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ついに! 夏になりましたな〜。 毎日、暑いです。北海道が懐かしい!(北海道、暑っ!とか言っときながらねえ) それで、まだまだ続くよおたる水族館から、今回は恐カッコイイ北海道魚のちょっと背筋が涼しくなりそうな写真を…。 水族館で、北海の顔と言えば、そう!オオカミウオ。 名前も凄いけど、姿もスゴイ。 で、たいていの水族館では、このインパクトのある顔のオオカミウオを、北海の顔として展示してます。 ところが、北海道の水族館では、ちょっと面白いのですよ。 ほら、ニョロニョロ泳いでるでしょ。 普通、本州の水族館では、オオカミウオは岩陰から顔を出してジッと動かずにいる魚。 まあ、それもしょうがない。 水温を下げるのは設備費も電気代もかかるから、冷水系の水槽はみんな小さい。 なので、本州ではオオカミウオが泳ぐほど大きな水槽がないのだけど、さすが北海道! 大きなドーナツ型水槽が冷水系の水槽になっているので、オオカミウオだって泳いじゃうのですわ! そこでカンチョ、ニョロニョロ泳ぐオオカミウオで、本州の水族館では撮れない写真を撮っちゃうぞ!と張り切ったわけです。 にょろり〜! ちょっと妖怪っぽいですね にょろり〜な雰囲気と合わせて、ぬらりひょんみたいな感じ。 いや、実はぬらりひょんと会ったことはないのやけど…。 でもね、妖怪ってのはヒトの想像力のたまものやからさ。 オオカミウオがぬらりひょんやって、思った者勝ち! ところで、顔がこんなやから性格も悪いかっていうと、そんなことはないのですよ。 オオカミウオは、底性の貝や甲殻類を食べている、いたっておとなしい魚。 鋭い牙だって、あんまり使わない。 貝は、喉の奥の方にある臼歯みたいなものでかみ砕くのですよ。 貝殻付きの貝を与えると、呑み込んで、ブフーと粉々に砕いた貝殻を出すのはなかなか素敵なのだけど、水族館では飼育係がその粉々貝殻を回収するのがたいへんなので、貝殻を外して貝の身だけを与えることが多い。 こないだのTVでは、オオカミウオが身を守ろうとするカニを襲って捕食する場面を映して、"海の極悪魚"とか言って紹介していたけど、貝とか甲殻類を食べているだけで極悪魚なら、ヒトは超極悪動物やんねえ。 ヒトは、貝やカニが、我々のためには、大人しく食べられるために生まれてきたと思い込んでいるのだけど、ホントは彼らだって抵抗したいのだ。 オオカミウオは、抵抗するカニを必死に食べているだけ。 でも、ヒトはその雰囲気や顔だけで判断しちゃうからなあ…。 まあなんですな、顔のインパクトが強すぎる人なわけです。 というわけで、だったらもっと顔のインパクト出してあげましょうか?と……。 ああ……、 この顔に走るみみず腫れのような模様。 大きな口に、鋭い歯。 ヘビみたいなにょろにょろ加減。 いずれを取っても、恐カッコイイではありませんか! なんかね、オオカミウオが、「おいおいおいおい、オレがホントに極悪魚なんかどうか、試してみんかい!」と言ってるみたいな。 まあ、そんなこと言い回って泳いでいたら、ますます極悪魚にされちゃうけどねw。 でも、顔に特徴があるんなら、それはまた売りにしないとあかんもんね。 やっぱ、個性ってねえ、好かれるとか嫌われるとか以前の問題なんやと思うのね。 そいつの存在感というか、オーラというか。 個性を隠したり、変えようとするよりも、個性を活かした方が得やし早いもん。 と、おたる水族館のオオカミウオさんを説得して撮ったのが、最後の写真。 恐いよ〜。ちびっ子が見たら、今夜はトイレに行けなくなるかもよ〜w。 う〜〜〜〜……ギャオス! はい、これがホンマモンのオオカミウオです。 岩陰にボーと半分寝てるヤ●ザの大親分みたいなのは、小さな水槽でのオオカミウオの、ありゃ仮の姿。 ホントは、けっこう活発なようで、おたる水族館では、ずっと泳ぎっぱなしでした。 ところで、ギャオス!とかってのは、もちろん聞こえてなかったんやけど、そんな風に叫んでいるみたいな風に思いましたぞよ。 いやあ、恐カッコイイですなあ。ほれぼれしちゃうw。 さて、ところで、今週の22日(木曜)夜8時から、NHK総合の『クエスタ』という番組に、カンチョがスタジオ出演します。 