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出雲の水族館なんて、そうそう何度も行けるもんじゃない。 東京都民1276万人のうち、この夏にゴビウスに行ったという人は、きっと100人もいないはずだと思うのだ。 なので、ちょこっとゴビウス特集しとこうかな。 宍道湖自然館ゴビウスは、かの有名な「全国水族館ガイド2006-2007」で「汽水を舞台にした日本初の水族館」と、キャッチコピーを付けられているくらい、宍道湖と中海という汽水湖にこだわった水族館だ。 湖や川のかなり立派な水槽もあって、水族館としては、小規模と中規模の間くらいにある。 ゴビウスというへんちくりんにも思える名前は、実はハゼの学名だ。 ハゼの仲間は種類がとても多いのだけど、その理由の一つには、ハゼの仲間は川にも海にも住んでいて、地球全域に生息域を広げていることによる。 そして、川にも海にもたくさんの種類がいるくらいだから、当然のこと汽水域はますますお得意の場所なのだ。 それで、汽水を舞台にした日本初の水族館であるとともに、ハゼにこだわった日本初の水族館にもなったということらしい。 この子は、おそらくヨシノボリ。淡水産のハゼの中ではめずらしく美しい。 そんな感じで、ゴビウスには、ハゼの種類がとても多い。 だけど問題は、カンチョ、ハゼにはどうにも食指が動かないという事実。 だって地味でしょ。いくらいろんな種類があるって言われてもね〜、ハゼはハゼやもん。 水族館人にあるまじき暴言とは思うけれど、だって小さいでしょ。いくらいろんな種類がいるって言われてもね〜、老眼まっしぐらになってるから裸眼では見分けがつかんのやもん。 こんなちっちゃいのかっているんよ。 ビリンゴの群。 これ、1尾が3センチくらいしかなかったよ〜。 しかも立体的に群になって泳いでるから、一番近いヤツにピントが合ってるのかどうかさえ自信がなかった。 さらに、接写で大写しにできたとしても、その同定たるや困難を極めるの。 今回も、ゴビウスセットとして100mmマクロを持っていき、10種類くらいは撮ったつもりなんだけど、種名を特定できるのはせいぜい5種類くらいやろな…。 いや、ホントは後のことを考えたら撮影しないほうがいいぜ!って、何度考えたことか……。 でもまぁ中には、けっこう見ごたえのあるハゼもいる。イシドンコ ドンコは川の王様みたいなもんやからね、20cm近くはあるハゼだ。 子どもの頃、泳げないくせに川でヤス突きをやっていたら、岩の影にカポネ風の不敵な面構えをした魚を発見!なんとか突こうと夢中になっているうちに、そいつに深みに誘い込まれて、ひっくりかえり溺れそうになった。そいつがドンコだったのだ。 きっとドンコが河童を呼んで、ボクの足を引っ張ったのに違いない。 その時から、ドンコには敬意を表することにしている。 さて、このイシドンコさんに赤ちゃんが誕生していた。 小さいのが4尾いるのわかります? 全身で1cmかそこらの大きさしかない。左下にいる貝の幼生がまだ半透明なのを見れば、この全体スケールがどれぼど小さいかわかるだろう。 いやあ、石どん子さん、お子さん誕生おめでとうございました〜。 それにしても、ドンコもチビのうちは、ただの小さなハゼでしかないですなw。 次回からは、ハゼにはこだわらず、日本淡水系生き物の中で、カンチョの好みな生き物を中心に紹介を続けたいと思います。 ●カンチョの最新インタビュー記事→[http://www.magsook.jp/mokuji/nagisa/
小学館SOOK『渚でくらす』]
●カンチョ今年の最新著→『恋人はイルカ〜ドルフィントレーナーにあこがれて〜』 |
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2008年08月26日
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