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次回『中村元の超水族館ナイト』は2019年2月24日(日)の開催。前売り発売は1/24です

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「天空のオアシス」はサンシャイン水族館
そして、「天空の水族館」はスカイアクアリウム

1年のブランクを経て戻ってきた、六本木ヒルズの夏季限定イベント。
毎年のことなのだけど、たまたま毎年J−WAVEでのゲスト出演があり、J−WAVEが六本木ヒルズの中にあるので、その帰りに立ち寄る。
もちろん今年も行ってきたよ。

今年の一番の見所は、入ってすぐにあった。

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アートですな。
しかも、和のアート。

第2回の2008年のときには、金魚の屏風の美しさに感動したけど、それが発展して壁画になった。
スカイアクアリウム2008「金魚の屏風」

金魚水槽の向こうにあるマルチ画面に、映写される映像は日本の四季。
ふすまが閉じ、開かれるたびに、四季が移ろっていく。

秋の風景
イメージ 2

この場所は、入れ替え制になっていて、四季の一連が上映されるのだけど、ボクは入れ替えの一団の後ろの方だった。
それでもこんな風に真ん中に陣取れたのはなぜか?

入り口から入ったフロアは人がいっぱいだったのだけど、暗闇で目をこらしたらどうやらその前に一段低いフロアがあったので、そっちに向かったのだ。
このこと、これから行くという方は覚えておいて損はないよ。
まあもしかしたら今は、係員の人とかが前の方に誘導してるかもしれないけれどね。


イメージ 3

仕掛けは、こんな風になっているのだ。
薄い水槽の後ろに画面、そして前に水盤。

この薄い水槽、掃除するのめちゃたいへんやと思う……。
アートの世界は厳しいねえ。


この映像コーナーを終えると、スカイアクアリウム定番のいわゆるアクアリストの手によるアートな水槽の展示コーナー。

今回、ちょっと目を惹いたのが、上から見るこちらの水槽。

イメージ 4

普通の水族館でも、ホウボウとかイソギンチャクなど真上から見ると美しい生き物の展示に使われている手法だけど、このスカイアクアリウムのは特別に外に張り出して、照明が緑に赤に青にと変化をしていく。

しかもまた薄い。
こんなに張り出して薄いの、どうやって掃除するんやろ?
アートの世界、やっぱり厳しいねえw。


最後のコーナーは、青の世界。

イメージ 5

この球形水槽は、やはり2008年のときにお目見えした水槽で、これもボクはたいへん気に入ったのである。
ボクの定義する『水塊』ではないのだけど、水の塊としての存在感はたっぷり。
なので、某水族館計画の某生物の展示には、この水槽を使わせていただこうと、スカイアクアリウムプロデューサーに商談にも行ったりしてるw。

ただ、今回の使い方は、青の世界に埋もれてしまってボクのアート感覚からはちょっとイマイチやったなあ。
2008年のときの存在感というか、水槽の目的意識が感じられなかった。

たぶん、前に使ったアイテムは、アートの素材として制作者の心が惹かれないのでしょうな。
アートの世界は、ますます厳しいねえ。

しかもこの球形水槽の掃除こそ、めちゃくちゃ大変やろ〜。
展示スタッフに実はけっこうやさしいカンチョは、もうそればっかりが気になって気になってw。


今年は、やっぱりスゴイ「天空のオアシス」の方のサンシャイン水族館のことで頭がいっぱいで、こちら「天空の水族館」を紹介するのが遅れちゃったけど、アートが好きな方はぜひ行ってみるよろし。
9月25日まで開催している。


●スカイアクアリウムの、これまでの記事と写真のリストはコチラ ⇒東京の水族館記事リスト

★トークライブ『中村元の超水族館ナイト』は次回で10回目。2011年10月に開催!
 そしてスピンオフ企画⇒『中村元のサンシャイン水族館ナイト』8月8,9,10日の3連夜で開催!


恥ずかしながらTwitter始めてみました…。
□オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本
■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド
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サンシャイン水族館のことは、まだまだ書きたいのだけど、9月になったことだし、ちょっと別の進化系水族館の話題も。

ボクのサンシャイン水族館リニューアルの展示プロデューサーとしての仕事は、実はオープンをもって終了している。
だから、ボクの仕事のことをよく知ってる人は、「中村元は今はヒマだろう。きっとまたNPO道楽三昧始めるんだろうなあ」と思っているに違いない。
まあ確かにね、それは言えないこともない。今日だって、三重県に行って新しい事業のプレゼンをしてきたしw。

しかしだ!
中村元は水族館人なのである!
水族館の仕事をしてなかったら、水槽を上がった河童になってしまうのである!