そこでオオカミウオのことまでは出す時間がなかったのだけど、展示の面白さについてお話しします。 ゴールデンタイムにカンチョが出演するのは久々のことなので、みなさん、ぜひご覧下さいな。⇒クエスタ公式サイト 今回は、古巣の新エノスイのたくさんの話題と、なんと!サンシャイン国際水族館のテーマ『天空のオアシス』水族館構想が具体的に進んでいるのが、チラッと映像で紹介される可能性大です。 水族館プロデューサーの仕事もかいま見られて、ボクの予想では、わりと面白い番組に仕上がってるっぽい。 ぜひ、ご覧下さいね〜。 ●おたる水族館の、これまでの記事と写真はコチラ ⇒北海道の水族館記事リスト |
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今夜は、風が涼しくてよろしいなあ〜。 でも、選挙で落ちた人たちには、うそ寒い風なんやろなあ……。 落選はお気の毒ですが、政治家ばかりが、社会をつくるわけやありません。 ていうか、近頃、政治家が新たな世の中つくったっていう実感、ぜんぜんないんですけど〜。 というわけで、落選したみなさん。ホントに世の中変えようと思ってるんやったらさ、自分でNPOとかつくって活動しとき。 その方が絶対に実感わくから。 まあね、名誉が欲しいとか、先生って言われたいとか、実は自分だけではなんにもできない考えられない、とかいう人は、あきらめずに政治家めざして下さいなw。 で、選挙にはまるで関係ない、おたる水族館のネズミイルカたち。 まるで当選したかのように、笑っとりますなw。 クラカケアザラシと同様、ネズミイルカはおたるならではのイルカやからね。 写真UPの当確間違いなしやったんw。 さて今回は、このネズミイルカの水槽の雰囲気がちょっと違ってましたぞ。 これね、以前は回りの窓から、いっぱい陽光が入っていたのが、今回はその窓を黒く潰してくれてあったのです。 写真見た感じは、なんとな〜く、以前の方が明るくていいように思うでしょう。 ところがいえいえ、それは大間違い。 回りから光が射してると、ガラスの写り込みがひどくて、そりゃあもう大変だったのですよ。 レンズをアクリルにぎゅうと押し付けてですな、写り込みがしないように撮らなくちゃならない。 そういうことをしていると、水槽への写り込みが、いかに観覧者の目に邪魔なのかが分かってくるのですね。 実際に、今回の方が、ネズミイルカたちは美しく見えましたぞ。 えっ?じゃあ、なぜ前回のネズミイルカも美しいのだって? そりゃアナタ、カンチョの撮影技術がスゴすぎたのですがな。にょほ! いえ、実は、写り込みを除去するレタッチ技術のおかげでしたw。 今回は、写り込みをあんまり意識する必要がなかったので、ストロボ使って撮ったのです。 北海道の冷たい海の中から突如として現れた、ネズミイルカの群! というような写真が欲しかったんよね。 水槽で撮っても、水中写真みたいな感じの写真。 被写体の、「オレは生きてるぞー!」という声が届くみたいな写真。 被写体の性格や特徴を、ちゃんと表してるみたいな写真。 そういうのが、近頃のカンチョが目指している写真。 まあね目指してることが成功してるかどうかは別にして、そんなことを考えながら撮るというのは、とても楽しいことで、それができるのは、どうやったら写り込みがないだろうか?とか考えなくてもいい環境。 今回のネズミイルカゾーンは、かなりいい環境でした。 しかし問題は、せっかくの環境なのに、やっぱり時間がなさすぎたこと。 昼飯を食べる暇もなく、講演45分前〜30分前までの15分間だけを、この水槽前で過ごしたのでしたよ。 「おいちゃんさー、ボクのことぜんぜん見いへんと、写真ばっか撮っとるなあ」 あ、言われてしまった! そうなのです! このところのボクは、生の目で生き物見てる時間より、レンズを通して見てる時間の方が長い! 特に、この日のおたる水族館では、たぶん8割くらいの時間、レンズを通してしか彼らの顔を見てなかったような…。 大いに反省。 写真より想い出。プライスレス。 ちょっと違うけど、そういうこってすな。 なんか、何を言いたかったのかようわからん記事になってしまいました。 たぶん、眠いのです。 今日はもう寝ようっと。おやすみなさい。 ●おたる水族館の、これまでの記事と写真はコチラ ⇒北海道の水族館記事リスト |
