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今日から(0時からって意味です)、夜は突然秋になりました。 北側の窓から入ってくる風がとても冷たくて気持ちいい。 そんなわけで、今夏の「涼な穴場」特集は急遽うち切り。 なんの脈路もないのだけど、今、仕事の上でクマノミの話題が上がっているのでクマノミです。 この子たちはハナビラクマノミ。 水族館では一昨年から、ニモじゃないとクマノミじゃないというか、カクレクマノミじゃないとニモじゃないみたいなちびっ子たちが多くて・・・・。 母親「ほら、ニモよ、ニモ」 子「あっ、ホントだ。あれ?ニモはいないよ。違うクマノミだよ」 母親「あら、ダメね〜」 ・・・・みたいなw。 いや、なんでもかんでもクマノミは全てニモ、というのもまたちょっと悲しくはあるのだけどね。 まあ、そんな世の中ではあるのだけれど、ボクはカクレクマノミよりも断然ハナビラクマノミのファンだ。 だって、色といい、細いラインといい、すごく可憐で繊細じゃない。 カクレクマノミはアニメでスターになったけど、ハナビラクマノミはローマの休日のオードリーみたいな気品がある。 それに、ハナビラクマノミはたいていイソギンチャクに隠れていて、安全な水槽の中でも、うろうろと出歩いたりはしない。 まあつまりは、写真撮るのに一番キレイでありがたいクマノミだということでもあるのがボクがファンになった一番大きな理由かも。 ところで、この2匹のうち大きい方がメスで、小さいのがオス。・・・のはず。 クマノミの仲間は性転換して、一つのイソギンチャクに住んでいる中で一番大きい個体がメスになり、二番目に大きいのがオスになる。三番目以降はガキンチョ。 だから、お母さんがいなくなったニモのお家では、お父さんはいつの間にかお母さんになっていたのですね。(イヤですね、夢こわしますねw) クマノミを漢字で書くと「隈の実」 「隈」は、歌舞伎役者が顔に化粧する「隈取り=くまどり」のことで、「実」は「小さな魚」という意味。 つまり、隈取りをした小さな魚、小さな歌舞伎魚という意味の名前なのだ。 たいていのクマノミは、くっきりとした模様があって、確かになんだか歌舞伎役者っぽい。 しかもその隈取りのおかげで、魚にしては珍しく表情が感じられるのね。 マユゲがあるみたいなものだからか? (上の2枚は、マリンピア松島水族館にて撮影) さてさて、ハナビラクマノミの写真じゃ、お子さんに「ニモじゃな〜い」と言われちゃうというみなさんのために、カクレクマノミの写真も載せておきましょう。 こちらの写真は上越市立水族館で撮影。 こちらも表情ありますね。そして確かにこのままアニメのキャラクターになれる可愛らしさ。 あ、ボク、ハナビラクマノミのファンではあるけれど、カクレクマノミが嫌いと言うわけではないですから。念のため。 ところで、実は、カクレクマノミもニモではない。 ニモの舞台はオーストラリアなので、グレートバリアリーフに住むカクレクマノミの仲間で、クラウンアネモネフィッシュ。ラインの太さとか色の濃さとか少し違うらしい。 あと、実は描いた人が飼っていたのは大西洋のカクレクマノミの仲間だったという噂もある。 まあでも、そんなのなんだってかまへんやん、ニモはニモさ。と思っているいいかげんなカンチョなのでありました。 ■今年のカンチョ本2冊新発売! ◎みんなが知りたい水族館の疑問50」(サイエンスアイ新書)著・写真:中村 元 ◎The水族館(三推社◎講談社)監修ほか:中村 元。 □「水族館の通になる」(祥伝社新書)と「全国水族館ガイド 2006-2007」(SoftBank Creative) も読んでね!全国の図書館にも置かれてます。 |
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2007年08月18日
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