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種名:ワニスクラムペンギン 体長:55mm(台座入れて60mm) 生息地:ニュージーランド 特徴:スクラムペンギンに似ているが別種。環境適応して頭が外れるように進化した。 モデル:キガシラペンギン 発見日:1999年12月 さて、ずいぶん間が空いたのだけど、スクラムペンギン属の最後はこれ! 前々回に展示したオシクラスクラムペンギンが、スクラム組みながら回り始め、回って回って輪になった。 ・・・という感じなのだけど、実はスクラムペンギンとは近縁ながらまったく別の種類なのだ。 手に入れたショップも違ったし、モデルになっているペンギンも違う。 でも、それよりなにより、どう見てもちょっと雰囲気が違うでしょ。 まあヘタウマ系ということにしておくけれど・・・・、見つけたときには、正直言って「こりゃ趣味悪いな〜」と思いながら手に取った。 だって、手乗りペンギンコレクターだしね。しょうがないもの。 しかし!手にとってみれば、趣味の悪さというかセンスのなさというか、その理由の一つである円柱形にぞろぞろ並んでいる理由が判明したのだ。 実は、このワニスクラムペンギン、頭が取れる! どうじゃ! すごいですね〜。 ちょっとホラーっぽいですね〜。 まあ、頭を外したときにわき上がるさらなる違和感は置いといて・・・。 なんとこのペンギンは、スクラムペンギンが進化して小物入れになったらしい。机の上で生息すべく環境適応したのだろう。(でもボクの机の上には置かれてないけどねw) 一応、スクラムペンギンに似てるし、輪になって踊ってるみたいだから、「輪にスクラムペンギン」と命名した。 よかったね〜、ボクに発見されなかったらきっと、スクラムペンギンモドキって名前にされてたよ。 さて、それにしてもさらに、このワニスクラムペンギンの顔と言ったらどうだ?と思いません? なんかバットマンのロビンくんみたい。 しかも覆面、逆だし! 黄色のハチマキみたいな覆面を、頭の後ろに回しているようなペンギンなんて、あまりにヘンすぎる! と思うでしょ。 ところがです。実はニュージーランドには、そんなペンギンがいるのですよ。 それが、これだ! キガシラペンギン★ ほら、見事に後ろハチマキしてるでしょ、だから黄頭ペンギン。 キガシラペンギンはNZの固有種で、ボランティアに守られて細々と生きている。(最近このBlogに来られた方はこちらを読んでくだされ→『T&L:ペンギン街道を行く』) キガシラペンギンは、ものすごく警戒心が強くて、ブッシュの中から超望遠レンズで、やっと近くに引き寄せられた一枚です。 実はNZでたくさん捕獲してきた手乗りペンギンの中で、明確にキガシラペンギンをモデルにしたペンギンはこれしかない。 ちょっと趣味的に合わないワニスクラムペンギン作者なのだけど、キガシラペンギンを愛している人なんだな〜と思うと、これはこれで、なんだか味があるような気持ちになってくるカンチョなのでした。 |
手乗りペンギン展示室
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中村元のペンギンコレクション
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種名:スベリスクラムペンギン 体長:36mm〜42mm 生息地:ニュージーランド 特徴:スクラムペンギンの亜種で、嬉しくなるとスクラム組んでずっこける モデル:ノドキアデリーペンギン(そんなのいないけど、アデリーぽくてノドが黄色い) 発見日:1999年12月 さてさて、こっちは、スクラムペンギンのもう一つの亜種、スベリスクラムペンギン。 もちろん、オシクラスクラムペンギンとはすごく近縁で、なんだったら同種にしてもいいかくらいくら近縁なのだw。 最初はこれ、泳いでいる姿なんだろうと思っていたのだけど、作者としてはどうやらそんな気持ちもないようなのね。 お尻から見れば、一目瞭然、どう考えてもいっせいにスライディングをした後か、いっせいにズッコケている最中か、そんな感じがありあり。 