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クラカケアザラシinおたる水族館。 その前にえー、またまた水族館特集のお知らせです。 7月1日に発売の『家庭画報8月号』。はい、今書店に並んでるやつです。 その241〜248ページに、カンチョ監修&執筆の水族館記事が掲載されてます。 「海と日本人の関係が見える場所 水族館に出かけませんか?」 自分で言うのもなんやけど(^^; けっこういい特集なんですよコレが。 お買いあげまでいかなくても、立ち読みくらいはしてみて下されw。 さてさて、おたる水族館。 ツララちゃんに心をとろけさせられていたカンチョ。 それでいったい、当初の目的、クラカケアザラシはどうなったん??? と、思われてる方も一人か二人くらいはいらっしゃるでしょう。 クラカケアザラシのところにたどり着いて出るまで、おそらく10分弱。 その間に、 1)撮影に適した光のある場所を探し。 2)写り込みのある手すりを、着ていた黒ジャケットで覆いつつ…。 3)アザラシの行動パターンを読みながら…。 4)最適露出を決めるために数枚試し打ちをし。 そして、たった2回だけ、チャンスがありましたぞ! 天窓から入る一筋の光に入って、こちらを見てくれたクラカケアザラシ。 ここは、15mほどの幅がある、かつてのラッコ水槽の右端。 その時間は、この右端だけが明るかった。 でも、そこにアザラシが来て、こっちを向いてくれるチャンスはなかなかないのですよ。 カンチョ、祈ったね。 「さあ来い。ここに来い。ここに来て、こっち見ろ〜!」…祈りというより呪いみたいやけど(^^; でも、ホントに来てくれたんよな〜。クラカケアザラシ。 それまでそっぽ向いてるみたいやったのが、ちゃんとカメラ目線で。 いきなり思ったところに来てくれたので、カンチョ感激!ハウスバーモントカレー!ですよ。マジで。 なんかさ、おたるの動物たち、ボクを歓迎してくれてたんかなあ。 でも、撮った写真見て、こりゃあかん!と思った。 クラカケアザラシの特徴は背中の鞍模様。 正面からの写真では、ふつうにアザラシやんねえ……。とほほ。 それで今度は、「背中見せろ。ここで見せろ、さあ見せろ! できれば顔もね…」と、呪いやなくて祈りを捧げていたわけ。 そしたら、いやはや、水族館撮影の神さまっているもんやねえ。 なんと、クラカケアザラシさん、それまでは背中を見せながらこっち見るなんてしなかったのが、突然背中を見せながらこっちを見てくれたのですぞ! 彼女のこの行為を、歓迎パフォーマンスと言わずして、いずくんぞアザラシの心がわかる。ちゅうもんじゃ! ちょっと残念なことに、鞍模様が薄いのはメスだからなんやそうな。 オスだと白黒パンダ模様系のはっきりとした鞍を持ってるらしい。 オス、入れてよねえ。 でもね、みなさん。 クラカケアザラシと日本で会えるのは、今やココ、おたる水族館だけなのですよ。 だからボクはとっても猟師な気持ちです。「幻のアザラシ、仕留めたぞ〜!」みたいなw。 おかげで、改訂版『中村 元の全国水族館ガイド』には間に合った。 この2枚目の写真が、ガイドに掲載されているはずです。 この一連をシャカシャカシャカと撮っていたその時です。セイウチコールがあったのは…。 それ以降、このプール前に来る余裕はありませんでした。 また会いたいね、クラカケお嬢。 実はね、おたる水族館には、潜水馬鹿くんという、セミプロの域を超えたいいカメラマンがいるので、あまり恥ずかしい写真は出したくないのだけど、クラカケアザラシたちによる、友好的かつ歓迎の意志を喜び、恥ずかしながらUPしたという次第です。 ちなみにこれが、おたる水族館「海獣公園」 いい季節なので美しいですねえ。 この風景が真っ白になり、強烈な波が打ち寄せる頃、 オスのトドが、このプールにいるメスに求婚しに、入って来ちゃうのですね。 すごいですなあ、北海道。でっかいどー!(古っ) ●おたる水族館の、これまでの記事と写真はコチラ ⇒北海道の水族館記事リスト |
