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おんねゆ温泉・山の水族館は、ついになんと1日5千人もの入館者を記録した! たぶんさ、単位面積当たりで日本一の収容人数なのは間違いないと思うよw。 だから、山の水族館その3を書かなくちゃ…と思いつつ、そういやうっかり忘れてる水族館がいくつもあるなあと思い出した。 突然ながら、山の反対は深海! というわけで……。 沼津港深海水族館 このヘンな子は、沼津港深海水族館の目玉でもあるメンダコ。 他の水族館でも時々展示されるのだけど、短期しか生きないので、ほぼ会えることはない。 しかしここは深海水族館。 沼津港は、日本最深の湾である駿河湾の深海漁業の基地でもあるから、次々にメンダコが上がってくる。 そのため、メンダコと会える率が、非常に高いのだ。 この時も、2匹のメンダコがちゃんと生きて待っていてくれた。 そんなわけで、もう1匹のメンダコ。 そうそう、さらにさ『中村元の超水族館ナイト2012春』でもレポートしたので、ガイドの原稿書いたのとそれとで、すっかりブログにも載せた気持ちでいたんや。 メンダコさん、せっかく撮影までさせてもらったのに、失礼してました〜。 こちらは、ヒメカンテンナマコというらしい。 この水族館、水塊度はほとんど無いに等しいのだが、さすがに深海系の生き物たちは、なかなか見応えがある。 まあどちらかと言えば、さかなクンとかのタイプな生き物マニアのみなさんには、かなりグッとくる展示やろね。 こっちのは、オキナエビ。 沖縄エビやなくて、翁エビね。 背中が曲がってるから翁というのではない。そんならエビはみんなオキナエビや。 たぶん、全身が白髪みたいなのに覆われているからやないかしら。 あと、目もなんか見えないっぽい。 ていうか、目は無いみたいやぞ! これは相当深いところに棲んでるんやろなあ。 ほらさ、ゴエモンコシオリエビとかが、身体に生えた毛の中にバクテリアを養殖していて、それを食べているとかって話をしたことがあったよね、このオキナエビの白髪もそんなことなんかもしれん。 ただし、そういった解説はぜんぜんないw。 ダイオウグソクムシも、わさわさいる。 まあ、ダイオウグソクムシは相模湾で獲れたりはしないはずなんやけどね。 殻がぐにょぐにょとなってるのは、水槽のガラスの表面に水が流されているからだ。 これは、深海は水温が低いので、深海生物の水槽は温度差によって結露しちゃうため、どうやらその結露を防ぐためになされている工夫らしい。 水滴を流し落としちゃうという大胆な手やねw。 確かに、写真を撮るのでなければ、そんなに気にならないかもしれない。 さて、こちらは、沼津港内を再現した水槽のようである。 壊れた自転車や車のタイヤとかが放棄されててね、港の海底はかなり汚いらしいぞ…ていうか、沼津市民これはあかんやろ!…みたいな(^^; 実はこの水槽が、沼津港深海水族館で最も大きな水槽なのである。 この水族館、市民への環境問題の警鐘に関しては、もしかしてかなり頑張ってるのかもしれないなあと感じたのだった。 深海生物だけでなく、他にもわりと面白い生物が展示されてるんやけど、とりあえず今日のところはこのくらいで。 また気が向いたらその2を書くけど、まあそれよりですな、とりあえず『中村元の全国水族館ガイド115』を買って読んどきましょうぜ。 ちゃんと載ってるからw。 ■サンシャイン水族館にて8月29,30,31日夜トークライブやります。⇒『中村元のサンシャイン水族館ナイト』 ■前回の『超水族館ナイト』のカルカル公式レポートはコチラです↓。 ⇒12回『中村元の超水族館ナイト2012年年春 〜いまどきの水塊に溺れろ!〜』 ⇒USTREAMでもご覧になれます。⇒USTREAM配信 |