特に、上に乗っかってる子が、これはもう、びゅーんと飛んできて、胸のあたりから落ちて止まったしかない恰好をしてるものね。 とにかく、このスクラムペンギン属は、他の手乗りペンギンたちにはまったくない不思議な動きが魅力なのだ。 見てるとなんとなく元気が出てきちゃうのね。 それと、ペンギンらしくて人間くさく、 擬人化してるようで、よく見ればやっぱりリアルにペンギン。 という雰囲気も魅力だな〜。 とまあ、そんなどうでもいい好みの問題の発言をして、ボクはすぐさま原稿書きに戻りまする。 マジで、どっか遠いところに逃げていきたいくらい、いろんな締め切りに追いつめられているところです。 あと1週間、なんとか頑張らなくちゃな〜。 |
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種名:オシクラスクラムペンギン 体長:37mm〜40mm 生息地:ニュージーランド 特徴:スクラムペンギンの亜種で、寒くなると押しくらまんじゅうをする モデル:ノドキアデリーペンギン(そんなのいないけど、アデリーぽくてノドが黄色い) 発見日:1999年12月 うん、あの時はね、これからしばらくメチャ忙しくなるから、手乗りペンギンばかりで誤魔化そうと思っていたの。 そしたら、そんな企みを忘れちゃうほどになってしまった。というか、実はまあ「モズの早贄」状態ですな。 モズの早贄(はやにえ)、知らない方もいらっしゃるだろうから、ちょこっと説明しておくと、モズは捕まえたカエルやトカゲや昆虫などを、すぐに食べないときには木のトゲとか尖った枝に刺しておくのね。 それだけ聞くと、モズって余分なお金はしっかり貯蓄するお利口な鳥、と思われるだろうけれど。 実は、たいていの場合、そのまま忘れられちゃう。 どうかすると、一つ早贄した回りに、どんどん早贄して、カエルのミイラがいっぱい!というホラーっぽいことになったりもする。 時には後で食べることもあるらしいから、刺すところまでは、まだ食べ物なのだけど、忘れちゃった時点で「モズの早贄」となるわけ。 ぜんぜんダメやん、モズ。 でも、「贄」は神さまの食べ物、つまりお供えものという意味なので、モズはけっこう信心深いのかもしれないですね。 で、ボクはというと、そんな信心深さのせいじゃなくて、ニュージーランドのペンギンタチを展示するために写真はちゃんと撮ってあったというのに、完璧に忘れちゃっていたというわけで、モズの早贄。いやこれは、カンチョの早贄だよね〜。悲し。。。 さてさて、このオシクラスクラムペンギン。区切れば、オシクラ・スクラム・ペンギン。 NZでしか発見されていない、スクラムペンギンなのだけど、どうやらいくつかの亜種があるようで、その一つがこれ。 もちろん、押倉さんという人が発見したというのではなく、ただただいつも押しくらまんじゅうをしているので、そう呼ばれるようになった。 これがね〜、チビたちのくせになかなか力強い感じなのだ。 6人というか6羽が、互いに肩を他の仲間の胸に押し当てて、中心に向かってグルグル回り続けている様子がよく分かる。 今にも彼らの「押しくらまんじゅう、押されて泣くな」という歌声が聞こえてきそうな気持ちになる。みなさんはならないですか? でもこれ、押しくらまんじゅうじゃなくて、しっかりマジなスクラムなのかも。 NZにはラグビーの強豪がいるって、眼とろんさんが言ってたもんねえ。 いったいこのペンギンたちを、NZのどこで発見したのか、もうすっかり忘れてしまっているけれど、もしかしたらラグビー場の近くのお土産やさんで買ってたんだったりして・・・・w。 |
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種名:イソジペンギン(バカラデュオペンギン) 体長:親25mm/仔17mm (氷山も入れて60mm) 生息地:バカラショップ 特徴:シルバーにクリスタルの氷山 モデル:コウテイペンギン 発見日:2006年5月7日 連休明け、さすがに溜まっていた「仕事っぽい仕事」が増えてしまい、いやそれが嫌なわけじゃなく、とってもありがたいことなのだけどねw、Blog水族館の新展示が滞りぎみになってるのがちょいストレス。 寝違え事故もあったしね〜。 