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続けて北海道を書く前に、名古屋港水族館、シャチのナミ速報! 大垣市での講演の機会を利用して、気になっていた名古屋港水族館の新シャチ、ナミさんのご機嫌伺いをさせてもらった。 すでに報道関係には公開されているので、愛知県や東海地方のみなさんにはもうおなじみになってきているだろうが、昨年死亡したシャチのクーちゃんの後任として、先月6月18日に名古屋港水族館に新たなシャチがやってきた。 それがナミだ。 水中で初めて会った、シャチのナミ。 今はまだ、名古屋港の誇る超巨大プールでも、入口すぐのシャチプールでもなく、予備のプールで泳いでいる。 一般公開はまだされておらず、報道許可をもらって、特別に見せてもらった。 実はナミとは、もう何度も会っている。 名古屋港水族館にやってくるまでは、太地町立くじらの博物館で、展示されていたからね。 だから、和歌山県のみなさんはもちろんのこと、関西圏のみなさんはきっとナミのことを知ってる人が多いだろう。 そして、寂しがっている人、心配している人、中には憤りを持っている人も少なくないことは知っている。 しかし、とにかく、ナミはとても元気にプール内を泳いでいた。 キュキュウ、グィー、ジジッギャギャー、などと、ずっと声を上げながら、隣のプールにいるオスイルカを呼んで何か話し合ったり、ボク方をジーと見ながら目の前を通り過ぎたり。 印象としては、太地の入江にいたときよりも、かなり活発に行動していた。 太地にいたころのナミ。 地元のみなさんには、ナミを奪ってしまってホントに申し訳ないことなのだけど、シャチを好きな一人として弁解させていただくなら、今まで水面上でしか会えなかったナミに、水中で会えたのには正直感動した。 傷跡の多い身体にもかかわらず、とても美しく大きく優雅な姿だった。 そして、水族館の最も大切な使命は「生き物を展示し伝えること」であると信じているボクとしては、 動物たちの迷惑も顧みず、彼らを動物たちの代表者として水族館に囚われの身としている水族館が、彼らに報いる最大の方法は、できるかぎり多くの人に彼らを会わせて、彼らの存在を知らしめる展示をすることだと考えている。 その点では、今回のシャチ導入の理由となっている繁殖計画そのものよりも、ひじょうに多くの人々が訪れ、広い水中を自由に泳ぎ回る姿を見せることのできる名古屋港水族館に移ったことは、悪い選択ではなかったと思うのだ。 くじらの博物館のみなさんも、太地町のみなさんも、アイドルであったナミを手放すのは苦渋の選択だったと思う。 巷では、ただただ支払われたとされる金額だけが一人歩きしたりしてるのだが、ナミが新たなステージで今まで以上に多くの人々に愛されるようになり、心ならずも水族館の住民となった彼女の人生の意味を最大限に発揮できるのだという一面も、理解してあげて欲しいのである。 ナミのファンだった関西のみなさんもぜひ、一般公開がされたら一度、名古屋港水族館に足を運んであげて下さい。 遠くには来てしまったけど、ナミと会うにはとてもいい環境が整っている。 きっと、ナミの新たな一面が発見できるはずだ。 ナミはクーちゃんより一回り大きく感じる。 ナミの体長は5.6m、体重は2.7t。 クーちゃんは、体長6.1m、体重2.7tだったから、ホントはナミの方が小さいのだ。 なのに、ナミの方が存在感バツグンで、大きく見える。 おそらく、クーちゃんがスマートだったことと、ナミの頬の白模様がちょっと小さめなせいなのだ。 だから、おデブで大きく見えちゃうのやろね〜。 実はナミ、左隣のプールにいる雄イルカたちとは仲良く話してるのに、右隣のプールにいる雌イルカが2頭で覗きに来ると、突然怒ったような大きな威嚇音を上げて柵越しに脅す。 雌イルカ2頭は、蜘蛛の子を散らすかのような格好で逃げていくのだ。 ところが1頭で覗きにやってくる雌イルカには、とてもフレンドリーにおしゃべりしてる。 あの脅されてる雌イルカ2頭はきっとね、「やだわ〜、あの子。おデブさん」とか言ってるんやないかなあ。 なんか、そんな雰囲気で覗き込んでる感じなわけ。 で、逃げるときにも、わざと「ひゃ〜!デブが怒った〜!」みたいなヤな感じなん。 さてさて、これからナミさん、イルカのおばさんたちとも仲良くパフォーマンスをやっていけるのでしょうか? ますます目が離せない、名古屋港水族館ですぞ。 ところで、ナミの一般公開は、夏休みからにすべく努力中とのことでした。 トレーニングも、あの気分屋だったナミが、とても素直に積極的にやっているらしいので、夏休みに会える可能性はかなり高いのではないかな〜と、カンチョの勝手予測です。 で、実のところを言うとね今でも、イルカプール越しに姿を見ることができるよ〜w。 ●名古屋港水族館の、これまでの記事と写真はコチラ ⇒名古屋港水族館記事リスト |