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『中村元の全国水族館ガイド115』 表紙写真には、ボクの願い通りサンシャインラグーン水槽の写真を採用してもらえましたw。 ホントは6月下旬か7月上旬に出る予定だったのだけど、いろいろとつまづきがあり、なんとも中途半端なこんな時期に発売になってしまいました。 おかげで、書店の夏の本の特集にも乗り遅れ、販売部数的には厳しいことになるでしょうなあ…。 ただまあ、全国水族館ガイドの出版は、カンチョの『水族館を日本を代表する大衆文化にする』道楽活動の中核的活動であり、とりあえず出版社が「赤字になるからもう出しません」とさえ言わないくらいに売れてくれればそれでいいのです。 過去7年間の全国水族館ガイドの表紙です。(左から古い順) 初版とも言える『決定版!全国水族館ガイド』が出たのが2005年。 自分の目で見て、自分の考えで紹介できる読み物としてのガイドにするという条件を出版社に出して、よくありがちな水族館からデータと写真を調達するガイドとは一線を画しました。 そのおかげで、1年間の取材で100館の施設に訪れることができ、あらためて水族館が日本の日常に深く根付いている文化だという考えに至りました。 さらに、このときからやむにやまれず嫌いだった接写撮影も始めて、水族館写真の面白さも知りました。 実は、取材費が出たのは最初の1冊目だけです。 でも出版が不況のこの時代、これからそんなチャンスは誰にもなかなか回ってこないだろうし、チャンスをもらったボクが改訂版を出していかなかったら、せっかくの客観的情報が失われるなあと思い、仕事の合間を縫っては水族館訪問を続けて、約2年おきに改訂版を出版しているというわけです。 みなさんからは「水族館回って楽しい仕事ですねえ」とか、「よっぱど水族館が好きなのねえ」とか言われるのだけど、いえいえ、仕事でも趣味でもありません。 そう、民の手によって『水族館を日本を代表する大衆文化にする』デモクラシー道楽なのです。 さて今回の版にはもちろん、昨年新しくなったサンシャイン水族館を始め、京都水族館、すみだ水族館、みやじマリン、沼津深海水族館、そして忘れてはならないおんねゆ温泉・山の水族館などの最新情報も盛り込まれています。 さらになんと! 今回は禁断の「水族館ランキング」も、こっそり入れちゃった。 ランキングの内容は、買っていただくなり、立ち読みしていただくなりして確かめて下さいw。 ていうか、いくらかでも水族館に興味のある方には、ガイドというよりも読み物としても写真集としても必ずや楽しんでいただけるとの自信を持って世に送り出しているものです。水族館ガイドならまずコレ!とオススメします。 そして、旧版を持っていらっしゃる方々も、『水族館を日本を代表する大衆文化にする』活動への協力のつもりで、こちら改訂版もご購入いただければ、それはもうたいへん嬉しいというものです。 お友達とかをだまくらかして買わせちゃうというのも、無責任にツイートやシェアしちゃうのも大歓迎! 夏も終わりになってきましたが、水族館は永遠に不滅です。 ぜひ、みなさまのおひきたてをお願いいたします。 ■サンシャイン水族館にて8月29,30,31日夜トークライブやります。⇒『中村元のサンシャイン水族館ナイト』 ■前回の『超水族館ナイト』のカルカル公式レポートはコチラです↓。 ⇒12回『中村元の超水族館ナイト2012年年春 〜いまどきの水塊に溺れろ!〜』 ⇒USTREAMでもご覧になれます。⇒USTREAM配信 ■Twitterとfacebook始めてみました…。 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド □携帯版もできた!→水族館ワールド |
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あれよあれよと月日が経ち、いつの間にか8月。サンシャイン水族館もオープン1周年を迎えておりました。1年間の入館者数はなんと目標をはるかに超える224万人! みなさん、本当にありがとうございました。 さてさて、そんなおめでたい誕生一周年を祝ってバースデーイベントが行われているのだけど、その夜の部が『南国ビアガーデン』、そこに『中村元のサンシャイン水族館ナイト』が再び登場です。 昨年のオープン記念で開催した「サンシャイン水族館ナイト」と同じく、東京カルチャーカルチャーでのトークライブ『中村元の超水族館ナイト』のスピンオフ企画。もちろん司会はおなじみテリー上田氏です。 開催日は、8月、29日(水)、30日(木)、31日(金)の3日間。 夏の終わりの夜、ちょうどいい涼しさの季節になっていることでしょう。 ビールなど片手に、大人の水族館カルチャーを楽しんでください。 このトークイベントは、サンシャイン水族館に入館してる方は、どなたでも無料でお聴きいただけます。 ていうことは、年間パスポートを持ってれば、超水族館ナイトに3回連続無料で参加できるということ。 年パスホルダーはお得ですな! 