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昨年、ほとんど同じような写真(カレンダーの一枚)を出していて恐縮なのだけど、東京の穴場と言えばココ!なのでお許し願いたい。 葛西臨海水族園の「淡水生物館」だ。 えー!葛西に淡水ゾーンなんてなかったよ!とおっしゃる方もいらっしゃるに違いない。 だからこそ、スゴイ穴場なのね。 葛西臨海水族園は、夏休みともなれば、親子連れでぎっしりの超人気水族館なのだけど、ここだけは常に静かで、人いきれもない。 それだけでも大いに穴場なのだけど、展示がまた清流の水槽というのだから、涼な穴場というより「穴場で涼」というのが正しい。 淡水生物館は2棟に分かれていて、いかにも涼しげな清流の方は順路的には2つめの棟。 中に入れば、どこからどこまでがフェイクなのか分からないほどの清涼感たっぷりの渓流が待っている。 入り口近くには、上の写真の滝壺水槽。水中もいいけど、岩や植物が水槽ディスプレイの域を超えている。 この滝の水が左に流れる先には、下の写真の渓流の水槽がある。 こちらの水槽は、水中の生物を眺めるというよりも、水の流れと、奥の山谷の景観を楽しむというのがぴったりだ。 岩の先に、どこまでも谷が続いているように錯覚する。 ボクは学生の頃、渓谷歩きが好きだったので、この光景を見て記憶を遡るだけで涼しい気分になれちゃう。 さて、これら渓流棟の前にあるのがこちらの池の水槽。 この水槽は、なかばビオトープ化していて、野鳥がやってきたりするらしい。 夏は水温が高いせいか、透明度がちょっと悪くなるのが玉にきずなのだけど、それでも、本館の超人混みに揉まれた後に、ここの静けさは嬉しい。 この立派な淡水生物館は、別に最近できたわけでなく、オープン当初から存在する。 なのに、みんなにあまり知られてないのは、本館からかなり離れた別の場所にあるからだ。 いわゆる水族館を出てから、エントランスのところで、正面出入り口に向かわず、なんだか通用門のような右側の通路に向かうと、小道をけっこう歩いてからこの淡水生物館がある。 ところがさらに、この小道の周りは公園になっていて、いかにも自然ぽい小川が流れたり花が咲いていたりし、淡水生物館はそれらの景観を壊さないよう半地下に控えめにあるので、この道を選んだ少数派の人の中にも、淡水魚館に気づかずにそのまま出口に向かう人がかなりいるのだ。 すごくもったいない。まあ、正直言って、導線は失敗しているんじゃないかと思う。 せめて、あの通用門みたいなのを改装して、正面は入り口だけにすればいいのにと思うのだけど・・・。 ところで改装と言えば、ペンギンプールの水中窓が、水中へ張り出したカーブドアクリルガラスに変わったので、ついでながらお披露目。 (えへへ、実は昨日、ふらりと訪れてきちゃったのだw) ガラスが変わったから特になんだというわけでもないのだけど、ペンギンたちはさすがに暑いのか、よく泳ぎ潜ってくれるのでけっこう楽しい。 もちろん、この場所はぜんぜん涼しくなく、むしろ冷房もないからすごく暑いし、ちびっ子たちが大興奮で密集している。 でも、水中のペンギンを見てると、なんか涼しい気持ちになるのねw。 うん、キュート! ■今年のカンチョ本2冊新発売! ◎みんなが知りたい水族館の疑問50」(サイエンスアイ新書)著・写真:中村 元 ◎The水族館(三推社◎講談社)監修ほか:中村 元。 □「水族館の通になる」(祥伝社新書)と「全国水族館ガイド 2006-2007」(SoftBank Creative) も読んでね!全国の図書館にも置かれてます。 |
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2007年08月12日
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