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長らくお待たせしました〜。 北海道ネタの第一弾ですよ〜。 おたる水族館、海獣公園。 右から、お父ちゃんウチオ、お母ちゃんウーリャ、赤ちゃんセイウチのツララちゃん。 この可愛い絵を描いたのは、おたる水族館の獣医さん。 獣医さん自身も、トドを可愛く描いたらこーなった…みたいな人ですw。 さて、まいったねえ…。 おたる水族館のセイウチの赤ちゃん、ツララちゃんにはイチコロですよ〜。 『おっちゃん、こんちは〜!』 いきなりや! いきなり、この姿や! おっちゃん、いやカンチョは、このいきなり水中から攻撃で、イチコロにやられた。。。 なんなんすか? その絵に描いたような可愛い姿。 ボクはホントは、クラカケアザラシのいい写真を持ってなかったので、講演の前に、とにかくクラカケのところへ!と思っていたのですよ。 で、セイウチのプールは後回しな気持ちで前を通ったら……、これやもんな〜。 『おばちゃんも、こんにちは〜』 相棒、おばちゃんよばわりされても、ニコニコ。 っていうかツララちゃん、その計算し尽くしたような上目遣い、やめなさい! 子どもの頃からそんなことしてたら、大きくなってイケナイ女の子になりますよ! といいつつ、すでにカンチョ、ヘロヘロですわ。 セイウチは好きなんやけどね、各地のセイウチ写真はいっぱいあるし。 それよりも、やっぱり、おたる水族館でしか会えないクラカケアザラシでしょ。 と思いながらも、離れがたい。 結局、ツララちゃんがどっかに行ってしまうまで、ずっとそこに居たのでした。 さてやっとクラカケアザラシにたどり着いて、撮りやすい場所を探して、ようやく数枚撮り始めたその時。 「中村さん、セイウチの食事タイムが始まります。中へ入ってもらえますから」と声が掛かったわけ。 ええっ!中へ? ツララちゃんと間近に? イチコロノックアウトされてしまってるボクは、ふらふらと再びセイウチプールへ…。 『ジィィ〜。 あれ? おっちゃん、さっき前にいた人やな〜』 アカン、また、この目や。 そして、この小さく閉じた前足。 どこで、そんな子どもタレントみたいな仕草、覚えてきたんや〜! ダメです。再びイチコロですわ。 イチコロハートで、ツララちゃんを撮ってたら、 潜水馬鹿くんのマイクが、「今、ツララちゃんの写真を撮っているのは、本日講演をしていただく、カリス……」 ゲゲッ! おでのことかよ! そういや、プールの前にいっぱいお客さんがいるの忘れてた。 うわっ!ちょっと待て! 潜水馬鹿の奴、また、水族館プロデューサーに、カリスマ付けたぞ! めちゃ恥ずかしいやん。 でも、しょうがないから、立ち上がって妙に中途半端なおじぎしてみたりして……。 するとツララちゃん。 『へ〜、おっちゃん、カリスマなん? そんなんやったら、チューしたろかチュー。』 デデデデデ…と近寄ってきて。 『チュー』 ドスン ツララちゃん、それは、チューちごて、ドスンです。 しかもそこ、カメラ。 ブレブレになったやん。 レンズには、ツララちゃんのヒゲの跡が、点々と可愛く残っていましたw。 さて、講演。 これは、聴衆のみなさんがとても熱心な方々だったおかげで、 いやそれは、そんな熱心な方々を育てた、おたる水族館のみなさんのおかげだとも言えるのだろうけど。 とても気持ちよく楽しくお話しできました。 もちろん、超水族館ナイトでお酒飲みながら話してるのとはまた違う、1時間半ずっと大まじめな講演だったのですぞ! カリスマやし…(^^; 恥ずかし……。 ●おたる水族館の、これまでの記事と写真はコチラ ⇒北海道の水族館記事リスト |


