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週刊朝日の「掘り出し水族館」で紹介した水族館は、もちろん「いい水族館」だ。
どれも失礼ながらマイナーな水族館ではあるけれど、入館者から不満の声は聞こえてこない。
それどころか、入館者の目はきらきらと輝き、満足感あふれる反応が見て取れる。
ただし、その反応は、「きゃーすごーい!」と歓声が多い水族館もあれば、
静かにひとときを楽しむ人が多い水族館もあって、それぞれでマチマチだ。
この「よそと反応が違う」というのが、いい水族館の特徴でもある。
なぜ、それぞれの反応が違うかと言えば、それぞれ大切にしているスタイルが違うからだ。
総合力では大型水族館に負けても、「スタイル=生き方」に、特徴的な魅力があるのだ。
金も地位もなくても、生きるスタイルの格好いい奴がモテるのに似ている。
水族館は、新しくオープンした直後というのは、どこでも間違いなくモテモテだ。
最新のファッションに身を包み、最新のモノを持った、ミステリアスな転校生みたいなものだから、
誰もが興味を持つのは当たり前なのだ。
でも、底が浅ければ、すぐに飽きられてしまう運命でもある。
そこで、しっかり自分のスタイルを持っている水族館が生き残る。
別にクラスの全員にモテなくたっていい、
自分のスタイルを気に入ってくれる相手が、何人かいてくれればいいだろう。
ただし、スタイルには魅力がなくては誰も振り向いてはくれない。
スタイルに対するセンスとこだわり、それを具現化できる行動力と努力。
それが、カッコいいスタイルを表現するのだ。
逆に言えば、
スタイルのはっきりしない水族館は、新しくても大きくても魅力はない。
○○水族館の魅力はこれだ!これだけは他の水族館に負けない。
そう言えるものを持っているかどうかで、その後のモテぶりがどうなるか予想できる。
みなさんのお気に入りの水族館は、どんなスタイルを持っているだろう?
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