が目の前にあり、その向こうには瀬戸内海の多島美が望めた。
その光景は、ちょっとだけ妄想を膨らませれば「これって、モナコの港と一緒やん!」。さすが妄想力ハンパない水族館プロデューサー。

小さくとも魅力的な水塊のある水族館ができれば、マリーナホップの臨む美しい海と連動して、立地そのものがアーバンリゾート地になる!というのがボクの戦略だった。
広島市民県民にとって「ちょっと海にでもいこか!」と思えば「海ちゅうたらやっぱりマリーナホップじゃの」という場所にできると考えたのだ。
「海ちゅうたらやっぱりマリーナホップじゃの」の核となる水族館であれば、みなさんに末永く愛される水族館となり、マリーナホップ全体のまちづくりによって集客力も永続するだろう。その理念を柱にして、全ての計画を発進させたのだった。

おかげさまで、オープン1ヶ月目には入館者数10万人目を達成。ボクは自信満々な水族館プロデューサーとして常に大口叩きな予想をして、今回は年間50万人を超えるかも……とか言ってたのだけど、その大口をも超えたスタートダッシュに、本人もちょっとオタオタしとるという状況です。



●マリホ水族館のWEB水族館紹介記事はコチラ ⇒マリホ水族館|WEB水族館 全国水族館ガイド

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水族館の夏がやってきました。そして今年の水族館は『水塊』が熱い! いや、水塊は清涼感なんで熱くてはあかんのやけど、リニューアルやら新設やらで最新の『水塊』展示が目白押し!という熱さなのです。

そこで、27回目の開催となるワタクシメのトークライブ『中村元の超水族館ナイト2017夏』(6月18日(日)夜開催、於:東京カルチャーカルチャー)のお題は「最新水塊のレシピ」

※写真は本日から公開解禁となったサンシャイン水族館の新展示「天空のペンギン」
イメージ 1


実は今年は、ボクにとって、ちょっとお祭り騒ぎの年なのです。
○4月にリニューアルオープンしたマリンワールド海の中道は、基本計画までの2年間をプロデュースさせてもらった水族館。

○6月24日に広島に誕生する新水族館、マリホ水族館は、基本構想から設計、建築そしてプロモーションまで総合プロデュースしてる水族館。

○7月12日にリニューアルオープンするサンシャイン水族館の天空のオアシス第2章は今回も展示プロデュースをやらせてもらってる。

そんなわけで、この3つの水族館にはもちろん自信ありな水塊が、しかも今までにない新次元の水塊が、新たに誕生しているというわけです。
今回の超水族館ナイトでは、そんな最新水塊の魅力はもちろん、それら水塊ができるまでのストーリーなどをドラマティックにお話ししようかと予定しとります。
なのでなんと!このところトークのみがウリだった超水族館ナイトに、水族館の水槽画像がいっぱい登場する予定です。

そんな画像の中から、それぞれの水族館の水塊をチラッとお見せします。
まずは、オープンしてから大人気となってるマリンワールド海の中道「玄界灘水槽」

イメージ 2

素敵です!
水塊にとって何が大切といって、水の存在そのものが視覚的に分かることが最重要。それによって海や川の景観を切り取ってきたかのような水中感が生まれます。
その方法は、色で水中の奥行きを見せたり、浮遊感のある生物を入れたり、射し込む光などで水中の立体感を見せたりと、色々あるのだけど、この水槽は波の気泡と射し込む光で、実に躍動感のある立体的な水塊を見せてくれています。


お次は、超水族館ナイトの一週間後にグランドオープンになるコンパクトなアーバンリゾート水族館、広島マリホ水族館。
実は、この記事を書いてる時点ではまだどの水槽も完成してません(笑)。どへ〜!大丈夫なのか?マリホ水族館オープン! 超水ナイトなんかやってる場合なのか?オデ!。
いえ、大丈夫!(たぶん)。現在、スタッフたちと新次元水塊の誕生へと鋭意試行錯誤の毎日なのです。

そんな試行錯誤の実験写真がコチラ。「うねる渓流の水槽」
イメージ 3


北の大地の水族館で、急流の川を再現した世界初「四季の水槽」を特殊ポンプを使って実現したのだけど、その急流を超越したさらに世界初「うねる渓流の断面」を再現。
龍神のごとくうねる水流、美しく暴れる真っ白な気泡が、清涼感はもちろん躍動感たっぷりの水塊となって迫ります。見てればなんか力が湧いてくること間違いなし!
数ある日本の川の水槽の中でも、最も飽きない水槽になると思うんや。

マリホ水族館には、他にも美しいラグーン水槽や、世界初の波の打ち寄せるリーフの水槽など、水塊水槽がいっぱい!
きっと超水ナイト当日までには、それぞれの魅力をバリバリ語れる映像もお見せできるでしょう。ていうかできなかったらオープンがヤバイ!