…と言うワケで、もう一つ、昨年からやってる水族館プロデュースがありますぞ。
ほら、前にもちらっと明かした、北海道は北見市の温根湯(元留辺蕊町)にある「山の水族館」の建て替え。
この工事がもう始まっているのだ。

もちろん、工事が始まるというからには、すでに設計図は出来ている。
そのいくつかを、ご披露しちゃおう。


まずは「北の大地の水槽」

イメージ 1


うん? サンシャイン水族館では、極力減らそうとした半水面の水槽ではないか?
『水塊』が好きな中村がどうした?と思われるかもしれない。

でもさ、よ〜く見て欲しい。
雪が積もってる。
そして、水面下に分厚い氷が張ってるでしょうよ。
しかも、これ、本物の氷、本物の雪ですぞ。

日本初いやおそらく世界初の、水面下の氷結を横から見ることのできる水槽なのだ〜!

実は、この新水族館の工事費は3億円ちょっとという、ハンパなく超低予算。
水族館新設には数十億〜100億越えというのが当たり前の世の中、名古屋港水族館なんか400億円ばかしかかってる…というのに、たった3億円。ビンボー!
白バイ一台で盗める金額(古いか)、ちょっとした豪邸を建てる金額、それで新しい水族館を建物から造らなくちゃならんってどうよ!まいったか!

しかもね、この温根湯(おんね湯)というところ、北海道の中でも最も寒い町の一つなのだそうで、この温暖化の時代にも毎年しっかりマイナス20℃以下を何度も記録している。
なのに、なのにそんな真冬にも開館したいって言い出すってどうよ。まいったか!


いやはや、水族館プロデューサー中村元、かなりていうか超まいったですよ。
しかし、超まいったんなら、超水族館プロデューサーに変身してやっつけてやろうと考えた。

⇒でっかい水槽をいくつも作る金はないから、庭を掘って水槽にしちゃおう。
⇒その水槽では、河岸林が美しくて四季折々の表情を見せる北海道の川の風景を見せよう。
⇒そして、北海道の四季といえば冬。そんなに寒いんなら、川が凍り付くのを見せられるようにしよう。

と、そんなことをデデデデーと発想して計画したのがこの、氷結する川の展示。
こんな水槽ができたら、みんな冬にこそ見に来たくなるだろう。マスコミは毎年取材に来るだろう。
どうだまいったか! まいったか! まいったか!!!

幸いにも、濾過の必要のないきれいな地下水が、バッカバッカと湧く井戸を掘り当てた。
これはね、北海道の淡水魚を展示するのであれば、濾過循環の設備はまったく必要ないということなの。
つまり、どんなに水量の必要な水槽を作っても、コストにはほとんど響かない。

これぞ、「金はない」+「目玉生物はいない」+「寒すぎる」の三重苦の逆境を、たった一つの小さな取り柄「地下水」でもって、他の水族館ではできない進化を遂げた『超進化系展示』『超進化系水族館』なのだ!なのだ!なのだ!


さてしかし、ちょっと問題がある。
このあたりはあまりに寒いので、氷はどんどん分厚くなり、水底まで届いたりガラスを割ってしまう可能性があるというではないか。

そこでだ、すごいポンプの登場。
「ハイドロウィザード」なるドイツ製の起流ポンプ。 日本の水族館ではまだどこも使っていない。

イメージ 2

このうねりを見よ! (海響館のペンギン水槽にて実演したときの写真)

これ一台で、最大1秒間に3.3メートルの流れを作り、しかもそれが優れた整流機能によって5メートル以上もまっすぐ届くという、水の粘性を知っていればウソでしょ!というような超起流ポンプなのだ。
さらに、コンピューター制御で、無段階に強弱を付けられるので、様々な波も作れる。(バカ高い造波装置はもういらない!)

