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さて、アートな水槽と言えば、近ごろ流行の水草水槽。 まるで草原です。 魚なんかなんでもいいやっていう感じ。 そう、牧場の雄大さや命の輝きを表現するために、牛や羊を入れて写真撮るとか絵を描くみたいなそんな脇役ね。 これ、ケンシロウ的に言えば、水族館好きな人たちの秘孔を突いてる。 アタタタタタッ…!オマエの目はもう水槽から離せない。 水中世界を見るのが好きな多くの水族館ファンは、実はこの大きさの水槽でもかなり満足できるということだ。 水中で盆栽風にもすることができる。 コレは里山を現したみたいに見える盆栽風な水槽。 盆栽はそれ自体アートやからね。そのアートを水槽に取り入れているのが水草水槽。 これ、なんで水族館ではやらないのかというと、一つには植物のトリミングがとても大変だということもある。 でも、ボクがこのような展示をやらない最大の理由は、このように美しい盆栽風水槽をつくるには、生息地域関係なしに、世界中から適当な水草を仕入れなくてはならないから。 生息域や環境が統一できないと、それはやっぱりアートであって、水族館としては不適切やと思うのね。 究極の水槽アート。 アートは額縁に入ってんのが当然でしょ……みたいなノリ。 これはね、なかなか面白い。 ダリの彫刻を見てるみたいなシュール感に、奥行き感(ホントに奥行きあるもんね)、さらにこの絵は動く。二度と同じ構図は現れない瞬間の美を映す立体絵なのである。 こんな風にで〜んと鎮座されてるのもあった。 水槽そのものにはお金かかってはいないけれど、存在感はめちゃくちゃ感じる。 水槽を絵画や彫刻と考えてしまえば、ホントこういう展示もあり得るんやな〜。ただしやっぱりこれも、アートであって水族館ではないということは、ボクたちプロは知ってなくちゃならないのだと思うのだった。 次回は、もっと生き物にスポットを当てた水槽を紹介します。 かなり気合い入れて撮ったから、写真自体が芸術作品となってるはず。 乞うご期待! ●カンチョの最新インタビュー記事→[http://www.magsook.jp/mokuji/nagisa/
小学館SOOK『渚でくらす』]
●カンチョ今年の最新著→『恋人はイルカ〜ドルフィントレーナーにあこがれて〜』 |
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2008年09月15日
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