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東京を出てから仙台に泊まり今日はマリンピア松島、そこから新幹線でさっき秋田に着きました。新幹線って言ってもね、こまちは途中から普通の特急みたいにのろのろ走って、最後には片瀬江ノ島行きの小田急みたいに逆走するの……。電車で来るには遠いわ秋田…。 例えばこいつ、テツギョ。 金魚みたいにひらひらしてるけれど、自然の川で採集されたフナ。金ではなくて鉄色やから鉄魚? 他の水族館でテツギョを見たのは、群馬県水産学習館とぎょぎょランドくらいやなかったかな? テツギョは、どうやら種名ではないらしい。 キンブナの突然変異(つまり純粋なフナ)というのと、フナと金魚のリュウキンが交配したものを、どちらもテツギョと呼ぶのだそうな。 ただしかし、キンブナの突然変異であるテツギョは、宮城県魚取沼にしか生息が確認されていないということなので、島根県の川で採集されたこのテツギョは、逃げ出したリュウキンとフナが交配した子孫である可能性が高い。 でも、魚取沼のテツギョは、DNAを調べてキンブナだと確認されたからなのであって、このテツギョをDNA鑑定したわけやないからね、これだって立派な突然変異テツギョなんかもしれんし…。 (魚取沼には、テツギョが普通にいるらしいです) それにしても、ホントに立派な尾びれ。 もしこれが突然変異ならば、日本人からクルクルカールした金髪の子が生まれてきたみたいな話で、父ちゃんは「おまえ!いつ間にガイジンと……」なんてことになってしまうやろな〜(^^;。 でもフナたちは別に交尾をするわけでも一夫一婦制でもないので、家庭争議には至らない。 お次はこちら、アカザ。 ナマズの仲間だ。名前の通り赤い…ていうか朱色。 アカザも、なかがわ水遊園とか淡水系の水族館でときおり見かけるけれど、あんまり見ないし、いても岩陰に隠れてるのでちゃんと見ることはできない。ところがゴビウスには数も多いし、とある工夫がしてあってしっかりご対面できるようになっているのだ。 アカザにはカンチョ痛い思い出がある。 子どもの頃、川乾し(川の改修のために流れを止める)されていた小川に入って遊んでいたら朱色に輝く魚が、水たまりにいるのを見つけた。 驚いたカンチョは「赤い魚!新種を発見したかも!」と小躍りしてその赤い魚を捕まえた。そのとたん、「痛てー!」悲鳴を上げて魚を振り捨てた。 刺されたのだ。そいつがアカザだった。 というワケで、こいつは背ビレと胸ビレにトゲがあって刺す。見つけてもうっかり掴んだりしないように。 でも、近ごろではアカザが生息できるような川は少なくなり、かなり危機的な状況なのだとか。 石の裏などに隠れているから、川乾しもしないような今では、水族館以外で会うことはないでしょうね。 さらに続いては、このドジョウ。 な〜んや、シマドジョウやん。と言ってはいけない。 このドジョウさまこそ、つい30数年前に島根県の高津川で発見されたイシドジョウであらせられる。特定の水域でしか見つかっていない珍しいドジョウさまなのだ。 カンチョの記憶では、他の水族館でお目に掛かったことはない。 でもまぁ見た目は、ボクなんかが見る分には、ふつーにシマドジョウなんやけどね。 で、もっと一般的には、ただ「ドジョウ」としか思えないですね。 今の時代、新種の発見というのは、そのくらいビミョーな違いを見つけてあり得るものなのだ。 赤いアカザを見て、いきなり新種発見!と思ったボクが浅はかでした……。 ●カンチョの最新インタビュー記事→[http://www.magsook.jp/mokuji/nagisa/
小学館SOOK『渚でくらす』]
●カンチョ今年の最新著→『恋人はイルカ〜ドルフィントレーナーにあこがれて〜』 |
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2008年08月29日
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