この優れもの起流ポンプを使ってですな。
・氷の張らない春から秋にかけては、このポンプので怒濤の川の流れを演出する。
・そして、気温が0℃を下回るようになったら、いったんポンプを止めて氷を張らせ始める。
・氷が張ってきたところで、ガラス面と底面に沿わせて、ポンプで緩い流れを作り出す。

これで、氷の厚さや幅を調節できる!(…はずやと思う)


さらに、このポンプはこちらの水槽でも活躍する。
『滝壺水槽』

イメージ 3

こちらは、滝なのに半水面ではない水槽。

超水族館ナイトでもお話したことがあるが、日本の淡水魚のコーナーはお客さんが止まってくれないので、半水面にして陸上の景観とりわけ滝を付けるのが流行っている。

しかしカンチョ、最初にプロデュースした某水族館で、水族館最大の滝水槽を企画してちょっとマイッタことに気がついたのだ。
観覧者は、見事な滝に本物みたいだと感心してくれるのだけど、肝心の魚はほとんど見てくれないではないか。
(これ、どこの水族館の滝水槽でも同じ現象が起こってるw)

このときの反省が、新江ノ島水族館で展示監督をしてたときの、「川魚のジャンプ水槽」の開発に繋がった。

でもね、中村元という奴はけっこう執念深い。 いつか滝の水槽でリベンジを果たしたかったんよw。

そのリベンジが、この滝壺水槽。
滝壺の下から滝を仰ぎ見る展示だ。
この中に、オショロコマとかイワナとかが必死で泳いでいれば、そりゃもうみなさん銀鱗の踊り輝く姿に見とれてくれるだろう。

これもまた、豊富な地下水あっての発想なのだが、いくら水量が豊富だからと言って、さすがにこのパース絵ほどに気泡を含んだ激流をつくれるほどではない。

そこで登場するのが、またまたハイドロウィザードさん。

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ポンプを水面近くに置けば、水面から空気を渦のように引き込んで、こんななんちゅうか波動砲発射!みたいな泡の炎を吐くことができるのである。

こういう泡が暴れる水。そこを遡る銀鱗。
これこそ、カンチョの言う『水塊』なのである。

この起流ポンプ「ハイドロウィザード」、発売と同時に欧米の水族館では続々と導入されて、進化系水槽をいくつも実現させているが、日本では販売代理店ができたばかり。
実はカンチョ、このハイドロウィザードを紹介されたとき即座に、「このポンプは水族館の展示に革命を起こす!」と確信し、水族館文化を考える水族館プロデューサーとして国内で普及させなくてはと決意したのだ。

そしてそれと同時に、ビンボーなこの水族館でも秘密兵器として使えることに気付いたのだ。
だって、いろんな効果が生み出せるのに、めちゃくちゃ安いんやもん。

展示を進化させるには、巨額のお金があればいいというものではない。
弱点だらけの苦しい環境を、豊富な井戸水とか、新しいポンプとかいった、ちょこっとしたもので、弱点を強みに変えればいいのだ。


というわけで、超進化系展示をいくつも持った、超進化系水族館。
ほらほら、来年の完成の暁には、きっと見に行く!と思ってきたでしょ?
さらに、冬にもいかなくちゃなあ…と思ってきたでしょ?

実は、この他にも、まだまだ秘密兵器がてんこ盛り。
超ビンボー水族館を、いかに超モテモテ水族館にするか、これから10ヵ月ばかり楽しみにしててね〜。


そういや9月と言えば、映画「LIFE=ライフ」が公開されてるのでしたね。
この映画はネイチャーモノとしては最高です。
「ディープブルー」から始まって「皇帝ペンギン」「オーシャンズ」と、どの試写会でも見事にウトウトしてしまったボクが、ウオーと唸って魅入った映画でした。
実は、この映画の試写会の一つで、ボクは上映前のトークというのをやったのですよ。
映画好きな人が、映画の前に水族館プロデューサーくんだりの話しなんか聞いてくれるわけないよなーと思いながらやったのだけど、いやけっこうウケておりました。

生き物たちの凄さ、自然の奥深さを、いかにして見せようかと死力を尽くしているネイチャー映画の制作者に刺激され、ボクも展示の進化を追求する心に再び火をつけられた次第です。
生き物に感動したい人も、水族館の展示を感動の展示へと進化させたい業界の人も、ぜひ映画館に足を運ぶよろしですぞ。


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テレ朝系『お願いランキング』でサンシャイン水族館が出る日が判明。
明日29日(月曜)の夜(ていうか深夜)なのだとか。

お願いランキング番組公式HPによれば、「絶好調企業の秘密兵器ランキング!」というのが明日あるらしく、どうやらそのコーナーのようだぞ! …アカン、どうしても、お願い戦士の言い方になってしまうw。
展示プロデューサーの中村元っていう人も何かしゃべると思うから、みんな見てあげるといいよ! …これもお願い戦士の言い方でねw。

