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2ヶ月くらい前に鹿児島県霧島へバリアフリー観光の講演に行ったとき、鹿児島空港から車で1時間くらいの宮崎県小林市の『出の山水族館淡水水族館』に初訪問してきたよ。(出の山は「いでのやま」と読むらしい) 失礼ながら、想像してたよりもちゃんと水族館やったのでちょっとビックリ。 今夜は九州にいるので、こちらをご紹介します。(いつものことながら今回もコンデジ写真でごめんなさい) 宮崎県にある水族館は拙著『中村元の全国水族館ガイド115』では、高千穂淡水水族館とすみえファミリー水族館というきわめて小規模な水族館しか紹介してなかったのだけど、こちらもその例にもれなく小規模水族館。 どうやら宮崎県は小規模水族館の聖地らしい。 しかし! この出の山淡水水族館に、宮崎県で最大規模の水槽があった。 どうやこれ!この水槽、けっこう大きいよなあ。 水槽が大きいだけではなく、展示されてる魚たちもかなり大きい。 レッドテールキャットとコロソマはおそらく九州の水族館で一番大きいし、アリゲーターガーにいたっては、全国でも1位2位を争うくらいの大きさではないかと思う。 かつては、ピラルク-もいたらしいのだけど、あまりに大きくなりすぎてこの水槽ではうまく泳ぎ切れずに死んだのだそうだ。 そこでボクはふと、北の大地の水族館=山の水族館を思い出したわけさ。 「出の山淡水水族館」と「山の水族館」、なんか妙に符号が合うやんか。 規模も小さいし、九州でもぜんぜん知られてない。 しかも、湧水での飼育と、温泉&地下水での飼育。 やっぱり水がいいと魚は大きく育つんではないかな……。 ここの巨大な熱帯魚たちのことは、次回に紹介するとして(はい、次回は今週中に出しまずぜ)、湧水池があまりに美しかったのそちらをまずご紹介。 水族館の裏にある湧水池がこれ。 なんちゅう美しい光景なのでしょうか。 2ヶ月前に訪れたそのとき、フェイスブックとツイッターで軽く紹介したら、すぐに地元の人から「癒やされる場所です」とのコメントがあったんやけど、きっとそれは出の山淡水水族館だけではなく、この湧水池の風景も込みの話やったんに違いない。 というわけで、もう一枚ね。 どうよ!この水草の美しさ。 九州には湧水池がいっぱいあって、ボクはけっこう好きなんやけど、この出の山水源の美しさには参った。 そして、美しい水源池には美しい日本の生物が似合う。 アユ テナガエビ アカメ う〜ん、水槽がちょっとなんだかなんやけどねw。 でも、魚体は美しかったよ。 そして、オオサンショウウオも! 水槽はやっぱりちょっとなんなんやけど、その実、すごくよく見えるというのがポイント。 しかもどうやら3匹くらいいるんよね。 魚体の美しさ、地元の魚たち。これも北の大地の水族館と同じやんね。 かつての山の水族館に似てるかも…とちょっと親近感を覚えたというか、これは応援してあげなくちゃなぁと思ったのでした。 というわけで、このところ更新の頻度が少なかったのを返上して、できるだけ今週中に、次回は出の山淡水水族館ででっかく美しく育った熱帯魚たちの紹介を続けてご紹介したいと思っておるところであります。 それにしても、まだまだ紹介する水族館は増えていくねえ。 『中村元の全国水族館ガイド115』の全てを回ろうとされている水族館マニアのみなさん、全館制覇にはけっこう遠いかもしれませんぞw。 出の山淡水水族館の公式HPはコチラ⇒小林市HP □最新刊→『水族館に奇跡が起きる7つのヒミツ』 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■Twitterとfacebook始めてみました…。 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド |
