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上野動物園の友人から「猛獣脱出対策の訓練があるよ」とのメッセージをもらい、寒い昨日しかも平日というのに、カンチョはノコノコ動物園に出かけていったのでした。(もしかしてオデってめちゃヒマ?) だってね、猛獣でしょ!脱走でしょ!カンチョの頭の中では、もう妄想が駆けめぐってるワケw。 上野で猛獣と言えばトラ、ライオン、ゾウ、サイ、ヒグマ…、でも今年は寅年やから逃げ出すのはきっとトラや! トラちゅうたら阪神ファンやからな〜メチャやりよるぞ〜! しかも東京は巨人戦ばっか放送しとるから怒っとるぞ〜…まで一気に妄想。 襲われそうになったら、カメラで鼻面を叩くんや!と、防御の練習までして上野動物園に乗り込んだのでした。 あまりに寒い中、売店のエアコンの下で待つこと30分、どうやら猛獣が脱走した様子。 長い警棒みたいなのを持った飼育職員がいっぱい現れて、そこかしこにネットを張りはじめました。 ここで注目! 紅白テントは、さっきまで売店の前にあった外売りワゴン。 売店の売り子のみなさんが、よいしょこらしょとこのワゴンを並べて、ネットが足らない隙間に入れたのですよ。 なるほど、全園的緊急事態というワケですな。 しかし別段ネットを張ってる飼育係との緊迫したやりとりがあったわけでもなく、時間になったから並べましょうか…みたいな平和な感じw。 それに、足らないと分かってるなら、ネット買っといて下さい! でもまあ、くいだおれ太郎の服のようなテントに大阪を感じ、やっぱりこれはトラの脱走や!と直感。 すると……。 やってきました〜!トラです、トラです! ちょっとライオンっぽいトラです! しかしトラ、なんだか困った顔をして、あっちへフラフラこっちへフラフラと所在なさげに歩いている。 一度だけ報道陣の方に向かって襲いかかり、一人の飼育員に重傷を負わせたのだけど、その後はあたりを見回しながらそろりそろりと歩く。 えー!せっかく自由になったんやから走れよ! 明日に向かって駆けるんや!ジョーぉ! と心の中で叫ぶボク。 しかしよく考えてみたら、初めて外界に出てしまったトラ、出たはいいけどどうしようかとおどおどしちゃうに違いない。 そうだ、これこそ脱走したリアルなトラの再現なのだ。 スゴイぞさすが上野動物園飼育員! ここまでリアリティーの無い着ぐるみでも、そこまでリアリティーを追求できるとは! 力石〜ぃ、おめえって奴は。。。 カンチョ感動。 (そこかい!) トラがネットに近づくと、飼育員はいっせいに警棒で地面を叩く。 カンカンカンという乾いた音に、一瞬怯えた顔を見せるトラくん。 なるほど、動物は音に敏感なのである。つまり、音に弱いということでもある。 ここが、いわゆる猛獣脱出対策の技術の一つなのでしょうな。 そして、着ぐるみでここまでの怯んだ表情を出せるトラくん、やっぱりスゴイ。 力石〜ぃ、おめえって奴は。。。 警棒の音に脅かされてすごすごと後戻りし、トラくんは広く空けられたネットの囲いの方へと導かれる。 広く空けられた場所に誘導するのには理由がある。 そこに、麻酔班の車がやってくるのだ。 軽バンの屋根の上に「麻酔班」の文字。そして、後部座席の担当者が構えているのは麻酔銃。 トラー!危ない!狙われているぞ! 麻酔銃といえども猟銃のようなもので狙われているのに気付かないトラに、カンチョはおもわず「逃げろ!」と叫びそうになった。 …が、大人なので止めた。 するとその時、カンチョのそばで見守っていた幼稚園の子たちから声が上がったのだ。 「撃たれるよ〜!」 「逃げて!トラくん」 やっぱりな〜、妙に可愛いもんこのトラくん。味方したくなるよね。 しかし、無情にも子どもたちの悲鳴は届かない。 ダーン! トラ:ううっ、や、やられた…ぁ。 バタリと倒れ込むトラくん。 子どもたちの悲鳴「あーん、死んじゃったよ〜。」 先生が言う「大丈夫。あれは麻酔銃だからね、お眠りしたのよ」 ボクは叫ぶ「立て、立つんだジョーぉ!」 すぐさま麻酔班がトラのそばまでやってきて、麻酔の効き目を見るために警棒でお尻をつつく。 一瞬、ガオーと体を起こそうとするトラくん。 そりゃ、麻酔はそんなに早く効かないでしょうよ。 しかしトラくん、うまく動けない。 ところでですね飼育員さん、ドアを全開にして効き目確かめたりしてええのん? 素人目に見ても、そこはやっぱりドアを細めに開くとかですな……。 その失敗を思い知らせるためにも、立て、立つんだジョーぉ!再び心の中で叫ぶが、トラくんはもう目を覚まさない。 実はこの後、トラを搬送するための軽トラがドリフトしながらやってきて急停車。(よほど緊急やったんでしょうw) その勢いで荷台から担架の鉄パイプがガランガラン!と飛び出して、危うくトラくんにぶち当たるところだったりして、そこはまたこの日一番の緊迫感あふれるシーンだったのでしたよw。 かくして、東京都民としてはちょっと不安なところも残しつつ、猛獣大脱走訓練、いや違った猛獣脱走対策訓練は幕を下ろしたのでした。 ハイ、トラくん、ご苦労様でした。 向こうの方で、頭だけ脱いだトラくんが、インタビューを受けてます。 この夜、上野で飲んだ動物園スタッフの中に、このトラくんもいましたw。 トラくんたち超水族館ナイトにも来てくれるんやって。 自由になれてよかったねえw。 ■東京カルカルにてトークライブ今年も全開!⇒中村元の超水族館ナイト2010 〜イルカを知れば人間がわかる…かも〜 |
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2010年02月12日
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