ただしかし、この番組、なんか不思議な系列配信になっていて、テレ朝系列でも曜日によって放送してるところとしてないところがあるのだ。
なので、明日のテレビ欄で深夜0時台に『お願いランキング』の載ってない地域のみなさんにはゴメンなさい。

テレビでのボクの露出は、そろそろこれでもう見納めだと思うのだけど、雑誌とかではまだちょこちょこと語らせてもらっている。

先週も『婦人公論』で、女優の室井滋さんの連載対談「オトナ大学わくわく学部」というコーナーに呼んでもらった。
呼んでもらったのだけど、写真はその人の仕事場で撮影するのだということで、またまた早朝のサンシャイン水族館出勤でしたわ。


そんなワケで先週は、ボクにとっては寝始める「夜遅い時間」に、「それは朝早いと言うのだ」と言われて起きなくちゃならない苦しい日々の連続する1週間だったのでした。


さて、そんな苦しい日々の中、ボクの載ってる雑誌が発売された。
男のお洒落雑誌『UOMO』(集英社)10月号!(まだ8月なんですけど…)

じゃじゃ〜ん。
イメージ 1

久々ですな、UOMO。
前回は佐藤可士和さんの対談に呼んでもらったの。⇒2009年1月24日の記事
あれから2年と半年、やっとボクも一人で出してもらえるようになった。

とは言うものの、今回のは、「デキる人の3つの習慣術」という特集で、各界のデキる人8人のうちの一人。
しかもさ、他の7人はホントにいかにもデキる人やのに、ボクは相当ダメな人。
サンシャイン水族館ブームのおかげで、ボクはタイムリーにひかかっただけなのだ。

それは他の人たちの3つの習慣を読めば分かる。
例えば、5時半起床とか、朝イチに仕事のピークとか、電車の中で英字本とか、毎朝情報クリッピングとか、毎日ストレッチとか、ハーフマラソンとか……。
いかにもエリート! いかにもデキる人! いかにも見習うべし!

ボクはと言えば、朝5時半就寝、飲んでからが仕事のピーク、電車の中では小説読んで、新聞もろくに読まず、体にいいことは味噌汁にウコンを入れることくらいって……。
それ、もう絶対に「デキない人」やん(^^;

えっ?ボクの3つの習慣ですか?
1.水族館でお客さんをストーキング
2.NPO活動にも時間を割く
3.毎朝夕「マイ氏神」に手を合わせる
でっせw。ポリポリ。

ストーキングってねえ…。
マイ氏神ってねえ…。
しかも、マイ氏神に手を合わせる理由は日本人としての信仰心とかカッコイイのではない、自分の性格がちゃらんぽらんなことを分かっているので、神様だけでも一人に決めて無理矢理にでも生きる指針を作らねばと思っているからなのである。

おいおい、自分でダメな奴って言ってしまってるやん!
ええのかオデ?こんな特集に入れてもらって!


でもね、一つだけ他のみなさんに勝ったことがありますぜ。
それは写真。

イメージ 2

背景がこんなに潤いのある写真は他にはない!
おかげでボク自身も、心なしか、めちゃ余裕かました男前に写っているではないか。
カメラマンさん、ありがとー!


水族館としては最悪の弱点だった屋上を、よそには使えない魅力としてオアシス化することで逆転したのと同じく、
デキる男としては全然ダメな自分を、他の人には使えない水塊を使って写真で逆転してやったのだ!
のだ!のだ!のだ!

とまあ、そんなことで喜んでるボクは、やっぱしダメな男なんでしょうねえ。。。
でも、ま、ええか。 にゃはは。


ところで、『婦人公論』の方は、9月7日の発売の号に掲載されるのだそうです。
立ち読みでもいいから読んでねw。





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NHK『あさイチ』をご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
そして昨日、サンシャインラグーン前で駆け寄ってきて「あさイチ見ました!」と元気に言ってくれたチビッコ。ホントにありがとう!