昨年のサンシャイン水族館ナイトの様子 今年のナイトでは、ゲストに前年通りの水族館スタッフはもちろん、サンシャイン水族館の年パスホルダーの方々にも登場していただきます。 登場いただく年パスホルダーの方々は、みなさんもよくご存じの3名。 お一人は、年間200日はサンシャイン水族館に来てくれるという、サンシャイン水族館年パスホルダーの代表者みたいな人munyさん。 このブログでも時々名前を見せてくれるけど、らっこ!らっこ!ラッコ!のmunyさんと言った方が通りがいいですね。 そして、お台場での超水族館ナイト&このブログ水族館でも常連の、ミストラルさんとElpasoさん。 二人とも、全国の水族館をエライ勢いで回って、たぶんていうか確実にカンチョよりも水族館好きなお二人。 ミストラルさんはよく、ボクの種名の間違いを指摘してくれる水族館マスター。⇒ミストラルの水族館ブログ Elpasoさんは、このブログでのコメントも多いけど、全国各地の水族館でボクと出会うという数奇な運命の持ち主。⇒行った! 見た! 触った! 水族館 29日にElpasoさん、30日にmunyさん、31日にミストラルさんの順でゲスト登壇いただく予定です。 尚、サンシャイン水族館スタッフからは、魚類担当と海獣担当の2名の女性スタッフと、広報担当の男性スタッフが、毎日一人ずつ登壇の予定です。 夏の夜は、この天空ガーデンを日本一のビアガーデンにするというのは、ボクの展示プロデュースにおける当初からの目標でした。なのでもうやる気満々、オリンピックより熱いです。 サンシャイン水族館の誕生と人気をネタに、天空のビアガーデンでのバースデーパーティーらしい、笑いと刺激にあふれたカルチャートークとなることをお約束します。 たくさんのみなさんのお越しをお待ちしていますよ〜。 昨年のサンシャイン水族館ナイト⇒USTREAM配信 ところでですな、こんなところでボソッと発表しちゃいますが、 東京カルチャーカルチャーでの『中村元の超水族館ナイト』次回は10月28日に決定。 今年から年間4回の約束だったのだけど、夏の部はこちらサンシャイン水族館を当てるということでよろしくです。 ■過去の『超水族館ナイト』『水族館ナイト』のカルカル公式レポートはコチラです↓。 12回中村元の超水族館ナイト2012年春 いまどきの水塊に溺れろ! 11回中村元の超水族館ナイト2012年冬 水族館・特ネタ大爆発!その3 10回中村元の超水族館ナイト2011秋「10回記念は深海でアゲアゲナイト!」2011/10/23 9回中村元の超水族館ナイト2011夏「水族館・特ネタ大爆発!その2」2011/6/11 8回中村元の超水族館ナイト2011冬「ペンギンから人生を学べ!その2」2011/2/5 7回中村元の超水族館ナイト2010秋「水族館・特ネタ大爆発!」2010/2/21 6回中村元の超水族館ナイト2010夏「ペンギンから人生を学べ!」2010/6/19 5回中村元の超水族館ナイト2010「イルカを知れば人間がわかる…かも」2010/2/21 4回中村元の水族館ナイト4「水族館に宿る魂」(特別ゲスト荒俣宏)2009/10/25 3回中村元の水族館ナイト3「水族館、やっぱり個性でしょ!」2009/10/6 2回中村元の水族館ナイト2「水族館から宇宙が見える」2009/3/14 1回水族館ナイト「水族館は日本の文化になる!」2008/10/25 ■Twitterとfacebook始めてみました…。
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今は伊勢市。どうにも止められないNPO道楽で、「三重県を日本一のバリアフリー観光県にする」なんていう事業のために、三重県に来ているのでありますよ。 さてしかし、カンチョには、まちづくりだけでなくもう一つの道楽がある。 そう、「水族館を日本一の大衆文化として開花させる」活動である。 その活動の大きな一つが、このブログ水族館。 …というわけで、伊勢の地から無理にでも更新! しかもかなりラブリーな子でござるよ。 この写真を見ただけで、スナメリだ!と喜んだ人は、立派ないるかクン。 そして、愛称までわかる人は、さかなクン並のいるかクン。 しかし、どこの水族館のスナメリかが分かる人は、さかなクンよりもカンチョに近い、かなりの水族館通チョ。 はい、昨年リニューアルオープンした、宮島水族館のスナメリですな。 ちなみに、カンチョはいるかクンではないので、愛称には興味はない。 