そして最後は、サンシャイン水族館。6年前に「天空のオアシス」のコンセプトで最強の水塊力を持つ水族館へと生まれ変わったサンシャイン水族館が、今年さらに新次元の水塊を生み出す「天空のオアシス第二章」へと。
今日からやっと「天空のペンギン」の水槽の写真だけが公開解禁になったよ〜! もうさ、ボク、みんなに見せたくて見せたくてしょうがなかったん。

「天空のペンギン」 どうじゃ〜!
イメージ 4

これは……、なんということでしょう。
海の奥行き感を、色でも照明でもなく、なんと匠は空の青色を使って創り出したのです。
屋上からどこまでも続く海が広がっているではありませんか。

もういっちょう!
イメージ 5

そして……、なんということでしょう。
ペンギンたちが空を飛ぶかのように泳ぎ回るさまは、ペンギンたちの天空のオアシスそのもの。
ペンギンも思わず顔を向けて、驚きの表情です。


今回の第二部ゲストは、そのサンシャイン水族館の丸山克志館長。
もちろん当日は、天空のペンギンだけでなく、様々な画像もいち早く紹介できるように頑張ります。

イメージ 6


今回のトークの目的は、心にびびびっとくる水塊水槽を紹介することに増して、そのような水槽をどんな発想から初めて、スタッフと共にどうやって実現していくのか?というモノ創りの原点を探ることにあります。
いつものことながら、別に水族館なんか行きたくもないや…という方にもオススメの内容。初めての方もぜひ一度足を運んでみて下さい。

5月18日の10:00〜チケット発売開始!
チケット情報はコチラ⇒東京カルチャーカルチャー公式告知

サンシャイン水族館「天空のオアシス第二章」についてはコチラ⇒マリンガーデンリニューアル特別サイト


■過去の『超水族館ナイト』のテーマ↓。リンクが付いているのはカルカル公式ライブレポートがあります。
26回中村元の超水族館ナイト2017春「日本の世界観を誇れ!」2017/2/5
増館号中村元の超水族館ナイト「増館号:超水族館ナイトは地球を救う!のか?」2016/12/19
25回中村元の超水族館ナイト2016秋「命のリアルを伝えたい!」2016/10/2
24回中村元の超水族館ナイト2016夏「遺伝子は発情する!」(特別ゲスト内田春菊)2016/6/19
23回中村元の超水族館ナイト2016春「水族館、だれのため なんのため」2016/2/20
22回中村元の超水族館ナイト2015秋「水族館はブームを越えた!」2015/10/4
21回中村元の超水族館ナイト2015夏「水族館で未来をつくる」2015/6/7
20回中村元の超水族館ナイト2015春 「常識はずして生き残れ」(特別ゲスト松島トモ子)2015/2/21
18回中村元の超水族館ナイト2014夏 「人生は海獣から学んだ」2014.06.24
15回中村元の超水族館ナイト2013夏「小さな水族館の爆発力を学べ!」2013/6/15
14回中村元の超水族館ナイト2013冬「珍にあふれた水族館」2013/2/24
13回中村元の超水族館ナイト2012秋「命と水族館…いただきますの気持ち」2012/12/11
12回中村元の超水族館ナイト2012春「いまどきの水塊に溺れろ!」
11回中村元の超水族館ナイト2012冬「水族館・特ネタ大爆発!その3」
10回中村元の超水族館ナイト2011秋「10回記念は深海でアゲアゲナイト!」2011/10/23
9回中村元の超水族館ナイト2011夏「水族館・特ネタ大爆発!その2」2011/6/11
8回中村元の超水族館ナイト2011冬「ペンギンから人生を学べ!その2」2011/2/5
7回中村元の超水族館ナイト2010秋「水族館・特ネタ大爆発!」2010/2/21
6回中村元の超水族館ナイト2010夏「ペンギンから人生を学べ!」2010/6/19
5回中村元の超水族館ナイト2010「イルカを知れば人間がわかる…かも」2010/2/21
4回中村元の水族館ナイト4「水族館に宿る魂」(特別ゲスト荒俣宏)2009/10/25
3回中村元の水族館ナイト3「水族館、やっぱり個性でしょ!」2009/10/6
2回中村元の水族館ナイト2「水族館から宇宙が見える」2009/3/14
1回水族館ナイト「水族館は日本の文化になる!」2008/10/25

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