でもあのとき、テレ朝の『お願いランキング』のロケ中やったんや…w。
『お願いランキング』は、今月中にサンシャイン水族館特集で放送されるらしいぞ!(おねがい戦士の声で)


まあ、そんなわけで、サンシャイン水族館フィーバーはまだまだ終わるところを知りません。

さてさて、今日はサンシャイン水族館のカニ特集!
つっても2種類しか撮ってないんやけどね。

まずは、タカアシガニ。

イメージ 1

タカアシガニの水槽というのは、人気がある水族館と人気がない水族館の差が極端なのだけど、もちろんサンシャイン水族館のタカアシガニの水槽は大人気。
まあ、今のところ、人気のない水槽は無いというのがサンシャイン水族館の現状ではあるのだけどw。

普通、タカアシガニの人気がイマイチな水族館の理由は…。

1)深海を意識して、照明を暗くしすぎているから、見る気になれない。
 一般的に観覧者は、暗い水槽はスルーする傾向が高い。

2)底でうごめいているので、タカアシガニがいることにさえ気がつかない。
 何もいない水槽に思えるし、人が水槽前に立っていたら後ろからは何も見えない。


というわけで、展示プロデューサー中村元は、担当スタッフにつぶやき続けたのであった。
「光を! タカアシガニに光を!」
「高さを! タカアシガニに高さを!」

すると、さすが!サンシャイン水族館の展示スタッフ!
担当者は「ガッテン承知!」と、光と高さのある展示水槽を計画してくれたのです。

イメージ 2

水槽中央に設けられた、ぐぐっとせり上がった海底。
底性のタカアシガニが立体的に水槽に浮かび上がる、そして、せり上がった海底が功を奏したのか、一番大きなオスが、登ったり、あっちへ降りたりこっちへ降りたりとけっこう活発に行動する。

そして、深海の雰囲気を出すために暗くしながらも、前面下方からアッパー気味に当てられた赤い光。
この照明は、本当の海ではあり得ない。でも、一般的に想像される深海底の幻想的なイメージにはとても近い。
水槽展示のリアリティーは、写実主義にこだわるよりも、想像力に頼る方が強いものなのである。


実はね、タカアシガニの人気がイマイチな水族館の理由の一番大きな理由は、

3)そもそも、タカアシガニが人気がないことを担当者が気にしていないこと。 なのだ。

観覧者に興味を持って見てもらうための工夫。
それが展示係に与えられた一番大切なミッションだと、カンチョは考えている。


こちらは、2階の干潟水槽。

イメージ 3

なんか、めちゃショボイ雰囲気やけどねw、これがまた大人気水槽なの。

なんせ、真上からでものぞき込むことができちゃう。
シオマネキもトビハゼも、慣れっこになってしまって、ぜんぜん平気。

「生物にさわらないでね」と黄色い札が置いてあるせいか、不思議とだれも触ったりしない。
でも、チビッコたちは、目の中にトビハゼが飛び込んできても不思議じゃないくらい、顔をくっつけて見ている。

アシカショーだけでなく、この水族館は生き物にとても近づける水族館なのだ。


そんな衆目の中、でっかいハサミを持ったシオマネキが、ぶいぶい言わせて歩いてきた。

でかハサミ(左)「おい!オマエ、そこどきやがれ」

イメージ 4

ちびハサミ(右)「い、嫌やもんね。どかへんもんね」

一触即発の場面を目の前にして、ボクはけっこうドキドキ。

すると…。
でかハサミが動いた!

「おりゃー!」

イメージ 5

バチンッ! 「どひゃー」

なんと、ちびハサミ、吹っ飛びましたぞ。

す、すごいなあ。。。
シオマネキのでかすぎるハサミ、伊達やあらへんのやなあ。

このように、小さなシオマネキの世界にも、目を近づければこんな男の意地を掛けた壮絶なバトルがあるのです。
サンシャイン水族館、見るとこ尽きませんなあw。


ところで、先日間違えてご案内した『世界まる見え!DX特別版』の放送日ふたたび間違えていて、9月18日(日)が正しいようです。すみません。

それと、お洒落な男の雑誌、集英社UOMOの10月号(今日発売)に、カンチョ出てます。
なんと!「デキる人の習慣術」という、聞く人が聞いたら、うっそやろー!という特集w。
でもね、ここに掲載されてるボクの写真がまたカッコエエんですよ。ぜひ立ち読みして下され。


あっ!しまった!明日は6時半に起きなあかんのやった。おやすみ〜!





