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今年はなんか一つテーマを増やして、もう少し話題を広げようと思い立ち、ボクの水族館活動のテーマの一つ『命をいただきます』の書庫を増やすことにしました。 名付けて「命をいただきます食堂」 うへ〜、そんな食堂あったら入りたくないし。。。 とは言うものの、「命」と「いただきますの気持ち」を、今さら難しくこねくり回すつもりはなく、美味しくいただいた話とか、いつもいただいている生き物たちの生きている姿とか、食卓に届くまでのお話しをしながら、さまざまな命たちや、ボクたちに代わって命を奪ってくれている漁師さんや料理人の方々へ、感謝できればなあと。。。 そもそも日本にたくさんの水族館がある理由が、水産大国だったからで、日本人が水族館好きな理由の一つも、きっといつも魚介類をいただいているからなのです。 水族館の飼育係も、みんな海の幸が大好きで、食べるだけでなく釣りも大好きという飼育係も少なくない。 いや、よくよく考えてみれば、「鯨肉だけは食べられない」というイルカトレーナーにもまだ会ったことがないな〜。 というか、そんなの食べるのが当然だと思っているから尋ねたこともないからかもしれないけれど。今度から聞いてみよう! とまあ、そんなノリで、ボクたちの生きる糧となってくれている水族館の生き物のことを、たぶん明日くらいから、ボチボチと紹介していきます。
この書庫に記事が載った日だけでも、食卓の、かつて命ある姿だった生き物たちに、そして命を奪う役目をはたしてくれた方々に、感謝を込めて「いただきます!」と言ってみて下さい。 |
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2007年01月09日
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ど〜よ?これ! (最初の2枚ね) クモ?いや水中だからウミグモ?それともカニ? そのどれも違って、名前はムギワラエビ。 ところが実はエビとも違って、じゃじゃーん、これはヤドカリなど異尾類(イビ類)の仲間なのだ。 異尾類は、足が4対(8本)にしか見えないのが特徴で、あの高級ガニのタラバガニもそう。 タラバガニって、カニの王様「キングクラブ」なんて威張ってんのに、カニじゃなかったのねw。 まあ威張ってんのはタラバガニじゃなくて、値段を付けているヒトなのだけど。 ちなみに甲殻類は、「長尾チョウビ類」「短尾タンビ類」「異尾イビ類」に分けられていている。 長尾類は尻尾が長いエビの仲間のことで、短尾類は尻尾のないカニの仲間。 ということは、異尾類ってのは、長でも短でもないってこと?というわけではない。ヤドカリを貝殻から出すと、巻き貝に合わせてお尻がねじれている。左右が非対称な尾を持つというので異尾類になったらしい。 でまあ、そんなことを解説したかったわけじゃなく、ただただ「ど〜よ?これ!」と言いたかった。 アナタなんでそこまで足を長く細くする必要があったの?と問いたい。 でも、ボクの癖で、思わずホントにどうしてだろう?と考え込んでしまったら、ちょっと思いついたことがある。 もしかしてこの子、足を長くしたんではなく、体を小さくしたのではなかろうか?と。 なぜって、体があまりにも小さすぎるからだ。ムギワラエビというよりも、体が麦粒くらいだから、ムギエビの方が正しいようにも思える。いや、エビじゃなくて異尾類だからムギイビか? でまあ、いろいろ考えてみたのだけど、足が長くなったのか、体が小さくなったのかどうにも分からず、もちろん何故こんな姿なのかも分からず、とにかく不思議で、冒頭の「ど〜よ?これ!」となった。 ●photo上:ムギイビじゃなくて「ムギワラエビ」(新江ノ島水族館) とにかく、なんなんでしょうね、このバランス。宇宙人みたい。 ●photo中:上の写真の体の部分だけを拡大。 お尻がヤドカリみたいでしょ。エビと違うのは尾ビレがついていないところ。 ●photo下:ヤドカリ一族中の本家ヤドカリ「ユビワサンゴヤドカリ」(男鹿水族館GAO) 指輪ではなく腕輪なのだけど・・・。でも美しいですね。 このところ、甲殻類係ばかりを登場させているのは、別に、カニ食いたい、エビ食いたい、というわけではなく、もちろんヤドカリを食いたいわけでもなく、ちょうど甲殻類の写真を探さなくてはならない仕事があったからです。
探していた写真もようやっと見つけられたので、そろそろ甲殻類からは離れることになるでしょう。 |
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