そんなこんなで、ホントは誕生日の直ぐ後に展示したかったのが、このペンギン。 これ、昨年の誕生日に相棒からもらったペンギンです。 50歳の誕生日に手に入れたからイソジペンギン。いつもいいかげんなネーミングでごめんなさいw。 クリスタル食器のバカラが出しているペンギンで、「バカラデュオペンギン アイスブルー」というちゃんとした名前も付いている。 実はガラス製のペンギンはけっこう多い。(でもまだ展示してないですね、そのうちまとめて) なのにクリスタルメーカーがシルバーでペンギン作るなんて、そうじゃなくてペンギンをクリスタル製にするべきでしょ、なんて思ったりもしたのだけれど、いや、やっぱり氷の存在感がこんなにあるペンギンというのもクリスタルメーカーならではだな・・・というのが結論。 小さいけれど輝くペンギンとか、透明感のある氷山とか、ペンギン対氷山の比率とか、ボクが飼育している他のペンギンに比べると飛び抜けた気品のそなわった手乗りペンギン。 この子たちも、パソコン画面下のお気に入りペンギン衆の真ん中にいます。 アイスブルーというのは、乗ってる氷山がブルーだからで、どうやら透明な亜種もあるらしく、そちらは「デュオペンギン クリア」。 今やってる原稿仕事が全部一段落したら、クリア種を自分へのご褒美に捕獲してこようと企んでいるカンチョなのでした・・・。 |
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種名:ヒバイペンギン 体長:79mm 生息地:オークランド空港(ニュージーランド) 特徴:銅の合金っぽい。 モデル:キガシラペンギンと信じている 発見日:1999年12月 これからしばらく、ニュージーランド(NZ)で捕獲してきたペンギンたちを展示しますね。 NZに出かけた経緯については、ヘアラインペンギン発見時の記事をご参照に。 さてさて、ヘアラインペンギンを見つけたのと同じ日、同じ空港で、手乗りペンギン発見ツアーをしていたときに、あるジュエリーショップの小さなショーウインドーの真ん中で、首にキラキラの指輪をかけ、ボクをじっと見つめていたのがこのペンギンだった。 じっと見つめるように立っていると思わせたのは、きっと体をくいっとひねった姿のバランスが見事なせいなのである。 さりげなくかつ優雅なこのラインは、かの切手の女王とかって言われていた「見返り美人」を思わせる。ていうか思った、その時は。 ボクはさっそく、店員にペンギンが気に入ったから見せてくれと言った。 すると店員は、「オー!ソーリー、ソレハ、ミッションインポッシブルヨ〜」とかほざくワケ。 この店はジュエリーショップで、ペンギンは飾りなんだって。つまり非売品。 しょうがないから、最悪の場合は、首にかけてるキラキラの指輪と一緒に買うことまで覚悟して、交渉することにした。 「アイアム、NZガバメントから招かれて来たニッポンの超メジャーな動物ジャーナリストなんよ。NZのプリティーなペンギンたちをニッポンに紹介するために来たワケよ。NZよいとこ、NZ人もよい人。そしたらジャパニーズトラベラーバッカバッカ来るアルヨ」(アルヨはいらんな〜) まあ多分、ほとんど通じてなかったのだろうと思うのだが、というか、NZ政府から招かれたというのがそもそもちょっとフカシ過ぎなので、通じない方がよかったのだけど、店員さんは、この必死にペンギン欲しがってるニッポン人を可哀想に思ってくれたのか、面倒になってきたのか、とにかくついに折れて譲ってくれることになったのである。 確か10ドルでいいというのを、太っ腹ニッポン人超有名ジャーナリストは、20ドル払うよ!と気前よく払ってきたのだった。もちろん、指輪は買わなくてすんだw。 でも、当時からこんな具合にちょっと汚れている。 内側を覗くと、緑青がびっしりなのも当時のままだ。 実はオーナーが、どっかの古物屋で買ってきたものなんでしょうね、5ドルくらいで。 けどね、このペンギンの仕草、その後実際に見たキガシラペンギンの歩いては立ち止まって回りを警戒する仕草に、ホントそっくりだったの。 だからこのヒバイペンギン見るたびに、NZのキガシラペンギンの浜辺を思い出せるというわけ。 |





