ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2019年2月24日(日)の開催。前売り発売は1/24です

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オーシャンズ観覧記

先週末、娘がどうした風の吹き回しか、上京するから飯でもおごれと言うので、一緒にオーシャンズを見に行ったですよ。

イメージ 1

             ※写真は映画ではなく新江ノ島水族館です。

迫力ありました。
撮影の苦労が偲ばれました。

しかし、終わったすぐの感想。
娘「ちょっと眠かったな…」
父「うん、最初やばかった。見たことあるシーンが多かったしなあ」

父「海の色、悪かったな」
娘「うん、緑やった。アバターがきれい過ぎたからかなあ」

……でした(^^;

確かにすごいんだけど、すでにTVで見たようなシーンが多かったんよね。
少なくとも、水中撮影にはおなじみの撮影場所がほとんどで、 カンチョが撮影に行ったことある場所だけでも、
ガラパゴスのウミイグアナ、アシカ、オットセイ、コバネウ…。
南アフリカのホオジロザメにオットセイ…。
オーストラリアのジュゴンにギンザメ。 カリブのマダライルカ…。etc
ボクでさえコレなんやから、NHKやBBCとかでは、全て放送済みの場所でしょうねえ。

いやもちろん、映画はぜんぜん悪くはなかったし、見ておいてよかったです。
撮影場所が同じというだけで、今までに見たことなかった映像には感動しました。
シロナガスクジラの全身だけでも難しいのに、オキアミを呑み込んでヒョウタンみたいに膨れた喉なんて、うひゃーすげー!の一言でした。

それに、おおっこれは!という撮影の方法もけっこう多かった。

例えばマグロのこういうシーン。      ※写真は名古屋港水族館
イメージ 2

マグロが泳いでいるところを、マラソン中継みたいに、ずっと正面から撮り続けてるの。
そんなアングルの映像は初めて見ましたよ。
ただまあ、そういう撮影が超難しいなんて、一般の人にはわからんもんねw。
CGなら、もうどんなアングルでもありやし、そもそも、写真ならこうやって水族館で撮れちゃうしw。


ボクとして期待外れだったのは、やっぱり海の色です。
きっとあれが実際のその海の色なんだろうけれど、どうも緑っぽくてパッとしない。
これは、ボクが水族館の仕事してるからなんかもですけどね。
特にボクは、緑系の水槽が嫌いなので、基本的に紺青の水槽にします。
青い方が、透明感や奥行き感が出るし、何よりも一般的に水中の色として認識されているから。

カンチョは写真だってどうやって青色を強調するかとか書いてるもんねw⇒「魚は青色を背景に」
どうしようもなかったら、補正で青くしたりもするのだけど、オーシャンズのパンフレット写真は、やっぱり青色の海が基本で、もし映画と同じ条件で撮影してるのだとしたら、これもきっと補正してるはずですね。

実は色彩って、眼で感じるものではなく、脳で分析して感じるものなのです。
だから、本当の色は何色か?というのはあまり意味がなく、何色だと思っているか?というそれぞれの人の主観が色彩に影響するものなのですよ。
それが、写真の色や、水族館の水槽の色を決めているのですね。

なので、命のすごい営みを見るのは、水族館はオーシャンズにとてもかなわないけれど、もしかしたら海を感じるのはオーシャンズよりも水族館の方が上を行ってるのではないかと思ったのでした。


製作者の趣味なのか、出てくる生き物には、わりと片寄りがあったように思いました。
一番多いのが鯨類で、イルカの仲間数種から、シャチ、鯨も何種類かと、鯨類好きにはかなりお勧めです。
次に多かったのが鰭脚類で、アシカ、オットセイ2種、オタリア、セイウチ、ヒョウアザラシ他いろいろで、カンチョ的には大満足。
ウエッデルアザラシのお母さんと赤ちゃん、それにセイウチのお母さんと赤ちゃん、どちらもラブリーやったな〜。

ウミガメも多かった。      ※写真は名古屋港水族館のアカウミガメ赤ちゃん
イメージ 3

アオウミガメ、アカウミガメ、オサガメ、タイマイ、それにたぶんヒメウミガメみたいなのと相当出てきました。

でも、ナレーションがなんかどうもイマイチいただけないところがあって……。
あ、宮沢りえはいいんです。好きです(どうでもいいけど)。
内容なんよねえ。
もしかしたら、翻訳したときに、専門家やちゃんとしたライターが付いていなかったのか?
あるいは元々こんな内容なんだったのか? だとしたら、撮影に苦労したわりには詰めが甘いな〜と言う感じの、どうにも浅くて薄くて、哲学のないセリフ回しでした。


無脊椎動物にわりと力が入ってたのは、ちょっと驚きというか、嬉しかったですね。
日本の海で撮影されたムラサキダコは、TVでは何度か見てるけど、このオーシャンズのが一番不思議でした。
とりわけビックリしたのは、海底に集まるカニ。 
イメージ 4

             ※写真は油壺マリンパーク

もう、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ、カニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニカニ………。
その1万倍くらいのカニカニカニ、しかもけっこうでっかいカニが海底に大集合して、最後に山になっちゃうの。
あんなの初めて見たわ〜。
スゴイかったわ〜!
いや、あのカニの大集団のシーンを見るだけでも、オーシャンズ見る価値ありますよ。マジで。

……というわけで、よかったんやら悪かったんやら、ようわからん感想ですが、きっとまあ、娘との久々のデートのことを書きたかっただけなんかもしれませんw。

娘とはその後、久●衛でお寿司を超奮発し、なじみのバーに寄って帰りました。
どちらの店でも「これ、オレの娘、彼女やあらへんから〜」と、すっかり大はしゃぎな父カンチョなのでしたw。

■東京カルカルにてトークライブ今年も全開!⇒中村元の超水族館ナイト2010 〜イルカを知れば人間がわかる…かも〜

□オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本
■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド
□携帯版もできた!→水族館ワールド

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