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一昨日、サンシャイン水族館の天空ガーデンで、サンシャインビールを飲みながら待ち合わせという、サンシャイン水族館の年パスホルダー同士にだけできる、大人の池袋文化をやった。

これはね、けっこうよろしかったですぞ。
相変わらず超長蛇の列のサンシャイン水族館も、夕方6時ともなれば待つこともなくエレベーターに乗れる。
ステージ脇のパラソルで待ち合わせたのだけど、外はなかなか涼しく、ステージからの噴水から出るミストがまたひんやり。
待ち合わせた7人のうち一人は、チビッコを押しのけて噴水掴みに熱中w。(あの噴水、ボクのアイデア!)

年パスホルダーは、レストランのビールなども割引、さらに年パス持ってない同伴者のチケットも割引!
池袋界隈人は、大人のたしなみとして、サンシャイン水族館の年パスを持って無くてはいけない時代になったよなあ。


さてところで、その後みんなで韓国料理店に繰り出し飲んだくれたカンチョは、サンシャインプリンスに泊まった。
というのは、次の日の早朝にテレビの取材があったからだ。
あっ!その放送って明日(日曜)やった。『世界まる見え!DX特別版』(日テレ+一部地域のみ)
※というのは間違いで、9月18日みたいです。すみません。


その取材時。
やっと、サンシャインラグーンの水槽が、本来の透明度を取り戻してきた!

イメージ 1

オープン初日から、思い切り濁ってしまい、カンチョの写真とえらい違うやん!と言われて続けていたのだけど、もう大丈夫。
長いことすんませんでした。


実はこの日の取材は、関東地方の水族館で、中村元の選ぶベスト3水槽ランキングというもの。
そんな依頼をボクにしたらベストワンはどこになるか決まってるやん!

でも、依頼してきたスタッフさんはボクがサンシャイン水族館の展示プロデューサーだったことを知らなかったらしいw。
それをいいことにカンチョは……。
ベストワンがどこのどの水槽だかは、絶対言わんもんね!w


さあさあ、いったいどこの水族館のどの水槽が、ベスト3に入るのでしょうか?
関東地方のみなさんは、9月18日の放送をお楽しみに〜!


さてさて、以前に「サンシャイン水族館2:大海の旅(サンシャインラグーン) 」でも紹介したけど、この水槽の主役たちはトビエイ。

一番目立つのが、マダラトビエイ。

イメージ 2

正直なところ、マダラトビエイが主役って、ちょっとイマイチなんちゃう?と思われるかもしれないのだけど、断じてそんなことはない!
このサンシャインラグーンの水槽では、フツーの生物が超ステキに見えちゃうマジックがあるのだ。

そのマジックとは、もちろん白い砂。
そして、この白砂を美しく保っていてくれているのも、トビエイたちなのである。


砂をはむナルトビエイ。

イメージ 3

エイたちは、砂の中に埋まっているかもしれない貝を探して、ぶはぶはと白砂を洗浄してくれているのだ。
なんてエライ奴ら。
カンチョなんか、一つの水槽も掃除なんかしない。


トビエイたちに対抗する大物は、ドクウツボとニセゴイシウツボ。

でっかいドクウツボは、普段は水槽の左側にあるブルーホールで、こんな風にコブラみたいになっている。

イメージ 4

ブルーホールを見る窓からは、ぶっとい背中が見えたりする。
顔と歯が命なウツボが、なんとこのブルーホールからは、背中で大きさを語るウツボの健さんみたいな役柄。


でも、時おり水槽の前面に泳ぎ出す。
ニョロニョロと、これがなかなかの迫力なのである。

イメージ 5

このサンシャインラグーン水槽はめちゃくちゃフォトジェニックな水槽で、紹介したい写真はまだまだいっぱいあるのだが、もう飽きたと言われそうなのでそろそろおしまいにする。


……と言いながら、もう一枚。
世にも小さなシノノメサカタザメ。

イメージ 6

この子の元気いっぱいな姿もまた、サンシャイン水族館のサンシャインラグーン水槽でしか見ることができない。


さあ明日のランキングに、この水槽も入るかしらねえ?


そんなわけで、明日の『世界まる見え!DX特別版』にも、カンチョはちらっと出るのだけど、
8月23日(火曜日)のNHK『あさイチ:スゴ技Q』では、スタジオに生出演することになってます。
こちらでも、全国のオススメ水族館をご紹介。

しかし、さすが『あさイチ:』だけあって、なんとスタジオに朝7時入りらしい…とほほ。
家にいると寝るのがどうしても5時になっちゃうボクは、この日も渋谷に泊まりを勧められております。
徹夜の方がええかも。。。






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