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今年は、サケの回帰が少ないのだそうだ。(千歳サケのふるさと館学芸員さんの話) どのくらい少ないかと言えば、北海道でもイクラが安くならないくらいというから、我々の普段の生活にも関係大アリなくらい少ないのだ。 回帰が少なければ、川への遡上も少ない。 この時期になると、いつも楽しみにしている千歳川の水中観察窓。 いつもなら、ここに数十匹の単位でサケが遡上しているのが見えるのに、この日はわずか数匹が窓より上流に、ぼんやりと見えるだけだった。 これはその中の1尾がやっと窓の前に来てくれたところだ。 2年前の水中観察窓ではこんなにうじゃうじゃと遡上していたのだけどね…。 でもみなさん、この水中観察窓は一見の価値ありです。 今年訪れて、もしサケが見つからなかったら、最も上流(右端)の窓から右奥を探してみればいる可能性は高い。 さて、上はいわゆるサケで、シロザケなどと呼ばれる新巻鮭なんかにされてきたサケだが、こちらは、カラフトマス。 サケに比べて背中の盛り上がりが素敵。 この背を指して「セッパリ」とも称されている。 こちらはカラフトマスのメス。 背の盛り上がりはないものの、模様がなかなか美しい。 カラフトマスのほとんどはロシアなどに遡上していて、日本では北海道の道東や道北にのみ遡上しているとのこと。 こちらは、最高級とか、幻のとか形容詞が付いたりするマスノスケ。 サケでは一番大きくなる種類なのだそうで、これはまだ若魚。 でも、背中の模様ががとてもきれいで、いかにも美味しく育ちそうやん! マスノスケは、日本の川には遡上せずロシアの川に回帰する、いわばロシアのサケ。 なのに和名がちゃんと付いているのは、日本の海に回遊してきたのが捕獲されるからだ。 ちなみに、サケ(シロザケ)も遡上してきたのが捕獲されるワケではない。遡上しようと帰ってきたのが海で一網打尽にされる海の魚だ。 さてさて、サケばかりだと、ちょっと脂が乗りすぎてお腹いっぱいなので、大水槽のチョウザメもチラリと。 この水族館最大の動物がこちら。たぶんシロチョウザメ。 でも、あまりに大きくなりすぎたのは、おたる水族館にもらわれていったのだそうだ。 他の魚たちを食べるようになり、みるみる魚たちが消えていったらしい。 ところで、チョウザメのような大きな魚も、かつては北海道はじめ、日本の川に遡上していたのだそうだ。 凄いというか、それを阻止してしまったヒトが凄いというか…。 ■今年のカンチョ本2冊新発売! ◎みんなが知りたい水族館の疑問50」(サイエンスアイ新書)著・写真:中村 元 ◎The水族館(三推社◎講談社)監修ほか:中村 元。 □「水族館の通になる」(祥伝社新書)と「全国水族館ガイド 2006-2007」(SoftBank Creative) も読んでね!全国の図書館にも置かれてます。 |
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2007年10月04日
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