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「皇帝ペンギン」を観てきた。 映像は美しく、コウテイペンギンへの密着度も高く、よく撮ったなー!という場面が多い。 特に印象に残ったのは、長い長い行進の列で、 南極に息づく命のすごさとか、コウテイペンギンの力強さとか、 いや、それじゃ言葉が足りないなー・・・・・ ボクの精一杯の表現力では、「命の歴史のすごさを、行進の長い列だけで感じた」という感動。 そして、南極というヒトの住んでいない場所での出来事への感動。 ヒトが、コウテイペンギンを発見しなくても、映像に撮ってこなくても、 そして、世界中の人々が、この映画で感動することがなくたって、 コウテイペンギンは、あの南極で、当たり前のように生きているんだという、 のぞき見しているような罪悪感まで感じてしまうほどの感覚だった。(う〜、屈折してるかしら) でも実は、なんだかちょっと物足りなさを感じたのですね。 映像的には十分だし、音楽もすごくよかったのだけど・・・・。 一つには、せっかくのドキュメンタリーが擬人化されすぎていたから。 擬人化することは嫌いではないのだけど、あのすごい映像にはそぐわなかったかも。 もう一つには、あまりにも「過酷な世界」「過酷な運命」を強調しすぎていたから。 これは、ボク的には、ちょっといだたけなかった。 ヒトにとっては過酷かもしれないけれど、そこで住める体を獲得したペンギンには楽園だから。 そうそう、最後に、「ペンギンには楽園」と言ってくれて、そこでやっと共感できたけど。 でも、プログラムに載っていた監督インタビューで、 監督は、コウテイペンギンのことを、「呪われた民族」なんて表現してる。 それが、映画全体に、現れていて違和感があったんだろうなーと、それを読んで納得した。 コウテイペンギン、呪われているほど、悲しい動物じゃないし! どうやらボクは、ヒトの価値観でのドラマづくりが、イマイチお気に召さなかったようです。 ●写真は、昨年アドベンチャーワールドで生まれたコウテイペンギンの赤ちゃん。 映画では、もうクレイシで独立し、そろそろ海に出かけようかという年ごろのようです。 |
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2005年08月29日
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