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島根県松江市より、バリアフリー観光についての講演の依頼があり、今日はその講演とパネルディスカッションののコーディネーターをさせていただきました。 そして今夜はお隣の県でお隣の町、鳥取県米子市に泊まってます。 この機会に、近ごろグッと集客を上げている水木しげるロードとか記念館を視察しようという魂胆。 でも、その前に、島根県の松江市に呼んでいただいたのだから松江市周辺にも訪れました。 もちろん、水族館プロデューサーなんやから、宍道湖自然館 ゴビウス。 島根県の水族館施設は、しまね海洋館アクアスやら、このゴビウスやら、カタカナ言葉で最後に「ス」が付くのが特徴。いったいなんでやろ? さ〜て、ゴビウスでのこのショット。これっていったいな〜に? ふさふさの毛が、とっても暖かそう。 ゴビウスがあるのは、出雲市なのだけど、出雲市は松江市のお隣県。 汽水湖である宍道湖の東が松江市で西が出雲市、宍道湖繋がりの隣町なのだ。 ちなみに、宍道湖のより海寄りにある中海(これも汽水湖)の西が松江市で東が鳥取県米子市。 そしてこの写真の動物は、汽水湖と同じく、海にも川にも関係のある生き物だ。 ふさふさの毛だけじゃなく、ギザギザのなんかに眼を向ければきっと分かる。 はい、こんな眼が付いてる。 そう、この毛の持ち主はカニ。毛のあるカニと言っても毛ガニではない。 日本の淡水域でも最大の無脊椎動物モクズガニだ。 モクズガニは川に住んでいる大きなカニだけど、ほとんどのカニの類にならい、幼生は海でしか育たないために、ウナギのように海に降りて産卵をするのだ。 モクズガニのハサミについてる毛は、「モクズ=藻屑」の由来となったものだけど、接写してみれば、なんとこんなにつややかな毛なのである。 眼の大きさから比較してもらえばわかるけど、ヒトや哺乳動物の毛に比べてとても細い。ラッコの下毛よりも細いかもしれないけど、これで保温をしているわけじゃなく、なんのための毛かは判明してないそうだ。 はい、これが全身写真ですね。 まるで、暖かい毛皮のミトンを付けたセレブお嬢さまみたいな雰囲気。 ただまあ、お顔の方は、気合いだ〜!お父ちゃん風な横広がり強面顔。 モクズガニは日本の淡水無脊椎動物最大であるばかりじゃなくて、日本の淡水産生物の中で、おそらく最も高級な食材でもある。そして確かに美味しいのね。 どのくらい美味しくて高級かと言えば、かの有名な「上海蟹」は中国産モクズガニなのであるのでアルヨ。 上海蟹、いちおーさ〜、カンチョは"何度も"食ったことあるんやけどさ〜ぁ、"何度も"ね〜!!!(実は52年の人生で2回だけ…w)こりゃマジで美味かった。卵の黄身を濃縮したみたいなすっごい甘さなんね。 そんなモクズガニ、昔の日本では、もういくらでも獲れたらしい。 母ちゃんに聞いた話では、ミソ樽いっぱいに獲れたモクズガニを土間に置いておいたら、夜のうちにフタが外れてしまって、朝起きたら土間中がモクズガニの絨毯だったので気を失いそうになったんやってw。 日本の川って、海に劣らず豊かやったんやな……。 ●カンチョの最新インタビュー記事→[http://www.magsook.jp/mokuji/nagisa/
小学館SOOK『渚でくらす』]
●カンチョ今年の最新著→『恋人はイルカ〜ドルフィントレーナーにあこがれて〜』 |
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2008年08月24日
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