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●10月5日(富山市)北陸銀行昭和会講演会 『水族館に奇跡を起こす』〜顧客心理をつかむ究極の集客術〜 ※北陸銀行昭和会会員限定なので、会員の方を見つけて同伴してもらって下さい。 ●11月8日(新居浜市)まちづくりシンポジウム 『バリアフリー観光で集客と安心のまちづくり(仮題)』 ●11月27日(神戸市)神戸商工会議所 経営トップセミナー『水族館プロデューサーが伝える、大ヒットを生み出すためのアイデアの作り方』 ※神戸商工会議所メンバー企業の方であれば参加できるようです。⇒詳しくはコチラ ●11月29日(秋田市)東北ニュービジネス協議会『バリアフリー観光で集客と住みよいまちづくり』 とまあ、経済系あり、文化系あり、バリアフリー観光ありとボク的には退屈しない盛りだくさんなのですが、 そんな中で、もしかしたら人が集まらないのでは?とすごく心配してるのが、こちら! 三重県が満を持してオープンさせた東京でのアンテナショップ&交流スペース『三重テラス』にて、 三重県生涯学習センターが満を持して企画した、三重県出身の水族館プロデューサーなる不肖ワタクシメによるセミナーでございます。 しかしまあ、セミナーつってもアナタ、そこはサービス精神旺盛かつ退屈なことは嫌いなボクのこと、ドヤ顔語りの一人トークライブとお考えいただけばよろしいかと思うのでありますよ。 東京カルカルでの「中村元の超水族館ナイト」ファンのみなさんはもちろんのこと、 お台場はちょっと遠すぎて『中村元の超水族館ナイト』にはなかなか行けなかったという方、 あるいは、中村元の話しは聞いてやってもいいけど、入場料まで払ってはアホらしい…という方(T_T)、 そういうアナタのために、東京のど真ん中の日本橋、なんと入場無料! 三重テラスがどんなとこか見るついでに、お伊勢詣りの前の情報を収集するついでに、伊勢うどんを買うついでに、いろんなついでができるこの機会をお見逃し無く! チラシの裏面はこんなんです。 ボク以外は、まあなんとそうそうたる豪華メンバーでああることか! これで初日のボクのセミナーが入場者パラパラでこけてしまったら、その後のみなさんに多大なる迷惑をおかけすることになってしまい、もうドヤ顔で三重県に行けなくなってしまうのは確実。 そんなわけで、超水族館ナイトファンのみなさん、関東周辺の博物館・動物園水族館関係のみなさん、ボクにも博物館にも関係なくても三重県出身のみなさん、11月1日には日本橋の三重テラスへのお越しを、心よりお待ちしております。 みなさん、ご予約ご来場も拡散も、よろしくお願いしま〜す! ■過去の『超水族館ナイト』の東京カルカル公式ライブレポートはコチラです↓。 15回中村元の超水族館ナイト2013夏「小さな水族館の爆発力を学べ!」2013/6/15 14回中村元の超水族館ナイト2013冬「珍にあふれた水族館」2013/2/24 13回中村元の超水族館ナイト2012秋「命と水族館…いただきますの気持ち」2012/12/11 12回中村元の超水族館ナイト2012年春「いまどきの水塊に溺れろ!」 11回中村元の超水族館ナイト2012年冬「水族館・特ネタ大爆発!その3」 10回中村元の超水族館ナイト2011秋「10回記念は深海でアゲアゲナイト!」2011/10/23 9回中村元の超水族館ナイト2011夏「水族館・特ネタ大爆発!その2」2011/6/11 8回中村元の超水族館ナイト2011冬「ペンギンから人生を学べ!その2」2011/2/5 7回中村元の超水族館ナイト2010秋「水族館・特ネタ大爆発!」2010/2/21 6回中村元の超水族館ナイト2010夏「ペンギンから人生を学べ!」2010/6/19 5回中村元の超水族館ナイト2010「イルカを知れば人間がわかる…かも」2010/2/21 4回中村元の水族館ナイト4「水族館に宿る魂」(特別ゲスト荒俣宏)2009/10/25 3回中村元の水族館ナイト3「水族館、やっぱり個性でしょ!」2009/10/6 2回中村元の水族館ナイト2「水族館から宇宙が見える」2009/3/14 1回水族館ナイト「水族館は日本の文化になる!」2008/10/25 ■Twitterとfacebook始めてみました…。 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド □携帯版もできた!→水族館ワールド |
