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今回の九州&下関旅行はレンズフル装備、マクロレンズも50mmと100mmの2本を持っていった。 そしたら、うみたまごに甲殻類がいっぱいの小窓水槽があったので、マクロの世界に興じたのでした。 甲殻類はマクロ撮影には抜群の被写体。 彼らは動きが遅いからマクロ撮影がしやすいし、なにより細部が興味深くてやたら美しい! フリソデエビ 体長3cm ※α700 50mmMACRO F13.0 1/125秒 マニュアル露出 強制発光 ISO160 わずか3cmほどのエビの背中にハートを見つけた! 正面の顔はコチラ→「赤振り袖、青振り袖」 かつてカンチョは、水槽でのマクロ撮影なんてチマチマしたこと、ロマンの欠片もねえ!なんて思って、やる気もなかったのだけど、水族館ガイドを書くために、しょうがなく50mmマクロを購入。 そしたら、今まで見えてなかった世界が目の前に現れたではないか! そこでようやく、それまで水族館で見過ごしていた、小さくてデッカイ世界があったことに気付いたのですね。 すっかりマクロの世界に引き込まれたカンチョは、すぐに100mmマクロも購入し、今じゃ重いのにもかかわらずマクロレンズを持ち歩いているというワケ。 さあ、こっからは100mmマクロの世界です〜。 キンチャクガニ 甲長1cm ※α700 100mmMACRO F13.0 1/250秒 マニュアル露出 強制発光 ISO160 キンチャクガニが握ってるボンボンは3mmくらいの小さなイソギンチャク。 背中の派手な色と、元気ハツラツな脚も合わせて、いかにもチアガールです。 マクロ撮影で重要なのは、F値を絞って、シャッタースピードを速めること。 特に甲殻類は、とても立体的なので、被写界深度が深くないと体全体がキリッと写らない。 そして、アップにするとわずかなブレも拾ってしまうから、シャッタースピードは速ければ速い方がいい。 それで、ストロボ同調の最高速度1/250秒まで上げてある。 シャコ(何シャコかしら?) 目の大きさ2〜3mm ※α700 100mmMACRO F13.0 1/250秒 マニュアル露出 強制発光 ISO160 小さな世界に引き込まれると、その子の種名とかぜんぜん関係なくなっちゃうのがボクのダメなとこです。 でも、シャコ特有の透明感といい、ヒゲの先の赤いボンボンといい、こんな美しい姿をシャコに発見したら、もうマクロな世界に没頭でしょう? 正直言って、魚名板なんか見て現実の世界に引き戻されたりするのイヤやもんね。 マクロ撮影の、ちょっとたいへんなところは、露出もマニュアル、ピントもマニュアルフォーカス、全てマニュアルの世界だということ。 オート露出のモードでは、F値を高くシャッタースピードを速くという設定には絶対にならないし。 フォーカスは、最も大切な目とかに当てなくちゃならないのは当然なのだけど、それがもうとてもシビアだから、オートのフォーカスエリアから少し外れるだけでピンぼけ写真になってしまうのだ。 ガザミのハサミ (ハサミの大長さ2.5cmくらい) ※α700 100mmMACRO F13.0 1/250秒 マニュアル露出 強制発光 ISO160 たぶんジャノメガザミなのではなかったか?……ぜんぜん覚えてません(^^; 上のシャコもそうだけど、このガザミもかなり大きくて甲長は5cm以上ある。 でも、その一部をクローズアップしてみれば、そこにもまたマクロの世界の美しさが広がっているのですね。 どーです?この構造的な美しさといったら芸術でしょ。丸い突起の並びの美しいことといったら奇跡でしょ! というわけで、一眼レフを持っているみなさんは、ぜひこのマクロの世界への冒険に挑戦しませんか? 写真撮影に興味のないみなさんは、小窓水槽の横に置いてあるルーペとかはぜひ活用して、マクロの世界を楽しみましょう。 小さな水槽の窓から、驚くほど大きくて広い宇宙が見えることを請け負います。 ●うみたまごのその他の記事はコチラ→九州の水族館書庫 ●この書庫は、SONYからα700の提供を受けて、水族館での一眼レフ素人撮影術を紹介しています。 □カンチョの水族館写真撮影術が掲載された→『写真ライフ76』2009春号 ■オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本 |
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2009年05月12日
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