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命をいただきます食堂、4品目はアンコウ! アンコウは、今度の冬のメニューにしようと思っていたのだけど。。。 ダメでした、こんなすっごいアンコウさまに会ってしまったんだもの。 ボクが今まで水族館で会ったアンコウの中じゃ、飛び抜けて巨大なアンコウさま。 しかも、海底にのそりと潜んでいるだけじゃなく、突然水槽の中右へ左へ上へ下へと飛び回った!!! まるでK1にデビューしたての元気なボブサップのごとく大暴れなのである。 昔、なんかの本に、「アンコウは時折水面に上がってきて、波間で休む海鳥を巨大な口でバクリと呑み込むこともある」なんて書いてあったのを読んで、マジっすか?眉唾もいいとこだな〜と思っていたのだけど。 う〜〜〜ん、今日のアンコウさまを見ていたら、まんざらあり得ないことでもなさそうな気持ちになってきた。 海底にじっとしているときにも、いわゆる奇怪な姿なのだけど、泳ぐとさらにすさまじい。 見るからにコラーゲンたっぷりの体がぶよんぶよん揺れて形が七変化するのだ。お腹を見れば水流でたっぷんたっぷんと波打つのがまたすごい。 そして、正面を向いたとき、足じゃ!足がある! もはや、魚とは言い難い姿というか、いや、実にご立派!としかいいようのない姿なのだ。 このアンコウを、鍋にしていただいていると思うと、いやほんとに、ありがたや、ありがたや。 アンコウで有名なのは茨城県の大洗海岸。 西の方では、冬はてっちりだけど、関東ではだんぜんアンコウ鍋のようですね。 フグは内蔵が、毒で食えないのに対して、アンコウはすべての部位をいただける。 身に、肝、皮、鰭、卵巣、胃袋、さらにエラまで!すべていただけるから、それで「アンコウの七つ道具」なんて呼ばれている。 アンコウにとっては、ぜ〜んぜん道具なんかじゃなくて、迷惑千万な話なのだろうけれど、それでも命の全てをおいしくいただこうという日本人はエライ! と思いきや、ヨーロッパでもスープにして好まれているのだそうだ。 やっぱり、アンコウがエライ! アンコウのお料理といえば、吊し切り。 ぶよぶよでヌルヌルなので、まな板の上で切れないから、吊して捌くようになった。 テレビなんかでは、これができないと一人前の板前じゃないとかって、よく紹介されているのだけど、市場の専門の板前さんは、吊しもせずにまな板の上でさっさっと捌いてしまうらしい。 つまり、まな板の上で捌くことができる方が、アンコウの板前さんとしては超一流なのだ。 ところで、このアンコウ、水族館で見られるアンコウとしては相当巨大だけれど、ボクたちがいただいているアンコウにはもっと大きいのもいる。 アンコウで1m、キアンコウだと1.5mにもなるんだって。 ●photo1 ふつーにアンコウだな〜と思うでしょう。 ●photo2 ところが、これが泳ぎ出して正面から見れば、口に足がついた妖怪「飛び大口」い〜ひ、ひひひ〜、ぎゃおす! となりにいたちびっこはびびって、顔がひきつってしまっていました。ちびったんだろーな。w ●photo3 体がですねー、ぶるんぶるん揺れて、形がぐにゃぐにゃと変化するのですよ。 たまたまスローシャッターにしていたところにストロボ焚いたので、その揺れがよくわかる。 ●photo4 ちびっことアンコウさま。ちびっこ側から撮っているというのに、アンコウのこの大きさ! そんなに近づくと、逆いただきますされちゃうよ! というわけなのだけど、このすごいアンコウさま、新江ノ島水族館の「命をいただきます」のコーナーに突然入ってきていました。
今夜アンコウ鍋でも、と思っているみなさん、まず水族館でアンコウさまの神々しいほどに図太い命とご対面してきてはいかがでしょうか。 水族館のアンコウにも旬があり、早めが見頃だと思う。。。 |
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2007年01月24日
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