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なあなあ、最近のカンチョ、ちゃんとブログ水族館の新しい記事を連続アップしてて、けっこうエライと思わん? ほめたって、ほめたって! 猿もおだてりゃ木に登るタイプやからボクw。 それでね、この真っ当になったボクちゃんをほめてあげるために良い機会があるわけですよ。 キター! 『中村元の超水族館ナイト2013秋〜奇跡は起きる あなたにも!〜』 東京カルチャーカルチャーにて、来月10月12日(土曜)夜です。(なんともう3週間後) はい、副題とポスターでもうお分かりのように、今回は『水族館に奇跡が起きる7つのヒミツ』の出版記念ライブでもあります。 この本の著者のやきそばかおるさんと編集者の稲垣章さんをゲストに招くことによってですな。 水族館業界の人たちも気づいてない(ていうか知らないふりしてる)水族館のディープな事情はもちろんのこと! 中村元が自分でも気づいてなかった(ていうかすっかり忘れてた)水族館プロデューサーへの道のりの、実に崖っぷちな人生まで、みんなで掘り下げてもらっちゃおうという企画。 著者と編集者には、えらい長い時間、そんなこと水族館とは関係ないやろ!みたいなことまでインタビューされたので、たぶん、いつも以上に、ヤバイことまで語っちゃうことになりそう。 ……と、実は自分でも楽しみなところですw。 そしてね、今回のトークライブで一番大事なことは! お越しいただいたみなさんの未来にも、奇跡を起こすということ。 ど田舎の弱点だらけの水族館に奇跡が起きる。 えーかげんで欠点だらけの中村元が奇跡を起こす。 それはいったいなんで? その実に単純なヒミツをみなさんに知ってもらえば、そりゃもう誰にだって奇跡が起き、奇跡を起こせるに決まってるわけです。 水族館マニアでなくても楽しめる超水族館ナイトの真骨頂ですなw。 というわけで、次回はだれかれ遠慮することなく連れてきて下さい。 例えばね、 「ちょっと、あんた悪い気のオーラが漂ってるよ。これはあかんわ〜! そうや、そんな人にこそええとこがあったんや!"中村尊師の超幸運になるよ2013秋"。 あんた運ええわ〜、めったなことでは聞けへんありがたい話が聞けて、帰るときにはすっかり運気が上昇しとるんやって、ホンマに秘蹟が目の前で起こるちゅうことさ。ボクもついてったるから一緒に行こや!」 とまあ、こんな風に誘えばいいわけです。 そんでついでに自分のチケット代も出してもらっちゃいましょうw。 ほらもう、それだけで、人生に奇跡が起きるラッキーの前兆でしょうが。 しかし、 そういう勧誘にもひっかからない猜疑心の強い人には、こんなのもありますぜ、旦那。 なんと!あの奇跡の水『魔法の温泉水』入り白花豆カステラが本州初上陸! このドヤ顔も凛々しい、ふじや菓子舗のにーちゃんが東京までやって来て、身体も心も健やかに育つ奇跡のお菓子「魔法の温泉水入り白花豆カステラ」を、参加者全員に配ってくれるというのです。 白花豆カステラ、マジで美味しいよ! 元気出るよ! そして、白花豆そのものが温根湯特産の超高級豆。 もちろん、練り込まれてる魔法の温泉水の方は、こないだ温泉博士が還元力日本一との折り紙を付けたばかり。 さあ、これでお友達を勧誘しましょう。 「世界でただ一つ、魔法の温泉水とまで言われてる温根湯温泉って知っとるか?そのありがたいお湯に浸かって、そのありがたい魔法の温泉水入り白花豆カステラを食べに、わざわざ時間とお金をかけて北見市の山奥まで行く人がようけおるんやって。