勝手に「ラブリーちゃん」と自分だけの名前を付けるのだw。 しかしホントになによ、このこまっしゃくれたかわいすぎる仕草! チューしよ♪ とか言うてるみたいやんか 宮島水族館には、リニューアルオープンしてから、この4月に初めて行った。 でまあ、実のところ顧客起点のカンチョ的には、ちょっと残念な感じのリニューアルやなあ…と感じていた。 それで、なかなかブログにも書けなかったんやけどね。 それでもや! このスナメリラブリーちゃんに会えただけで、もう宮島まで出かけたかいがあるというもの。 ホント、イマイチな気分が一気に明るくなったもん。 正面だけやない。チラ見の流し目もまたたまらん。 思うんやけどね、この子は、生まれつき人の心をわしづかみする才能を持ってるんやと思う。 チッキンラーメンの着ぐるみを着ていても、大人の心をわしづかみにしちゃうまなちゃんと同じように、魔性の魅力を身につけて生まれてきたのだ。 おそるべきラブリーちゃん。 スナメリには、こういう子が、けっこう多いよねえ。 マリンワールド海の中道にも、思いっきり魔性の子が2人もいるんよなあ。 ああ、こわいこわい。 『水塊』と『知的好奇心』で、大衆文化的進化形水族館をつくろうとしてる水族館プロデューサーとしてはですな、こういう個人技で魅力持った子たちは、もう反則としか思えんのですわ。 まあ、かわいいから許すけどw。 おっちゃん、また来てな〜。 それにしても、このおっちゃんの道楽「水族館を日本一の大衆文化として開花させる」活動。 いったい、だれのためにそんなことやっとんのや? …ようわからんw。 ただ言えるのは、ボクはさ、自分のできることで世の中がちょっとでもいいように変わったら、自分が生まれてきた意味があると思ってる。 それで、お上から国民への教育が目的やった博物館施設=水族館を、国民が主体的に自ら楽しむ大衆文化に変えることができるのは自分しかおらんで!とか信じてるのw。 貴族の文化ハイカルチャーを、民衆の文化マスカルチャーにする。まあいわゆるデモクラシーを日本でもやりたいのですな。 バリアフリーのまちづくりも、水族館を大衆文化にしようとしてるのも、ボクにとってはどちらもデモクラシー。 つまり、デモクラシーこそがカンチョの道楽なのです。 あれ?今日はなんかオレ様哲学で終わっちゃったなあw。失礼しました〜! ■Twitterとfacebook始めてみました…。 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド □携帯版もできた!→水族館ワールド |
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あのねえ、おんね湯・北の大地の水族館(おんねゆ温泉・山の水族館)、もうえらいことになってるよ。 ついに、一日3700人の入館者数を記録した。 オープン後10日間で、1万7千人(有料入館者は1万4千人)。 旧館の年間入館者が2万人くらいやったんやからね、おそらく2週間で1年分を集客しちゃう。 そして、"水塊"と"大人の大衆文化"をウリとする水族館プロデューサーとして嬉しいのが、旧水族館では子どもしか来てなかったに近かったのに、有料1万4千人のうちなんと87%が大人やって言うこと。 これはもう、完璧に北海道の文化として認知されとりますな。やったー! というわけで、北の大地の水族館(山の水族館)の第2弾! 熱帯淡水魚のゾーンですぞ。 まずは、7月14日オープン後のちょうど1週間後に急逝してしまった、日本最大の巨大肺魚プロトプテルス・エチオピクス。 ホントに残念です。 巨大イトウの群と並ぶ、ピンでの大スターだったのに……。 なぜ亡くなった肺魚を一番最初にしたかと言うと、この熱帯淡水魚のゾーンが温根湯温泉の再生に深く繋がる『魔法の温泉水』のゾーンであり、この肺魚こそが、それを最も如実に語る、美しく巨大に育った巨魚だったからです。 この巨大肺魚に関しては、後ほど追悼写真集として紹介するつもりです。 さてしかし、巨大肺魚が亡くなっても、熱帯巨魚の層は厚い。 先日も、フジTV系『とくダネ!』で、肺魚に代わって「魔法の温泉水」のすごさをアピールしてくれたのがピラルクー。 ピラルクーとしてはまだ小さくて1.5mほど。 しかしこの子、2年前は10cm程度の大きさだったのだ。 2年でこの大きさ。さらに、この美しさ。 そう、山の水族館で使ってるのは、温泉と冷泉をほどよくブレンドした『魔法の温泉水』。 