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突然寒くなったけれど、晴れた日はポカポカと暖かい。 涼しい秋になってから、晴れた日には、江ノ島の芝生のでっかいベンチで、海を眺めながらお昼のパンを食べるのが、ちょっとした楽しみになってる。 江ノ島の海岸には「トンビに注意!」の張り紙がいたるところにある。 トンビが、ヒトのお弁当をかっさらっていくのだ。 ボクはその瞬間を目撃したことがある。 上空から獲物を物色して、突然バサバサっと舞い降りたと思ったら、弁当のオカズをさらっていく。 トンビもすごいけど、あんなでっかいトンビなんかにお弁当を奪われる方もマヌケだな〜と思った。 ところがである。 そう思っていたボクがトンビにやられちゃった。一口食べただけの、お気に入りのハムチーズロールが、アッと言うまもなく、さらわれたのだ。 別段油断していたワケじゃない。 いや、それどころか、いつになく大勢で空を舞うトンビ軍団に、すごく注意をしていたのだ。 一口かじって、キラキラ光る海に目を向けた瞬間だった。 音もなく目の前に黒い影が入り、手に軽い衝撃を感じたと思ったら、手にはパンの包装紙だけが残されていた。 トンビはそのまま地上すれすれを滑空し、「取られた!」と言ったときには、すでに再び空に向かって羽ばたいていった。 すごいわ、トンビ。 他人が取られているのを見たときには、バサバサッという音がしたと思ったのだけど、それは気のせいで、実はまったく無音だった。 しかも、ボクは何度も頭上を見上げていた。ところが、ヤツは、頭上からではなく、後方から狙っていたのだ。 大事なお昼ご飯を取られて、ちょっと悲しかったけれど(お腹も空いたしねw)、あんまり悔しくはなくて、ただただ「トンビすげー!」と思った。 それで、その返礼に、写真猟師になってトンビを撃ってやったのだ。 ところがね、トンビのやつ、ヒトの目とかさらにおそらくはでっかいレンズを嫌がるのね。 カメラを向けると、次々にどっかへ行ってしまうの。 カメラを下向けて、近くにやってきたトンビを、やっと撃ってやったのがこれらの写真なのでした。 外でお弁当食べるときに、トンビ軍団を見つけたら、誰かと背中合わせになって注意して下さい。 ■今年のカンチョ本2冊新発売! ◎みんなが知りたい水族館の疑問50」(サイエンスアイ新書)著・写真:中村 元 ◎The水族館(三推社◎講談社)監修ほか:中村 元。 □「水族館の通になる」(祥伝社新書)と「全国水族館ガイド 2006-2007」(SoftBank Creative) も読んでね!全国の図書館にも置かれてます。 |
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2007年11月20日
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