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超水族館ナイトを始めてから10年延べ30回、今回は超水族館ナイトの新たな幕開けとも言える31回目です。 今回のテーマは「水族館でアトムの正義を語ろう」 ハリウッド映画がそうであるように、あるいは宗教やイデオロギーがそうであるように、世の中は「正義」と「悪」が対峙して、時にはそれが対立を生み、時にはそれが戦争に発展し、身近にも時にはそれでSNSが炎上したりしとります。 それはもうなによりも、正義と悪の二極しかないという考え方によるもので、自分が正しいと思うことが正義で、そうでないことが悪やと決めつける人間の性質がそこにあるだけの話なんよね。 オオカミは悪者、ヘビは悪魔の使い、サメは狂暴……。これらは全て人の「正義vs悪」の文化が生んだ妄想で、八百万の神々が好きなボクにはそういう「正義vs悪」な発想がなんかすごく解せない。日本神話に正義が語られてないがごとく、正義と悪は立場によってひっくり返るし、そもそも正義と悪の間にいろんな状態もあるやろし、つまり何が正義で何が悪かは決まりがないわけです。 そういう正義と悪との間でめちゃくちゃ悩んでいたのが、あの昭和のヒーロー鉄腕アトムでした。彼はロボットであるにも関わらず、しょっちゅう敵のロボットが本当に悪なのか?戦うのは正しいのか?と悩みながら戦ってた。鉄人28号がリモコン持ってる方が正義として暴れてたのとはえらい違い。アトムのそれが昭和の少年やったボクたちに共感されたわけです。 そして今は水族館。水族館には多様な生物がそれぞれ多様な正義を信念にして、精いっぱい生きてる。 強い奴は捕食の正義、小さい奴は数で勝つ正義、弱い奴は隠れたり掃除したり寄生したり盗んだりの正義。そのどこにも悪はおらへんよ! 水族館では、多様な真実の正義を感じることができる、世の中で最高の施設であると、この水族館プロデューサー中村元は主張するのであります! そして第二部のゲストは、そんな「正義vs悪」の世界で、海の狂暴な極悪人とされてるサメを愛してやまない、シャークジャーナリストの沼口麻子さん。 タイムリーなことに今年、彼女の処女作『ほぼ命がけ サメ図鑑』が上梓されたところです。 正直言うと、サメなんかに命かけるとか、サメなんかに一生を捧げてるとか、あんまりせん方がええんちゃうか?と思うんやけど、沼口さんにとっては「サメなんか」というサメは存在しません!人食いざめも存在しません!のです。 この『ほぼ命がけ サメ図鑑』、再びサメなんかにこんなに分厚い本作ったらあかんのちゃうか?と思ってしまうなんと383ページ(厚さ2.5cm)。読むのもマジ命がけ。 ところが売れてるんですこの本。やっぱり八百万の神々の国日本には、「正義vs悪」の世界を超越した多様な世界観の読者がいっぱいおったってことなんやろねw。 シャークジャーナリスト沼口麻子さんに敬意を表して、告知画像とは違うサメの写真も添付してきましょう。 水族館好きなら誰もが知ってる、世界最大の魚類ジンベエザメ。 日本刀みたいな模様が、歯の切れ味を象徴してて格好いいイタチザメ。 今回は、沼口さんを中心としたサメ好き軍団シャーク団の面々も大勢参加されるそうなので、いつも以上に売り切れ必至。発売開始3日後に半分以上のチケットが売れました。お早目のゲットをお勧めします。 チケットはこちらから ⇒ 東京カルチャーカルチャー公式告知 中村元の超水族館ナイトは、特に水族館好きでないお客さんが半分ほど、初参加に女性のおひとり様も多い、文化的で安心楽しいトークライブです。 たくさんのみなさんのお越しをおまちしてます! ■最近の『超水族館ナイト』ライブレポート。 □オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本
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