ところがな、その門外不出の白花豆カステラが、厳しい監視の目をくぐり抜けて特別な人だけに授けられるもう奇跡としか言えんヒミツのイベントがあるんや。あんたラッキーやわ〜。今回は箱入りのも買えるらしいよ。よし、あんたのために一緒に行こ!手伝ったるから50箱くらい買い占めたらええがな。これでもうあんたの人生バラ色や。」 とまあ、このくらいまでは許される範囲の勧誘でしょう。 あれ?いつのまにか、誘うのが勧誘になっとる……。 まあ、そんなわけで、水族館に興味がある人にもない人にも十分に意義のある、お台場今世紀最大の秘蹟とも言えるのが、今回の『中村元の超水族館ナイト2013秋』なのです。 というわけで、みなさん、ぜひこぞってお越し下さいませ。 3週間後、楽しく元気に、あなたの未来を祝って飲み明かしましょう。 『中村元の超水族館ナイト2013秋〜奇跡は起きる あなたにも!〜』 日時:10月12日(土曜)18:30〜21:00 場所:東京カルチャーカルチャー(お台場) ■過去の『超水族館ナイト』の東京カルカル公式ライブレポートはコチラです↓。 15回中村元の超水族館ナイト2013夏「小さな水族館の爆発力を学べ!」2013/6/15 14回中村元の超水族館ナイト2013冬「珍にあふれた水族館」2013/2/24 13回中村元の超水族館ナイト2012秋「命と水族館…いただきますの気持ち」2012/12/11 12回中村元の超水族館ナイト2012年春「いまどきの水塊に溺れろ!」 11回中村元の超水族館ナイト2012年冬「水族館・特ネタ大爆発!その3」 10回中村元の超水族館ナイト2011秋「10回記念は深海でアゲアゲナイト!」2011/10/23 9回中村元の超水族館ナイト2011夏「水族館・特ネタ大爆発!その2」2011/6/11 8回中村元の超水族館ナイト2011冬「ペンギンから人生を学べ!その2」2011/2/5 7回中村元の超水族館ナイト2010秋「水族館・特ネタ大爆発!」2010/2/21 6回中村元の超水族館ナイト2010夏「ペンギンから人生を学べ!」2010/6/19 5回中村元の超水族館ナイト2010「イルカを知れば人間がわかる…かも」2010/2/21 4回中村元の水族館ナイト4「水族館に宿る魂」(特別ゲスト荒俣宏)2009/10/25 3回中村元の水族館ナイト3「水族館、やっぱり個性でしょ!」2009/10/6 2回中村元の水族館ナイト2「水族館から宇宙が見える」2009/3/14 1回水族館ナイト「水族館は日本の文化になる!」2008/10/25 ■Twitterとfacebook始めてみました…。 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド □携帯版もできた!→水族館ワールド |
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この記事はマリンピア日本海のリニューアル#1の続きです。 マリンピア日本海のリニューアルをそこそこ観察しながら、リニューアルの対象にはなっていなかったけれど、気になった場所はやっぱり日本海コーナー。 そこで大歓迎してくれたのがこの可愛い子。 たぶん、イサゴビクニン?(例によって、お魚博士のみなさん教えて!) 最初チラっと目が合ったので写真を撮り始めたら、ずんずんこっちへ近寄ってきてくれた。 なんかね、「キタ〜!やっと注目された〜!」みたいな感じw。 そのうち「ドヤ顔も撮って!」「全身撮って!」「腹ビレの吸盤撮って!」と泳ぎ回り、ポーズをとってくれた。 ドヤ顔撮って〜! 胸ビレの吸盤撮って〜!(吸盤ていうより髭男爵の胸当てみたい) 魚が、ワンコのようにじゃれてくる、こういうことは時々あるのだけど、これだけの大物の魚にされると正直言って嬉しいですw。 そして思うのでした、この子たちをフィーチャーできるような展示を開発できないか??? 