ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2019年2月24日(日)の開催。前売り発売は1/24です

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先日、今年出版される本の取材で、鴨川シーワールドに伺った。
いいお天気の、屋外が多い鴨川写真日和だったのだけど、今回の目的はインタビュー取材だったので、ボクには写真撮る時間はほとんどなし。

しかも、随行していったカメラマンに、シャチのパフォーマンスではカメラへの水しぶきに気を付けて!とさんざん注意しときながら、絶対安全だと思っていた場所でいきなり水しぶきかけられて自分の愛機が潮水だらけ(^^;。
今回出演していたのは、ビンゴじゃなくオスカーだったので、水しぶきの場所が全然違ってたのね。
まあそんな悲しい目に遭いながらも、ひなたぼっこしているアシカたちの中に、オーストラリアアシカ発見!
イメージ 1


アシカはアシカでしょ!と言われそうだけど、このアシカはただもんじゃないのですよ。
オーストラリアは、野生生物を観光資源として大切にしているために、自国の動物をめったに国外に出さない。
だから、今、日本にいるオーストラリアアシカは、鴨川のこの1頭だけのはず。とっても貴重な1頭なのだ。
このアシカは、沖縄海洋博覧会でオーストラリアから贈られ、当時水族館の運営を請け負っていた鴨川が、その後譲り受けたのだとのこと。
つまり、このアシカは豪州からの親善大使というか豪州キャンペーンガールみたいなもので、今は引退して日本に住んでいるということですな。たいへん特別なアシカさんなのである。

イメージ 2でもボクが特別視するのはそんなせいじゃない。オーストラリアアシカは、アシカの中でも特別可愛い顔をしているということこそが、ボクにとっては特別なのだ。
左の写真、手前で寝ているのがカリフォルニアアシカ。ふだんみなさんが会っているアシカはすべてこのカリフォルニアアシカなのですね。
カリフォルニアアシカだって十分に愛らしいのだけれど、後ろにいるオーストラリアアシカと比べてみれば一目瞭然。
カリフォルニアアシカは鼻がツンと尖ってシャープなのだけど、オーストラリアアシカは、鼻面が大きくて顔に丸みがある。
その顔がなんとも言えず可愛いじゃないのよ。(と思ってるのはもしかしてボクだけ?)



下の写真は水中。右にいるのが、オーストラリアアシカで、左にいるのがカリフォルニアアシカ。(の筈)
アメリカと豪州は、同じ英語圏だからね〜。故郷も種類も違っても、ちゃんとコミュニケーションとれてるみたいです。



イメージ 3

さてさて、ボクにはもう一つ、オーストラリアアシカが特別好きな理由ある。
実はアデレードの沖にある「カンガルー島」まで出かけて彼女らに遊んでもらったことがあるのだ。しかも2回も!(^^vうひょ!
尚「彼女たち」というのには意味がある。オスに遊んでもらおうと思ったら、生きて帰れないのだものw

で、その時のことを思い出すと、なんだか心が癒されるのだ。
オーストラリア、ニュージーランド、ガラパゴスのアシカたちは、いかにもアシカが住んでいそうな岩礁の海岸はオットセイたちに譲り、砂浜の海岸に住んでいる。
その白い砂浜で、この写真のように、みんなゴロゴロとしながらうたた寝しちゃっているのだ。

青い海に白い波、どこまでも続く砂浜、たおやかな風。
そこでこんな風に寝ころんでいるアシカたちのそばにいたら、こっちまでまどろんでしまう。
たぶんね〜、もう一度きっとあの海岸に行くね、ボクは。

例によって、古い「旅の手帖」の連載にはカンガルーアイランドのアシカの記事もある。
ちなみにこのポスターはその時に撮ったオーストラリアアシカの坊やの写真と、キャッチコピーであったりする。



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