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以前に、アトモス部屋で紹介されてた「キツネさんキツネさん理論」だったかがとても気に入ってしまい、その提唱者アモツ・ザハヴィとアヴィシャグ・ザハヴィの「生物進化とハンディキャップ原理」という本を買ってあった。 で、やっと読む時間が出来たので、昨日からら通勤電車とかで読み始めたところ。 キツネさんキツネさん理論というのは、鳥の雛がことさら騒いで鳴くのは、キツネや猛禽類にわざと狙われるように騒ぎ立てることで、子に死なれては困る親を脅かしてエサをせびっているのである、というような理論。→こちら参照(トラックバックとかの仕方がわからんかった・・・・w) で、この著者というか研究者であるザハヴィさんたちは、こんな風な、生き物のどうにも理解しがたい行動を、ハンディキャップ原理という理論で解明しているのです。 いや、これがなんだか実に面白い。というかいちいち納得させられちゃう。 その中の一つが、動物たちの縦縞横縞などの模様は、ミスコンのときに全員同じ水着を着た審査があるのと同じ理由だという説。 同じ模様を着ることで、バランスや栄養の良し悪しを比べられるからなんだって。 さらに、鳥や蝶々などが、羽根に縁取りをしてことさらに際だたせているのは、欠損がない優秀な個体であることをアピールできるからというのね。 欠損がある個体は、縁取りがない方が、異性をごまかせるのだけど、そんな個体は異性に見向きもされない。 しっかり縁取りをして、それが繋がってることが、捕食者からも逃げるのが得意で、エサもしっかり獲ることのできる優秀な個体であることを示せるというような話しなのです。 なるほど、それは、魚ではこういうこと? ヒレや眼の周りなど、大切な部分に鮮やかな縁取りのあるサザナミヤッコ。 縁取りがこんなに鮮やかだと、異性だけじゃなく、捕食者にも目立つのだけど、そこがまたハンディキャップ原理のハンディキャップ原理たるところなの。 狙われやすいというハンディを背負いながらも、こうやって立派に育ち、ヒレなどの欠損がまったくない、ということを示す。言ってみれば強者は余裕を示す、という説なのですね。 まあ、このサザナミヤッコは、水族館(なかがわ水遊園)育ちだから、捕食者はいないしエサももらえるので、立派なのは当然なのだけど・・・。 同じく、こっちもなかがわ水遊園のアデヤッコ。 はい、名前の通り、艶やかです。そして鮮やかな縁取りも・・・。 そういや、魚って普通は、急所の眼の周りに黒い帯があったりして急所を隠そうとしているのに、この方々は、眼の存在もことさらに強調しているという感じ。確かにハンディキャップだ。 それと、網目模様も、ウロコに欠損や体型にいびつなところがあれば、すぐにばれちゃうような模様になっている。確かにミスコンの水着だ。 ザハヴィさん説、まだ半分くらいしか読んでないのだけど、なんだかハマっちゃいそう。 「人類水中進化論」以来の、カンチョ的大ヒットな説です。おかげで久しぶりに、生き物たちを見るのが楽しくなってきちゃった。 こういう時の科学って、小学校の時にハマったシャーロックホームズの推理と同じ感覚のワクワクドキドキ感がありますね〜。 |
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