深海は、ダイオウイカの初撮影成功で最近すごくフィーチャーされているのだけど、一方で水族館の展示はたいてい"暗い"、"小さい"、"動きがない"、でめちゃくちゃ地味。 お客さんもなかなかちゃんと観てくれてないんよね。 こちらは、わりとどこの水族館にもいる深海系魚オオクチイシナギ この子なんかも、けっこうな大物で、しかもタカアシガニなんかとは違って、ちゃんと泳いでいてくれる。 1.5mクラスのが2〜3尾泳いで、時々口をグワっとか開いてくれたら、もうチビッコは泣いちゃうくらい迫力あると思うんよ。 そんなに深海やないけれど、シキシマハナダイとかアズマハナダイはめちゃ美しい。 アズマハナダイ (スネ夫顔です) 伊豆三津シーパラダイスでは、サクラダイ中心のけっこう美しい展示があるけど、他ではあんまり見ない。 ハナダイの仲間を見るたびに、この美しい魚たちを引き立てて、お客さんに興味をもってもらえるような展示ができないもんやろか……といつも思うのである。 暖流系やけど、ハナハゼ。 この子たちもまためちゃキレイなんよね。まるで天女みたい。 水族館で働くようになるまで知らなかった魚なんだけど、初めて漁港に魚を調達に行って海を覗いたらいっぱいいた。 その時から、天女みたいや!と思って今にいたってる。 当時は、これを見たとき「きれいやからすくってきましょう」と上司に言ったら、「スレて死んでしまうからあかん」と言われたけど、それが今ではちゃんと展示できてる。 そんなんやったら、あの初めて見たときの感動をなんとか観覧者に共有してもらえる水槽ができないか……と、やはりいつも思うのである。 深海の魚とか、こういう地味に展示されてる美しい魚たち、みんな上のイサゴビクニン?みたいに、ホントは注目されたくてされたくてしかたがないにちがいない。 だって、たくさんの人たちから見てもらうために、嫌々水族館なんかに連れてこられてるんやもん。 そして……。 日本海って、大きめの湖みたいなのに急深の深海があって(最深部3,742mもあるらしいよ)、かと思えば対馬暖流が北海道まで達してたりして、ちょっとミステリアスな海やないですか。 それで、その日本海のミステリアスな魅力を、観覧者にどひゃー!と言わせるほどに見せてくれてる展示ってつくることができるんやないかなあと、マリンピア日本海に行ったおかげで真剣に思い始めてるところです。 ていうことで、どっか、日本海側で、ボクに展示プロデュースさせてくれる水族館ないですか〜?(^^)にひひ。 □最新刊→『水族館に奇跡が起きる7つのヒミツ』 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■Twitterとfacebook始めてみました…。 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド |
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久々の水族館レポートです。 リニューアルオープンした新潟市のマリンピア日本海に行ってきたんです。 ホントなら、オープンして直ぐに行くべきな仕事をしてるんやけどね、夏休みはさすがに混雑してるやろと、9月になるのを待ってたん。 ダメな水族館プロデューサーw。 でも今回は、水族館プロデューサーとしての視点から感想を述べてみようと思うんや。 33億円を投じたリニューアル、さてどう変わったのか? 玄関がずいぶん変わってた。 元の水族館エントランスを、ヘラヤガラの口のように伸ばしたらしい。 エントランスの印象を大きく変えるのは、リニューアル効果としてはとてもいい。 たいていのものは、第一印象というもので決まるからね。 ヒトは「一目惚れ」をする動物なのである。 右の柵の向こうも新しく増えた館内『にいがたフィールド』で、里山や田んぼのビオトープになってる。 伸びたヘラヤガラの口はエントランスだけではなく、新しい展示も増えていた。 『潮風の風景』というエリアらしい。 