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さて寝違えくらいのことで、いつまでもお誕生日の顔を一番にさらしておくわけにもいかないので、とりあえず、スカッと晴れ晴れ気分になれそうな写真を、エイっと貼り付けて復活です。 いいですね、美ら海水族館のサンゴ礁の水槽。 美ら海水族館の特徴は、一般的にはデカイことなのだけど、水族館関係者的には「開放型」であることに尽きる。 開放型というのは、水質維持のために水を濾過循環するのではなく、自然の水をどんどん注ぎ込むやり方。 最近の温泉ブームのせいで、誰からともなくこれを「掛け流し式」と呼ぶようになってしまっているw。この呼び方、カンチョ的にはなんだかな〜なのだけどね。 で、この開放型、濾過にかかわる設備がほとんどいらないから簡単なのだけれど、にもかかわらず開放型の水族館というのはとても少ない。 なぜなら、普通、海の水というのは透明度がとても低く、さらに季節によって水温差もあるからだ。 特に日本周辺の海は、栄養たっぷりなのでプランクトンも多くて、透明度が必要な水槽の水にはまるで適していないし、はっきりとした四季によって水温にもずいぶんと大きな影響があって、これをそのまま水槽で使うのは不可能と言っていい。 ところが、沖縄だけは事情が違うのだ。 南の海のイメージは、どこまでも透き通ったコバルトブルー。これはつま、サンゴ礁の海は貧栄養の海ということに他ならない。 さらに、亜熱帯地方だから季候も安定していて、黒潮の影響しかないから水温はさらに安定している。 そういう条件があるために、美ら海水族館の多くの水槽は開放型でまったく問題がないというワケなのね。 このサンゴ礁の水槽は、海水が開放式なだけでなく、天井も開放式。 (←水槽を丈夫から見たところ。上の写真の場所は、下の写真の真ん中あたり) 本土でサンゴ礁を展示しようと思ったら、太陽光代わりのとてつもない光量の照明に、サンゴが骨格をつくるためのカルシウムとかなんだとか、それなりの設備が必要なのだけど、サンゴ礁が自生している沖縄では、その海の海水と太陽があれば、飼育はできるということ。 台風が来てもこのままオープンで、さすがに水槽といっても大変な波浪になるそうだし、雨で比重も軽くなるとのこと。 でも、本来のサンゴ礁も常にそういう目に遭ってるのだから、まあ問題ないのね。 美ら海がオープンした当時は、サンゴが小さくてスカスカだったこの水槽も、毎年訪れるたびにサンゴが成長して、すっかりいい感じになってきた。 この水槽で、特にボクがスゴイ!と思っているのは、海底に敷き詰められた砂が、いつまでたっても白いこと。 よほど手入れをしているのだと思って尋ねたところ、まったく手入れをしていないのだそうだ。 砂を深めに敷くことで、なんらかの生態系が生まれ、砂に生える藻などを食べてくれるようになるのだって。(これも美ら海式) この砂の白さは、今までの水族館にはない、本当の南の海の白さなので、美ら海に行ったら味わって欲しい。 今まで美ら海水族館を、ダイビングができない人も、サンゴ礁でのダイビング気分を味わえるからいいよ〜!とオススメしてきたのだけど、寝違いで半身不随の状態を味わっている今、これからの高齢化社会で、この水槽に癒される人はますます増えていくのだろ〜な〜と思った次第。 温泉も水槽も掛け流しがいい。って、なんかやっぱ年寄りっぽい?
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2007年05月13日
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なんだかお久しぶりです。 |
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