|
ドカーン! こいつがついにやってきた! スターウォーズ帝国軍の兵隊そのまんまのこの顔は、ダイオウグソクムシであらせられる。 ダイオウグソクムシって、オオグソクムシに「ダイ=大」が付いたわけではない。だいたいそれじゃ、大大グソクムシになるでしょ。 こちらさまは、大王グソクムシさまなのである。 つまりあれよ、ダイオウイカとかの大王、閻魔大王の大王、これ以上ないってくらいでっかくて恐ろしいよ、みたいな意味。 普通のオオグソクムシと比べてみれば・・・。 右にいるのが、普通のオオグソクムシね。だいたい10cmくらい。 ところが、新江ノ島水族館で公開された左のダイオウグソクムシさまの大きさは、なんと35cm、体重1.3kg。 成長しても45cm程度というから、これはもうかなり大きい。 実は、今までもダイオウグソクムシは葛西臨海水族園で見られたのだけど、オオグソクムシの大きい版みたいな感じで、迫力にはイマイチ欠けていた。 さらに、隅っこにいたり、物陰に潜り込んでいたりしたから、きっと気づかない方も多かっただろう。(ボクは写真撮りたいから、訪れるたびに探してたのだけど) 少し前から「もうすぐかなり巨大なダイオウグソクムシが入ります」と、えのすいトリーターにささやかれていたので、ボクはもうすごい期待満々で待っていたわけ。 そしたらついにやってきた。しかも期待に違わずホントにデカイ! 普通のオオグソクムシの大きさも知らない人もいるだろうから、ヒトと比べちゃおう。 どうよっ! これ模型じゃなくて本物ね。 カンチョは、大王さまには申し訳ないのだけど、写真撮ってるうちに背中がちょっとゾワゾワしてしまったぞ(^^;。 さてさて、ダイオウ=大王だけど、グソクの方は「具足」。 具足というのは、日本の武士が着ていた鎧・兜のことだ。文字面からするとなんとな〜く膝当てなんかな?という感じだけど、頭から足まで覆っている装束すべてを具足という。 だから、スターウォーズ帝国軍の兵隊みたいというのは、あながち間違いじゃない。 というか、帝国軍の装甲宇宙服は、きっとダイオウグソクムシをモデルにしたんだと思う。その証拠は不良グラサンなこの目。こんな眼をした生き物は他にはいないよ。 そして、大王+具足+ムシはもちろん虫。ダンゴムシの仲間だ。 このダイオウさま、虫と付く生き物の中では最重量じゃないかな〜。長さはサナダムシだと思うけどねw。 もちろん昆虫じゃないけど、ヘラクレスオオカブトムシなんか、もうまっ青になって羽根広げて逃げちゃうだろう。 というわけで、久々のすごい系新着動物に、カンチョかなり興奮気味。 いやいやボクだけでなく、いつもは静かな、えのすいの深海コーナーが、「うぉ〜!」「なんじゃこりゃ!」「ぎゃー!」「うぇ〜!」(恐怖の館か?)といつもの10倍くらい騒々しい。そんな中「………」とまるで無言になって目を見開いてる人のアクションがまたリアル。 みなさんも、ぜひご覧いただきたい。 尚、このダイオウグソクムシは、同じ時期に日本に複数個体が入ってきているので、そのうち他の水族館でも展示されだろうと思うのだけど、いまのところ、日本で最も巨大なダイオウグソクムシが展示されているのは新江ノ島水族館なのだと思う。 ■今年のカンチョ本2冊新発売! ◎みんなが知りたい水族館の疑問50」(サイエンスアイ新書)著・写真:中村 元 ◎The水族館(三推社◎講談社)監修ほか:中村 元。 □「水族館の通になる」(祥伝社新書)と「全国水族館ガイド 2006-2007」(SoftBank Creative) も読んでね!全国の図書館にも置かれてます。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2007年09月11日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