観覧者は、お金を払った直後の展示なので、どの水槽も逃さず一生懸命に見ている。 ただ、視線の延長線上には水槽はなく、人しか見えないのがちょっとつらい。 水面が胸よりも下の水槽ばかりなのだ。 この日は入館者の少ない日だったからいいけれど、入館者の多い日には、お金払ったばかりで水槽を全部見たい人がなかなか水中を見ることができず、ずいぶん混雑したのではないかなあ……と思う。 う〜ん、やっぱり夏休み中に来てみるべきだったか……。 空いてる時の方が水族館は楽しめるという、仕事よりも自分の好みを優先してしまったことをちょっと反省w。 この新コーナーには有明海の水槽もあった。 ムツゴロウやワラスボがいる。 マリンピア日本海にやってきて、いきなりサンゴ礁に有明海を水面上から見る。 日本海はどこや〜!水中はどこや〜! …とか思うのは、たぶんボクだけで、一般のお客さんたちはここでそういうことに文句を言ったりはしないw。 ただし、何度も言うようだが、お金を払った直ぐで一生懸命観察するから、この場所の印象は記憶に残ることは確かでもある。 リピーターを増やしたい場合には、そのあたりのことも考慮するべき……とか頭の中にメモするボクw。 そしていよいよ、日本海! あれっ? 目立った変更はないぞ? いや、以前はこの日本海大水槽の上に、夕陽やらなんやら日本海の一日の動画が流れていたのが、逆にホリゾントライトだけに簡略化されてる。 そして、水槽の下に行っても……。 マリンピア日本海のメインである日本海大水槽は昔と変化はない。 なんか水を抜いて大改修したとかニュースを見たことあるから、けっこう期待してたんやけどなあ。 色もちょっと緑っぽくて日本海の澄んだ雰囲気がなく、思わずじぇじぇじぇ?と叫んでしまった。朝ドラあまちゃん観てないのにw。 そして実は、この大水槽以降は、メインの展示はほとんど変わってはいなかったのだ。 再び、じぇじぇじぇ? 大きく変わっていたのは、その大水槽の前のホール。 美しく改装されてた。 全体的に館内も、かなり美しく改修されてはいた。 そして、新たに出来たのが、体験ラボやキッズコーナー。 これらは、言うまでもなく閑散としてる。 体験ラボ なるほど、教育を主目的とした水族館なのである。 リニューアルは、老朽化の修繕と、教育施設の充実が目的だったらしい。 もちろん、それはそれでアリだし、オーナーである新潟市の考えだからいいのだけど、東京から強硬日帰りでやってきた身としては、ちょっとガッカリなリニューアルだったのはいなめない。 視察出張だからとわりきってみても、 水族館を大人を集客できるハイカルチャーと位置づけているボクには、あまり参考にはならなかった。 もちろん、この水族館は新潟市民のものであって、我々のものではない。そこは理解しなくちゃあかんよね。 だから、観光客がぶつぶつ言っても始まらないというわけであるよ。 ただ、最近の水族館でよく見かけるキッズコーナーには、ボクはどうも違和感を覚える。 キッズコーナー(ただし小学生は利用できないから幼児コーナー) 本来は、ハンズオンの展示から流行りだしたのがキッズコーナーよね。 それが小学生も利用できないというのは、どういうことなのだろうか? ウツボの滑り台って、ゾウの鼻の滑り台と同じやんね。 ハンズオンとはだいぶ外れてると思うよなあ……w。 すみません、久々の水族館レポートにも関わらずけっこうネガティブな感想で。 あくまでもボク個人的な、マスカルチャー的視点であると思って下さい。 次は、それでもボクがとっても気に入った、可愛美しい生き物たちを紹介します。 □最新刊→『水族館に奇跡が起きる7つのヒミツ』 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 ■Twitterとfacebook始めてみました…。 ■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド |





