ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2019年2月24日(日)の開催。前売り発売は1/24です

カンチョ雑記

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The水族館、やっと到着

やっと、『The水族館』の見本誌が届きました。
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25日に配本とかって言ってたのに、見本も来ないぞ!と思っていたら、なんと「6月28日発行」と書かれていた・・・。

すんません、もしかして早速書店に探しに行ってくれた方がいらっしゃったら、ホントにごめんなさい。

一応まあ、なかなかよろしゅうございます。
マニアなことが好き、という方にはもちろんだけど、そうだな、一番ピッタリくるのは、今から水族館をつくろう!と思っている人。
いませんね、そんなには・・・w。

えっと、念のため。
この本は、あくまでも監修です。
ボクの視点と思想による構成と内容にはなっているけれど、ボクが完全執筆の文章はコラムの欄だけです。
なので、文体がカンチョらしくないぞ!と文句言わないでね。

でも、不思議なもんで、なんとなくボクの書いた文章っぽい字面なんですね〜。
もしかしたら、テンポというか呼吸というかの違いは、本人にしかわからないほどなのかも。
いやあ、不思議不思議。

まだまだこちらもねw↓
WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド
水族館の通になる(祥伝社新書)全国水族館ガイド 2006-2007(SoftBank Creative)
読んでね!全国の図書館にも置かれてます。

日曜は一日中、7月の新著『みんなが知りたい水族館の疑問50』の方のゲラ校正をしていた。
ちなみに、表紙写真は、この子に決定したようです。GAOのアザラシ坊や。
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この本ね〜、思ってたよりけっこう面白いわw。
新書版というのに、オールカラーでページの半分は全て写真だし、著者はかなり好き勝手なこと言ってるし。w
まあ、好き勝手なこと言うのは、ボクのお得意技なのだけど、それでも「水族館の通になる」では押さえた押さえた。それが、ずいぶんほころんできている。
「水族館の通になる」はどちらかと言えばエッセイ的な読み物。こちらはかなりドキュメンタリー。
重なっている話題もあるけれど、突っ込み方がちょっと違うし、ほとんどは重なっていないので、通になるの読者の方にも読んでいただければな〜と思っています。

さてさて、GAOのアザラシ坊やと言えば、今週は再び男鹿半島に出かける。
GAOが目的ではなく、観光再生プロデューサーとしての仕事なのだけど、やっぱりGAOの豪太くんや、写真のアザラシ坊やに会いたくて、余分に一泊してGAOに寄ってくるつもりだ。
こうやって行く先々に水族館があって、そこに会いたい動物の友人がいるというのは、なんだかいいものです。
ただまあ、彼らがボクを友人だとは思っていないことは確かなのだけどね・・・・。


新著2冊と携帯サイト

新著のお知らせです。

前にもリークしたけれど、この夏も、カンチョの関わる2冊の新著が出ます。もちろん水族館系。
1冊は、監修&コラムと写真。もう1冊は、著・写真ともに中村 元です。

『The水族館』監修:中村 元
 発行:三推社/講談社
6月25日あたりに配本されるそうな。価格は1800円かと・・・・。

『みんなが知りたい水族館の疑問50』著・写真:中村 元
 発行:ソフトバンククリエイティブ(サイエンスアイ新書)
7月17日配本予定。価格は1000円だったかと・・・・。

どちらも、水族館なるものを解剖するといった、ちょっとマニアックな本。
でもまあカンチョのことだから、マニアックでありながら誰にでも分かりやすくて面白い、というコンセプトを貫きました。

●そもそも『The水族館』の方は、今まで三推社/講談社が出していた「○○○マニア」というシリーズの延長「The○○○」シリーズなので、それはもうかなり深く水族館を裸にしている感じです。
そのため、ライターが数人体勢にカメラマンも含めてのチーム仕事。
編集会議をしたり、取材にもみんなで出かけたり、続々送られてくる原稿を校正したり・・・。
こういう編集長っぽい仕事は、長らくやってなかったので、とても楽しめた。
内容もね〜、現代水族館のことを書いた本で、これ以上の本はないし、これからもきっと現れないと思う。(ボクが書かなきゃねw)

●『みんなが知りたい水族館の疑問50』は、出版社の持っているアンケート会員より出された「水族館の疑問」に答えるという形。
この執筆を依頼されたとき、「The水族館」の内容とは重なりそうだし、一昨年に出版した「水族館の通になる」(祥伝社新書)で、同じような手法を使っているし、弱ったな〜と思った。
でも、「The水族館」とは読者層が違うようなのと、「水族館の通になる」ではほとんど書かなかった、水族館の存在の意義のようなことや展示のこと、つまりこのBlog「いい水族館」の書庫で書いているようなことに関する疑問が多かったので、よっしゃやるか〜!となった次第です。