この魔法の温泉水で飼育されていると、あ〜ら不思議。 魚たちは急速に成長し、しかも病気にはならない、怪我はすぐに完治する…という奇跡の結果になったのだ。 まちづくりが道楽なカンチョが、そういうことを見のがすワケがない。 この魔法の温泉水で育てられた、美しくも巨大な魚たちを発信源に、さびれた温根湯温泉を再生するアイテムにしようと考えたのだ。 コロソマもでっかいよ! 実は、これより一回りも大きな、おそらく日本で最大のコロソマもいたのだ。 しかしその巨大コロソマは、工事による震動の影響で、オープンを待たずに急逝した。 ちょっとねえ、この水族館には山も谷もありすぎる。 まずは、日本最大のコロソマが死亡、そして巨大で美しかったオオウナギが死亡、さらにやっぱり日本最大級のマタマタが死亡(いずれも工事の振動のためと思われる)、工事が終わったと思ったら巨大肺魚の番やもんね。どうしたん?これ。 まあ、気を取り直して、ガーもでっか太い! 他にも、南米と言えばナマズ。 レッドテールキャットは大勢いて、その中のボスみたいなのがピラルクーに体当たりくれたりしてるし、タイガーシャベルキャットもうろうろと、口に入りそうな魚を探してるし、とにかくみんな元気なのだ。 そしてひときわ美しい、アジアアロワナ。 水族館で、こんな風に観賞魚っぽく光り輝くアジアアロワナはおらんよ。 もちろん、これも『魔法の温泉水』のおかげなのは確か。 一緒に入っているシルバーバブルも、驚くほどの金色で光っているのだ。 スタッフの展示センスはなかなかよくて、金色アロワナの水槽では金銀色の魚たちが集い、オレンジ色のアロワナの水槽では、オレンジ色の魚たちに統一されている。 どちらも美しい! どうだ!この温根湯温泉『魔法の温泉水』 山の水族館に来たら、ぜひ温泉にも入っていこうではないか〜! なんか聞いたところによれば、すでに近所の温泉旅館に立ち寄る人も多いのだとか、さらに温泉に泊まって水族館へという人も増えているという。 この流行に、遅れてはなりませんぞ!w。 さてさて、こんな風な、六本木スカイアクアリウムっぽい水槽もあるよ。 他にも、万華鏡みたいな金魚を見る水槽とか、写真撮り用のアーチ型水槽とか、ユニークな水槽がけっこう多いのがこの水族館の特徴。 これらのユニーク水槽を考案したのは、たった一人で旧山の水族館を支えてきた佐藤主任だ。 実はカンチョの方では、これらのユニーク水槽には、ほんの少しのアドバイス以外は、まったく携わっていない。 だって、ボランティアプロデューサーやしさ、なかなか現地に行けないから一つ一つに関わってる時間なんかほとんどなかったんやもん。「うん、まあ頑張ってな」みたいな。 でも、さすが佐藤主任、工業高校で学んできただけのことはある、どれも実に完成度が高くて楽しい水槽を完成させたのだ。スゴイよ彼の能力。 水産大や海洋系大学などで学んできた魚類学の専門家が中心の水族館では、展示係は名ばかりで飼育係に終わってしまってるけど、このようにそうでないスタッフが中心の水族館では、ちゃんと「展示」の面白さを追求できるんよね。 まあ、そんなわけで、北の大地の水族館の集客力はうなぎ登り。(ウナギはおらんようになったけどね) わずか3億5千万円の建設費で、一日入館者数が4千人近いなんていうのは、すでに日本一のコストパフォーマンス。 もしこのまま年間20万人を超えたら、年間を通しても、首都の真ん中にあるサンシャイン水族館のリニューアルと同等のコストパフォーマンスを発揮することになる。 正直言ってね、これは、水族館業界に激震を与えるほどのニュースやと思うんやけど、なんせ日本動物園水族館業界には加盟してないからねえ、なかなか伝わらんやろなあ。 ◎NHK「おはようニッポン」山の水族館のアーカイブ⇒アイデア勝負 水族館リニューアル −北海道 北見市− ●山の水族館の、これまでの記事と写真のリストはコチラ ⇒おんねゆ温泉・山の水族館記事リスト ■前回の『超水族館ナイト』のカルカル公式レポートはコチラです↓。 ⇒12回『中村元の超水族館ナイト2012年年春 〜いまどきの水塊に溺れろ!〜』 ⇒USTREAMでもご覧になれます。⇒USTREAM配信 ■Twitterとfacebook始めてみました…。 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド □携帯版もできた!→水族館ワールド |