●えっと、さらにもう一つ、今年になってからずいぶん大変だった大仕事。
携帯版水族館サイト『水族館ワールド』こちらもそろそろ全携帯電話会社の公式メニューに入ります。
というワケで、左上写真をQRコード付きケータイカッパにしちゃいました。
ドコモのサイトはすでにオープンしているので、ぜひご利用下さい。

みなさんに、どれもオススメ、全部読んで!とは言わずに、それぞれ合ったのを読んでいただければと思っています。

それぞれの詳しい内容は、また、配本された頃に・・・・。




今日のTBS「情熱大陸」で、美ら海の植田獣医が出てましたね。
以前に、人工尾ビレを着けたフジの記事で、有名なドキュメンタリーが追っていた、というのが、今日のだったのです。
事前にちゃんと紹介しようと思いつつ、うっかり忘れていてごめんなさい。
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実は、その紹介するときのためにと思って、取り置いてあったのが、この写真。
フジの人工尾ビレ装着の具合を、水中ビデオで撮影している植田獣医です。

何かに情熱を傾けている人って、格好イイねー。
今度は、映画「ドルフィンブルー」も封切り間近。
だけど、主演の人より、植田獣医の方がちょっとイケメンのような・・・。
いや、イケメンであろうがなかろうが、それとこうやって有名になろうがならまいが、全国の獣医さんたちはそれぞれ、なかなかに格好イイのだ。
きっとまた、これで、水族館の獣医を目指す若者が増えることだろう。
でも、水族館の獣医って、全国で30人くらい。究極の狭き門なんよね〜。

さて、最近、そんな格好イイ水族館スタッフがよく紹介される。
先日ある水族館長に尋ねられた。「水族館ブーム、今年もまだ続いている気配とみていいよね?」
ボクは「いえ、水族館はすでに、ブームで語られる時代を過ぎたんだと思いますよ。」と答えた。
館長は「なるほど」と言って、ニヤリとされていた。
そうなのだ、水族館は近ごろやっと、珍しい動物を入れなくても話題になるようになった。
映画にもなるなんて、これはもう水族館が文化として定着したと言っていいのだと思う。



宇宙船クラゲ号

えのすいで仕事を始めてから、ベニクラゲとかに、すっかりうつつを抜かしていたカンチョなのだけど、実はかつてボクをクラゲに目覚めさせてくれたのがこれ!
           [photo:カブトクラゲ/須磨海浜水族園]
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クシクラゲの仲間だ。
クシクラゲ、「ふわふわと漂うゼリー状の生き物=大きなプランクトン」という意味ではクラゲなのだけど、「チクチクと刺すただよう生き物=浮遊する刺胞動物」という意味ではクラゲではない。
まあ、ようするに、『刺胞動物ではないクラゲの一つ』というような生き物だ。

イメージ 2[photo:ウリクラゲ/新江ノ島水族館]

それにしても、この美しさはどう?
ネオンのように体の周りを走る虹色の光。初めて見たとき、これにはマジで恐れ入ってしまった。
1週間くらい、ほとんど毎日見に行ったもんね。
キレイで、不思議で・・・・・というよりも、この連中が水槽の中で無数に漂っているのを見たら、昔好きだった光瀬龍の火星年代記シリーズ、東キャナルシティーの上空が、頭の中で突然ビジュアル化したのだ。(と言っても、だ〜れもご存知ないでしょーがw)
まあね、そんな誰もビジュアル化できないようなことを、水族館の水槽でビジュアル化しちゃったボクは、それ以来、クラゲというものたちにすごくハマってしまったというわけです。

このクラゲたちの水槽の前では、ほとんどの人たちが「光ってる〜!」と驚かれるのだけど、自ら光っているわけじゃない。
クシクラゲは櫛クラゲ、櫛の歯のようなのが体にそって並んでいるという意味だ。
でも、拡大してみれば、それは櫛の歯のように細いものじゃなくて、無数の板みたいなもので、その板を波打たせることで、自力で移動することができる。

で、クラゲだからその板も透明なのですね。
透明な物体というのは、光を屈折させてプリズム効果を出すので(ダイヤみたいにね)、それが光っているように見えるワケなのだ。

        [こちらは、上のウリクラゲを拡大した画像]
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櫛が、ドミノ倒しみたいにも見えるし、ウエーブのようにも見える。

それにしても、生き物ってホントに不思議ですね〜。
こいつら、こんなんでなんか食べてるのだろうか?と思いきや、なんと共食いしちゃったりもするの。
これでしっかり捕食動物ということなんや〜。




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